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加速する肥満

公開日: :

体重が増えると、人間は体重計に乗らなくなる。
~ トーマス・フリードマン (「グリーン革命」より)

最近、会う人会う人に太ったと言われ、
体重計に乗るのが怖かったけど、乗ってみた。
ひえー
体重  77.3kg
体脂肪 25.4%
2年前に比べ、5kgも増えてる。
それに体年齢が45歳!?
40歳なのに。。。


さすがにこれはまずい 
ということで、今日はこの本を紹介します。
ツイ友であり英語学習のメンターでもあるHALさんがブログやツイッターで紹介されてたので読んだ本です。
HALさんのブログ
http://thewisdomofcrowds-jp.com/2010/09/05/sr003/
加速する肥満 なぜ太ってはダメなのか
加速する肥満 なぜ太ってはダメなのか

うわー、すごい題名。
これはダイエットの方法の本ではありません。
肥満について科学的、心理学的に考察する本です。
えてしてこういう本って、自然に帰ろうみたいなスピリテュアルな怪しい臭いがすることがあるけど、本書は大丈夫だと思います。

著者は言う。
「肥満の人も薬物乱用者なのだ」
なんという衝撃的な言葉なんだ。
中毒とは、ヘロインやニコチンや濃縮された砂糖などを繰り返し使用することにより、その物質の血中濃度が下がると禁断症状をおぼえるという獲得反応のことだ。
しかも中毒を生じさせる可能性のある物質にであうと、人の心は強く引きつけられる。
つまり、食べ物はドラックと同じなのだ。
旬な話題なのでこんなジョークを

「ビンラディンさん、あなたの目標はなんですか?たくさんのアメリカ人を殺すことですか?」
「そうではない。もしそれが目的なら、マクドナルドのフランチャイズを展開させるね」

ファーストフード店を攻めてはいけない。
なぜなら、それを選択しているのは我々だからだ。
ファーストフード店は私たちを死へ向かわせているのではなく、たくさん儲けようとしているだけ。
健康なメニューを作っても売れないし。
だから、ファーストフード店のせいにしてはいけない。
ポルノビデオを観るのと同じで、ハンバーガーのことを「フード・ポルノ」と呼ぶ団体もいる。

ほかにも、いろいろと興味深いことが述べてあるが、
一番興味深かったのが、テレビについて述べた章。
肥満の人が、運動しない理由で一番多くあげたのは
「時間がない」
おかしいなあ。
先進国の大人のテレビの平均視聴時間は1日3時間。
時間あるじゃん。

テレビは別名「愚か者の箱」と言われる。
テレビの害は数え知れず。
その一部を抜粋

・家庭内にテレビの音がずっと聞こえていると、子どもの「内言」の発達が阻害される。
 子どもは内言を通じて問題について考えたり計画を立てたりすることを学ぶ。
・週40時間テレビを観る男性は、週2時間以下の男性に比べて糖尿病になる確率が2倍高い。
・テレビの視聴時間が1日あたり2時間増えるごとに、肥満率は23%増える。

などなど
こういう統計データって、テレビは悪だと思ってる人が集めたデータだから、バイアスがかかってるかもしれないけど、この趣旨に反対する人はいないでしょう。
じゃあ、いい番組ならいいの?
でも、テレビなら30分かかるところを、本なら5分で済むだろう。
時間の無駄。

ちょっと、肥満の話題からそれたけど、
最後に
どこの動物園にもこんな看板がありますよね。
「動物にエサをあげてはいけません」
エサをあげなければ、ポテトチップスのことなんか考えずに、喜んで草を食べることでしょう。

自らを諌めたい。
自分は麻薬中毒患者と同じなのだと。

てなわけで、
さっそくダイエットクラブというSNSに入会
http://dietclub.jp/
このブログの右側にそこで作られる私の体重のグラフを載せることにしました。
毎日体重を量り、みんなに晒すことで減量の意識付けになるように。
そして決意します!
週2回はジムに行くぞ!

PS.雑学
そもそも人間が肥満に悩みだしたのは、農業革命のせいらしい。
ピューリッツァー賞作家である歴史家ジャレド・ダイアモンドいわく
「農業の誕生とともに、われわれ人間が苦しめる社会的および男女間の大きな不平等、病気、独裁政治が生まれた」
関係ないけど、ジャレド・ダイヤモンドの『文明崩壊』はおすすめ。
(このエントリー参照)
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2349852
まあ、こんなこと今さら言っても始まらないが、著者は基本は先史時代のライフスタイルこそが理想だという。

PS.
最後の最後に
私と同じように、スポーツジムをサボりがちな方に、
このミュージックビデオを捧げます。
シカゴ出身のロックバンド 「OK GO」 の 「Here It Goes Again」 です。
ランニングマシンを駆使したアイデア抜群のビデオです。
(2006年度のグラミー賞最優秀短編ミュージックビデオ賞受賞作)

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