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サマソニ2011大阪(2日目)

公開日: : 最終更新日:2016/11/12 サマソニ, ライブ , ,

昨日のサマソニ2011大阪2日目の日記です。
今年で6回目の参戦。
いい歳した中年夫婦が若者に混じってハッスルしてきました。

初日の疲れは1晩寝るとだいぶ回復。
初日無駄な体力を消耗した反省を踏まえ、
本日はお目当てのバンド以外は座って観戦することにする。
それと、ペース配分をよく考えて水を飲むことにした。
さあ、出撃だ!

では、ライブレポート

YUI
なんだかサマソニっていうより学園祭って感じ。
ファミリー層多し。
ごめん、とくに感想なし。

Perfume
わが広島が誇るスーパーアイドル!
よくぞ、ここまでビッグになりました!
広島のおじさん代表として素直に嬉しいです。
それにしても、すごい数の観客。
昨日のレッチリや過去のヘッドライナーたちに匹敵するほどの数でした。
そして明らかに客層がサマソニではない。
ヲタ率高し。(そういう私も?)
「3人揃ってパフュームです」
ってセリフが聞けただけでも冥土の土産に十分です。
オレンジの衣装がとてもカワイくて、
燃えるはずのサマソニで不覚にも初めて萌えてしまいました。

THE TING TINGS
ボーカルのケイティ嬢のナマ足を堪能。
ヒット曲も堪能できて楽しい。
ラスト2曲目はケミカル・ブラザーズを思わすような爆音のテクノロック。
ポップな曲だけじゃなく、こんなカッコイイ曲もあるんだ。
この会場中を包むグルーブに圧倒された。

木村カエラ
すげー、カワイイ!
一挙手一投足、存在自体が全てがカワイイ!
ラストの Magic Music には、心がときめきまくり。
会場中が幸福感につつまれた。
5年前サマソニに行くとき友達に「日本人では誰が出演するん?」と聞かれて
木村カエラだよって答えても「誰それ」だったのが、いまや日本を代表する女性アーティストになりました。
嬉しいかぎりです。

なんだか今日はいつものサマソニではない。
セットストックとかのJ-POPイベントのようだ。
といっても、いよいよここからが、ホンモノが続々と登場する。
ここからが真剣勝負の始まり。
ここからのために体力を温存してきたのだ。

木村カエラでホノボノとした空気の中、
本日一番デインジャーなバンドが登場。
観客もデインジャーなのが続々集結してきた。
前の方ではモッシュ、ダイブなどで殺されるので、
まきこまれない程度の位置でスタンバイ。

KORN
Voのジョナサンの存在感は圧倒的だ。
キルトスカートのいでたちで、ギーガーデザインの独特のマイクスタンドを持ちながらのヘッドバンキング。
爆音、轟音、重低音が、心の奥深く、脳髄の奥深くにとどろきまくり。
へヴィロックの快感はこうところにあるんだと知った。
CDではわからない。ライブだからこそのこの快感。
41歳のおっさんにも響く。
世のお父さん方よ、ライブを見れば、息子がヘヴィロックを聴く気持ちを理解できるぞ。
体中を駆け巡る重低音、ヘッドバンキングの快感をライブで体感すれば。

BEADY EYE
これで私の人生で3回目の生リアムだけど、
毎度毎度リアムはチョー、カッコイー!
やっぱ、存在感が他とは違う。
圧倒的。
別次元。
今までのバンドがすべて消し飛んでしまう。
「ハロー、オオサカ」「アリガトウ」
などとは決して言わない。
観客には決して媚びない。
もくもくと粛々と演るだけ。
大きなアクションもせず、ただただ、会場を見下ろして歌う。
この会場は完全にリアムに支配された。
天上天下唯我独尊とはリアムのための言葉。
いまだにオアシスのファースト、セカンドを超えられないと、ファンやマスコミに都度Disられるけど、別にいいじゃん、毎回ワンパターンでも。
リアムがいればそれだけで。。。
それにしても、このクソ暑いのに、モッズコートをずっと着てたリアムに、「サマソニ我慢比べ大賞」を進呈したい。

そして、ついに、最後の最後。
THE STROKES
僕は彼らのことを、ロックンロールの正当な系譜を受け継ぐ伝承者と思ってる。
ヘヴィネスはまったく無いけど、シンプルなロックンロール。
会場は巨大なダンスフロアのように、皆それぞれにロックンロールに酔いしれた。
ロックンロール万歳!
ロックンロールを好きでよかった。
そして、彼らの曲は唐突に終わるのが多いけど、最後も「えっ、もう終わり」って感じに終了。

これで、今年のサマソニも終了!
ありがとうサマソニ!
足腰はボロボロ、日焼けしまくり。
でもでも、
この1年間心の奥底にたまってた澱(オリ)が一掃された。
心をオーバーホールできた。
心が浄化された。
そして、こうやって現実に戻っていく。
現実はつらいことが多い。
でも、ロックロールは、生きる勇気、希望を僕たちに与えてくれる。
ありがとう、ロックンロール!
ありがとう、サマソニ!
また来年。

【過去エントリー】
2011年のサマソニ参戦日記(大阪1日目)
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=3834026
2010年のサマソニ参戦日記
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=3103831
2009年のサマソニ参戦日記
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2343597

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