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NASA(アメリカ航空宇宙局)のオープンデータを使ってみた(その2:ランドサットの写真をGoogleのビッグデータ解析サービスBigQueryで検索)


この月末にNASAのオープンデータを使ったハッカソン「NASA Space Apps Challenge」に参加する予定ですが、おそらくガチなエンジニアばかりが参加されると思い、めちゃくちゃ不安なので、慌ててNASAのオープンデータを利用したアプリ開発などの情報を漁ってる最中のTatsuyaです。

というわけで、今回は「NASA(アメリカ航空宇宙局)のオープンデータを使ってみた」シリーズの2回目です。

前回のブログはこちら



では、本題に入ります。 

昨日、私はGoogleのビッグデータ解析サービスBigQueryのことを学びました。

こちらのブログご参照。

 

早速それがNASAのオープンデータの分析に使えるかどうか、いろいろググってみました。

その結果、人工衛星ランドサットの画像データがBigQueryにオープンデータとしてデフォルトで使えるということを発見しました。

 

ランドサットとは(wikipediaより)

アメリカ航空宇宙局 (NASA) などが打ち上げている人工衛星である。種類としては、地球観測衛星にあたる。複数の波長における光学観測により、地球環境を観測することを目的としている。1972年に1号機が打ち上げられて以来、8号機まで打ち上げられており、非常に多くの画像を撮影してきた。それらの画像は、一般科学のみならず、農業や都市計画、安全保障分野にまで活用されている。

 

 

凄いですね。

こんな凄いビッグデータを世界中の誰もが無料で使うことができるのです。

 

 

 Landsat 6

 

 

さて、実際に見てみましょう。

 

 

BigQueryにアクセスします。

https://bigquery.cloud.google.com/

(Google Cloud Platformのアカウントを持ってない人は、登録して下さい)

 

 1

 

左側の「パブリックデータ」というところをごらんください。

デフォルトで、いろいろなビッグデータが公開されています。

 

ゲノム情報、

ベースボール、

そして、今回のお目当てのランドサットなどの人工衛星が撮影した画像

 

もちろん、自分が保有しているビッグデータをここに放り込むことも可能です。

 

これらのデータは、SQLで自由自在に解析できます。

SQLは、企業のマーケティング担当、データ分析の方にはお馴染みですね。

 

さて、ランドサットのデータをSQL文で調べてみましょう。

 

まずは、小手調に何件あるか調べてみましょう。

以下のSQL文を入力してください。

 

結果:

6,365,892件

 

600万件!!!

ヒョエー!

凄い量のデータです。

 

 

 

次に、私の住んでる広島県上空の画像を検索してみます。

緯度が34度から35度の間で、経度が132度から133度でランドサットが撮影した画像を検索します。

 

こんなSQL文です。

 

なお、このSQLはこちらのサイトをほぼ丸うつし

https://adtech.cyberagent.io/techblog/archives/1446

 

 

600万行もあるデータのフルスキャンですが、

わずか2.6秒で結果が出ました。

 

1142件

 

画像データはその保存場所がBASE_URLというカラムにグーグルのストレージの場所が記載されています。

 

(画像:SQLの結果)

 2

 

 

ランドサットの画像データは、このストレージにあります。

https://console.cloud.google.com/storage/browser/gcp-public-data-landsat/


ここから、BASE_URLカラムに記載の通りに、どんどん深い階層へ行くと、目的の写真にたどり着きます。



で、ダウンロードして写真を見ましょう。

 

ん?あれっ?

大分県上空だとかすかにわかるけど、真っ暗だ。

 

 LC08 2FPRE 2F112 2F037 2FLC81120372016080LGN00 2FLC81120372016080LGN00 B10

 

 

なぜだろう?

 

いろいろググって調べると、

実は、ランドサットの写真は通常の写真とは全く異なり、1つの対象につき可視光線の波長別に5画像、近赤外線の波長別に4画像、熱赤外線の波長別に2画像、合計11画像あり、それをArcMapなどの特別なソフトで解析し、色を調整しなければいけないそうです。

 

確かに、画像が収録されているフォルダをよく見ると、同じフォルダに11個の画像データがありますね。

 

17 04 16 23 03 36

 

そういうことだったんだ。


うーん。


これ以上は、普通の個人のおっさんが、手に負えることではないということが分かりました。

 

 

とりあえず、今日はここまで。

 

 

 

それにしても、繰り返しますが、こんなデータが世界中の誰もが利用できることに驚くとともに、一企業の利益を超えて人類全体に貢献しようとするグーグルという会社の素晴らしさを改めて感じた次第です。

 

 

ではでは。

 

 

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