*

Tatsuyaのベスト映画2013

公開日: : 最終更新日:2015/11/14 映画感想文 ,

今年を振り返る自己満足企画第3弾。
今度は映画編です。
今年は14本の映画を劇場で観ました。

レ・ミゼラブル
アルゴ
テッド
ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日
ゼロ・ダーク・サーティ
遺体 明日への十日間
ジャンゴ 繋がれざる者
愛、アムール
リンカーン
天使の分け前
風立ちぬ
マン・オブ・スティール
スティーブ・ジョブズ
キャプテン・フィリップス

さて、この中から、ベスト3を発表します。
じゃじゃーん!


1位:愛、アムール
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4865626

本作で2作連続のカンヌのパルムドールを受賞したミヒャエル・ハネケ監督の手腕が映像の隅々まで冴え渡ります。とてもシンプルなんだけど、無駄な説明が一切無く、映像と音で、場面の状況、登場人物の心理状態を描写します。
まさに映画とはこう撮るんだという最高のお手本がここにあります。
話の内容は、認知症の妻を介護する夫という設定なので、観るのがとても辛く悲しいです。
観賞後も、老いること、人を愛するということを、ずっと考え込んでしまいます。


2位:ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4744468

トラと太平洋を漂流するというなんとも奇妙な設定の映画ですが、今まで見たこともないような美しい映像に息を飲みます。
原作未読な私には、いったい何が言いたい映画なんだろう?と首を傾げましたが、映画鑑賞後トラの名前の由来が分かったとたん、すべての謎が解けました。
リチャード・パーカー
恐るべし。。。


3位:風立ちぬ
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=5034896

もはや何の説明も不要でしょう。
日本人の定番の宮崎駿映画の最後の作品。
「モノ作り大国」の地位は過去のものになった我が国ですが、本作は宮崎監督から日本中のエンジニアに対するリスペクトを表した作品なのだと私はとらえました。
きっと、新しい技術を追求すること、夢を追求することの素晴らしさ、ワクワク感を思い出すことでしょう。


他にもたくさん観たい映画はあったのですが、多忙のため今年はたった14本しか観れませんでした。
もっとスキマ時間を有効に使って映画を観ようと思います。
来年も良い映画に出会えますように。

ちなみに、過去のTatusya’s ベスト映画は、
2012年
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4691538
1位:ドラゴン・タトゥーの女
2位:ヒミズ
3位:桐島、部活やめるってよ
2011年
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4078831
1位:ソーシャル・ネットワーク
2位:ブラック・スワン
3位:127時間
2010年

http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=3393728

1位:アバター
2位:ヒックとドラゴン
3位:オーケストラ!

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

全ての夢追い人への応援歌『ラ・ラ・ランド』

            惜しくもアカデミー賞作品賞を逃したけど、あらゆる賞を席巻した話題の映画『ラ・

記事を読む

映画『ザ・クリエイター/創造者』を観て

    『ザ・クリエイター/創造者』を観た。 30年後の未来を舞台にしたこの映画は、AIを敵視する

記事を読む

人間の感覚を失う恐怖〜「サウルの息子」を観て

              numb 発音nʌ'm   (形容詞)麻痺している、感覚を失った    

記事を読む

no image

インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実

資本主義の焼け野原を見てきました。 ちょっと前の日経ヴェリタスで紹介されてた アカデミー賞長編ドキュ

記事を読む

真実の愛とは、永遠に続く辛い人生を共有すること 〜『イット・フォローズ』を観て

          『イット・フォローズ』という映画を観た。   題名通り、「それ」がつけてくる。

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

生成AIで作ったキャラクターをLive2Dで加工しUnityで動かす(まばたき、話す)

  ChatGPT(DALL-E3)で作ったキャラクターをもとに、Ch

24時間のトランジットならビザなしで中国に入国できる(上海浦東空港での体験)

中国での入国を伴うトランジットについて、私は事前にググりまくって情報を

『東京都同情塔』を読んで

ChatGPTを活用して作ったという芥川賞受賞作「東京都同情塔」を読了

『ボーはおそれている』を観て

    3月1日の映画の日はミッドサマーの監督の最新作を鑑賞(ミッド

生成AIを使ったテレビニュース風の動画の作り方(HeyGen + Canva)

  イベントの宣伝用にこんな動画を作りました。   誰でも簡単に作れ

→もっと見る

    • 1678471総閲覧数:
    • 54今日の閲覧数:
    • 717昨日の閲覧数:
    • 5現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑