「認知症フレンドリーテックハッカソン」に参加したよ

主催者の方に誘われて、9月24日、25日と福岡で開催された「認知症フレンドリーテックハッカソン」にオンラインで参加しました。
この前の週も福岡で開催されたハッカソン「PLATEAU Hack Challenge 2022」に参加しました。
どれだけハッカソン好きかと思われるでしょうけど、両方とも主催者の方に誘われました。
誘われるうちが花なので、他に予定がない限りはなるべくお誘いを受けることにしてます。

connpass

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認知症フレンドリーテック 第一回ハッカソン (2022/09/24 10:00〜)

https://dementia-friendly-tech.connpass.com/event/255954/

# 概要 ## 認知症フレンドリー✖️テクノロジー 「認知症の人が、高い意欲を持ち、自信を持って、意義のある活動に参加、貢献できると感じられるようなコミュニティ」のことを認知症フレンドリーコミュニティと言います。 福岡市は、2018年に認知症フレンドリーシティ宣言を行いました。 また、福岡市では複数の企業をはじめ産学官民で連携して認知症フレンドリーコミュニティを作るためのコンソーシアムとして福岡オレンジパートナーズが設立されています。 認知症は暮らしの障害がその本質であり、暮らしのさまざまな場面について...

今回のテーマである「認知症」は、まったくの門外漢なので、たくさん勉強になりました。

広島市中区にあるイノベーション施設Campsからオンラインで参加してる様子。

アイデア出し、チームビルディングは、miroを活用してました。
これは参考になりました。自分がハッカソンやアイデアソンを主催するときは使ってみようかな。

チームビルディングが終わり、開発に入ります。

miro、 Discord、Zoomを駆使して協業。

リアルで会わなくてもなんとかなります。

日ごろ認知症に取り組んでる市の職員や医療関係者がエンジニアとまざっていっしょに課題に向かってプロダクトを作るという、課題解決型ハッカソンの理想的な時間が過ぎていきました。

２日間が終わり、発表会。
我々のチームのプロダクトは、こちら

ProtoPedia

みんなで備える互助アプリ「なかまのなかま」 | ProtoPedia

https://protopedia.net/prototype/3380

認知症になってからではなく、少しでも早く地域とのつながりをつくれるようにしたい。「生きがい・役割づくり」と「備え」に着目して、「地域の出会い直し」と「互助の関係」を支える情報の提供と発信を行うアプリ。

福岡県中間市の生活支援コーディネーターの方が持ってる課題を解決するためのプロダクト。
認知症になる前に、地域とのつながりを「生きがい・役割づくり」と「備え」に着目して、「地域の出会い直し」と「互助の関係」を支える情報の提供と発信を行うアプリです。

発表動画

残念ながら、賞をとることはできませんでした。

後日

ハッカソンの主催者のオススメもあり、エンジニアフレンドシティ福岡コンテストとヒーローズリーグに応募したところ、いろいろと賞をいただきました。

とはいえ私はハッカソンの当日だけで、賞を取れたのは、ハッカソンの後もブラッシュアップを続けてチームメイトのおかげですが。

まず、
エンジニアフレンドシティ福岡開発コンテスト「Engineer Driven Day」の

Progate 賞
https://efc.fukuoka.jp/edd2022/award

そして、国内最大級の開発コンテスト「ヒーローズリーグ」では、
LINE API賞とenebular賞の2冠！！

そしてそして、
なんと表彰状が中間市の市長室に飾られることになりました。

地域資源の情報を共有するため開発中の「みんなで備える互助アプリ なかまのなかま」が複数の賞を受賞したということで介護保険課より報告がありました❗️地域活動は住民主体のまちづくりに繋がり地域資源は中間市の財産となります🌟そして地域共生社会が実現するのです😊#ヒーローズリーグ#LINE pic.twitter.com/NlFHAtuvZI

— 福田 健次（福岡県中間市長） (@fukuda_nakama)

December 19, 2022

このように、課題を持った誰かのために、何かを作って、それが広がる様子は、とても素晴らしいことです。

最後に、福岡市の素晴らしいところについて雑感。

福岡市は「エンジニアフレンドリーシティ」を宣言してます。
しょっちゅうハッカソンやエンジニア向けのコンテストをやっています。
とてもエンジニア（作れる人）を大切にしてるなあって強く感じました。

たとえどんなにアイデアがあって綺麗なパワポを作ったところで、作れないと意味がありません。

「作れる人」を大切にする福岡市がイノベーションにおいて他の中核都市より抜きん出てるのは、そんなところのような気がしました。