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レッドハッカソンとMashupAwards

この記事は、「MashupAwardsヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2018」5日目のエントリーです。

※写真は一部TwitterやFacebookの投稿から使用してますので、ご了承ください。

2018年12月1日、僕はYouTubeでMashup Awardsのセカンドステージの中継を見ていた。

広島のハッカソン「レッドハッカソン」の優勝チームが出るからだ。

 Pic

4年前に遡る。

2014年(4年前)

オープンイノベーションという言葉が流行りだした頃、広島県はいち早くハッカソンを開催した。

名前は、広島といえばレッドじゃろーということで「レッドハッカソン」に決まったと思われる。

冷静に考えたら、よくわからない名称だけど、定着した今考えると、「レッドハッカソン」という固有名詞に誇りを持ってる。やっぱ、広島ハッカソンよりも「レッドハッカソン」じゃろー。

2016年(2年前)

IMG 2231

レッドハッカソンはMashupAwardsの予選をかねるようになった。

優勝チームは、MashupAwardsのセカンドステージ(準決勝)に進むことができる。

僕はこの時初めてハッカソンに参加したが、全く歯がたたなかった。

優勝チームのプロダクトを見て、「凄いなー」「わずか2日間でよくぞここまでできるもんだ」と多いに感心した。

しかし、そんな優勝チームの作品でさえ、MashupAwardの決勝には進出できなかった。

個人的にもMashupAwardsに応募したけど、予選突破には至らなかった。

しかし、この時の体験がその後の自分を大きく変えたと思う。

これ以降、僕はいろんなことにオープンに挑戦するようになった。

社会人になって20数年間ずっと同じ会社に勤務し、外界を知らずモノカルチャーで生きていた僕にとって、オープンイノベーションはあまりにも眩しく、居心地がよく、精神を解放することができた。もしかしたらこちらの世界が僕の居場所なのかなと。

2017年(1年前)

全員写真

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この時から運営側として参加。それもファシリテーターとして。

レッドハッカソンのファシリテーターはずっと外部の専門の人がされていたけど、ファシリテーターは地元の人間がした方がいいだろうということで、なぜか僕がファシリテーターになった。

今までずっと普通のサラリーマンだったのに、変態ばかりのMashupAwards関連の人たちとうまくやっていけるだろうかとても不安だったけど、いざ当日はとても楽しくて、とても貴重な経験になった。

優勝者のプロダクトは、圧倒的だった。魔法だと思った。

今回こそは、MashupAwardsのファイナルに進めると思ったけど、無情にもセカンドステージで敗戦した。

僕は、Mashup Battleというプレゼン大会の大阪予選に出場し、あと1票の差で、セカンドステージ進出を逃した。

この時は、ファイナルを見に行った。

そこで、半端ないレベルに僕は超絶に打ちのめされた。

まさに、プログラミングという名のフォースを操るジェダイの騎士が勢ぞろいしていた。

僕もずっとジェダイになりたいと憧れていたが、本物のジェダイを目の当たりにすると、到底叶わない絶望と同時にワクワクする自分もいた。いつかジェダイになりたいという目標ができた。

人間は、見たことないものには想像が及ばないが、MashupAwardsのファイナルを見たことで、ファイナリストの水準のようなものが見えたのが収穫だった。

と同時に、僕みたいなオッサン(当時47歳)なんかではなく、この光景、このワクワク感、水準を肌感覚で若い世代に知ってもらいたいと思った。

サッカー日本代表は、ワールドカップに出場するようになってから、常に世界を意識するようになりレベルが格段に向上した。

だからこそ、僕なんかより若い世代にファイナルを実際に見てもらいたいと思った。

2018年

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今年もファシリテーターだった。

優勝チームからは大学生2名がセカンドステージに行くことになった。

レッドハッカソンがMashupAwardsの予選になって初めて大学生がセカンドステージに行くことになった。

素直に嬉しかった。

昨年僕が感じたことを、彼らにも体感してもらいたかった。

そして、

2018年12月1日、

広島の自宅で、MashupAwardsのセカンドステージのYoutube中継を見た。

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とても感慨深かった。

広島の若者が、東京で、全国からの選りすぐりの凄まじいエンジニアたちとガチに戦う姿。

この光景が見たくて、レッドハッカソンに関わってきたのだと思う。

今年も残念ながら賞は取れなかった。

でも、今年は広島の未来にとって、意味のある敗戦だったと思う。

他のチームの作品を見て、いろいろ思うこと、刺激があったと思う。

僕もMA決勝のヤバさは知ってる。

そのヤバさを感じてくれるだけでいい。

と、一人で勝手に盛り上がってきたけど、よく考えたら、これって彼らにとってはどうでもいいことで、単なる僕の独りよがりな妄想かもしれない。老害になりそうなので、この話題はこれまで。

あ、そうそう、

2日目MashupAwardsFESTAでレッドハッカソンがドバーンと出たのも感慨深かった。

これは、TMCNのLTのセッションの一部で、特別に機会をいただいた。

TMCNのみなさまに感謝!!

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じゃあ、偉そうなことを言ってる僕は昨年以来どうだったかと言うと、

昨年、MAの決勝をみて、スターウォーズのスピンオフ映画「ローグ・ワン」になぞってこんなブログを書いた。

その最後で僕はこう締めた。

誰もがジェダイにはなれない。

でも誰もがジェダイになる必要はない。

これからは、多くの名もなきメイカーズの時代になる。

名もなきオッサンの旅は始まったばかりだ。

今年、名もなきオッサンは色々挑戦した。

MUFG Fintech Challenge (書類選考落ち)

SPAJAM福岡予選(優秀賞)

StartupWeekend深圳(賞なし)

伊那アイデアソン(優秀賞)

LINE BOOT AWARDS(予選落ち)

MashupAwardには3作品応募したが、全て予選落ちだった。

来年こそは、セカンドステージに進みたい。

ハッカソン以外では、今年はメイカー活動もした。

MakerFaire東京出展

つくればフェス出展

MakerFaire台北出展

NT加賀出展

中でも、レッドハッカソンの参加者と一緒にMakerFair台北に出展したことが思い出深い。

その1人は大学生だった。

彼も他の出展者から大きな刺激を受けていた。

台北では、NT加賀の主催者と知り合って、あれよあれよと言う間にNT広島をすることになった。

そして、レッドハッカソンに関わったメンバーを中心に協力してくれるようになった。

NT広島を企画し出してからは、今まででは知り合うようなことのなかった方からも声をかけてもらえるようになった。

NT広島についての詳細は以下のリンクから(出展者、スポンサー募集中)

http://j.nicotech.jp/nthiroshima2019

このように、

Mashup Awardが繋いでくれた縁が他のコミュニティとMashupして行く。

Mashup Awardで賞をとったことはないけど、普通のサラリーマンだった僕の人生をMashupし続けている。

もちろん、僕以外多くの人間の人生をMashupし続けている。

次はどんなMashupに会えるだろうか。

前向きに行動し続ける限り、次もきっと素晴らしいMashupに違いない。

次回は、MA 2019のセカンドステージでライバルとしてお会いできたらこれ以上いうことはないです。

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