*

iTunes時代の音楽ビジネス

公開日: : 音楽


今日のブログも音楽ネタ。
クーリエ・ジャポン9月号の記事
「iTunes時代の音楽ビジネス」
とても興味深い記事だったので、備忘録としてメモメモ。

iTunes以降の音楽ビジネスは急速に変わってます。
いつでもどこでもダウンロードでき、CDは売れなくなり、
レコード会社の存在意義はなくなり、もはや音楽は死んだという人もいるほど。
しかし、それは供給サイドの見方であって、
音楽に対する需要は減っていない。
ルールが変わっただけ。
そういった最新の音楽ビジネス状況を以下に抜粋

■クラウド・ミュージック
 
 個人のコンピューターに音楽を保存する時代から、
 ネット上のジュークボックスにアクセスする時代へ。
 
 その代表格が、
 スウェーデンの「Spotify」(本社はイギリス)
 すでに楽曲は800万曲
 
 イギリス、フランス、スウェーデンなどヨーロッパの7カ国でサービス提供
 ネット上の曲を無制限に再生できる。
(月額制、無料の場合は数曲おきに広告が入る)
 
 ユーザーが曲を選んで買う時代は終わった。
 これからは音楽カタログ権を買う時代になる。
 (Spotify CEO ダニエル・エック)

私はここ1,2年はCDを買ってません。全部i-Tunesで購入してますね。
私のライブラリは1万曲を超えました。
いつハードディスクがぶっ壊れるか心配です。
でもバックアップって結構面倒だし・・・
だから、クラウド化大賛成です。
音楽は所有するものだって?
自宅のハードディスクにあるのと、どっか別の場所のサーバーにあるのことに、何の違いがあるの?

■アーティスト
 ブラック・アイド・ピーズ(BEP)のリーダーのウィル・アイ・アムはパワポでBEPのコンセプトをまとめたプレゼン資料で自ら企業に売り込んでいる。
  
 「 俺たちは1つのブランドなんだ。
   ブランドには色からフォントにいたるまで、
   すべてが定型化された「プレゼン資料」が存在する。
   それを使って、俺たちと組めばこんなにメリットがある、
   と企業に説明するんだ。 」
 かつては、ポップミュージックは「反抗」の代名詞であり、アーティストが大企業と親密な関係になるなど、ありえなかった。
 企業にとってはリスクが大きすぎたし、ファンの目には裏切り行為と映るものだったからだ。
 だが現在の音楽業界では、企業とタイアップしていない大物アーチストを探すほうが難しい。
あの反体制的なパール・ジャムでさえ、大手ディスカウントチェーンと独占契約を結んだ。
 
 YouTubeで2億4000万回も再生されたレディー・ガガのシングル「バッド・ロマンス」には、メネロフのウォッカや任天堂のWiiやバーバリーなどが大胆に出てくる。 

 一方、レーベルはアルバムのプロモーションにために新しいメディアを使い始めている。
 たとえば、EMI
 ゴリラズの「プラスティック・ビーチ」は収録曲を聴くだけでなく、アルバムにあるアクセスコードで、ゲームやマンガ、ライブ音源にアクセスできるという仕掛けがある。
 そして、ブルースウィルス起用のプロモーションPVをYouTube上で公開。
 
 またゲームソフト「ザ・ビートルズ・ロックバンド」により、ゲームとタイアップしたことにより、ビートルズのアルバムが4か月で1000万枚売り上げた。

あのパール・ジャムが商業主義の軍門に下るとは衝撃的です。
あのエディ・ヴェダーがですよ。
音楽に世界を変える大役を任すのはドダイ無理だったのかも。
ジョンレノンが死んで反体制的なロックは終わったのだから。
何をいまさら。って言われるかもね。
そうはいっても、絶望はありません。逆に希望に満ち溢れてると思う。
企業の経営者の意識はだいぶ変わっているはずです。
だって、ビートルズ以降、ウッドストック、パンク、グランジを経験している経営者ばかりでしょう。
そして、利益オンリーじゃなく社会の問題を解決することも企業の使命になってきたこれからの社会には、ポップミュージックにとって企業は良き理解者・良い相棒になるに違いないからです。

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

no image

ジョンレノンとFacebookとWikiLeaksと麦わらの一味

今日はジョン・レノン30回忌。 だから、イマジンを聴こう。 歌詞の一部を抜粋 Imagine

記事を読む

レディオヘッドに学ぶ投資入門

ブルームバーグに面白い記事がありました。 90年代、2000年代のイギリスを代表するロックバンド「

記事を読む

no image

ジェイミーカラムな日

今から4年前の今日、2006年12月4日は、今の妻と初デートした日です。 (アニバーサリー男ではあり

記事を読む

サマソニ2015参戦します!

今年は4年ぶりにサマソニに参戦します! 8月16日大阪です。 お目当は、 ケミカルブラザー

記事を読む

2010年マイベストソング(今年よく聴いた曲)

今年もあとわずか、 さきほどまで、マイベスト本、マイベスト映画と立て続けに発表しましたが、 次は

記事を読む

ad

Comment

  1. zhulin より:

    始めまして。
    ここに辿り着くのは、一つの不思議な「絆」があります~それはUNIQLOCKです。
    簡単に自己紹介をさせていただきたいですが、私は北海道大学院国際広報メディア専攻・修士課程の学生です。UNIQLOCKがもたらした効果に対して非常に興味を持って、今現在これを中心に卒業論文の作成中です。
    というわけで、UNIQLOCKを使っている、或いは貼り付けたことがあるアナタの力を借りたいです、この「絆」の力を借りたいです。よろしければ、このリンク先に、アンケート票を書いていただけませんか。http://www.my3q.com/survey/336/yukatata/7342.phtml
    本アンケート調査は、私の修士論文作成のためにデータを用い、それ以外の使用はいたしません。データに関する分析や調査結果の発表など、すべてブログでhttp://ameblo.jp/zhulin74223/ 公表します。もちろんWORLD・UNIQLOCKにもリンクされています~
    なお、何かご不明なところがありましたら、ブログまでお尋ねしてください。
    ご協力お願いいたします。

  2. いつも参考にしております。
    また遊びにきます。
    ありがとうございます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

2025年Tatsuya’s Blog 年間アクセスランキング

2025年最後のブログは、毎年恒例の 「Tatsuya’s blog

Tatsuyaの2025年劇場映画ベスト3

  今年を振り返る自己満足企画「個人的映画ベスト3」です。 2010

『羅小黒戦記2』を観た

2025年12月28日 今はネットでいつでもたくさん映画を観ることがで

アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ』を観た。

2025年12月28日アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ

『ズートピア2』を観た。

『ズートピア2』を観た。前作と同じく道徳の押し付けではなく楽しみながら

→もっと見る

PAGE TOP ↑