新入社員に送るアドバイス
4月最初の週末です。
新入社員の皆さんは緊張の連続からほっと一息ついているところでしょうか。
花見の場所取りで忙しいかもしれませんね。
今日は、そういった新社会人のみなさまへ
会社員歴18年、一部上場企業で係長クラスの私から、私の過去の反省をふまえ、偉そうに会社員人生のアドバイスをします。
このとおりしとけば、私の会社員人生はもっと充実してただろうにって思います。
もしタイムマシンがあれば、新人時代の私に言いたいです。
それは、たった2つだけ。
1.上司のいうことは素直に聞きましょう
スティーブ・ジョブズを崇拝している私らしくない言葉ですが、これが本当に一番大事なことです。
たとえ、上司がバカだとしても、意見を述べたり、反抗しても、何の得もありません。
それよりも、1度悪い評価がついたら、それを覆すのはほぼ不可能です。
最初の1年間の評価は、その後の会社員人生のすべてを決めるといっても過言ではありません。
だから、最低限、最初の1年は、悪い評価がつかないように、がんばりましょう。
なぜかというと、上司が人事評価をつけるときは、前任者がつけた人事評価につられるからです。
わかりやすくいうと、
A(優)、B(良)、C(可)、D(不可)という評価体系の会社とします。
Dの評価の人間をCに上げるには、上司もその上司になぜか説明しなければいけません。
それって大変な労力がいることです。
毎日クソ忙しいのに、普通はそこまでの労力をかけません。
どんなに凄い実績をあげていても、
「まぐれだろう」「なにか悪い事をしてるのではないか」
「実績はいいけど、Dをつけられてるからにはそれなりの理由があるんだろう」
ってことで、めんどくさいので前と同じ評価をつけがちです。
同様に、A評価をついてる人を落とすのも、それなりの理由がないと難しいです。
毎日クソ忙しいのに、うらまれるかもしれないのに、普通はそこまでの労力はかけません。
だから、めんどくさいので前と同じ評価をつけがちです。
すごく夢の無い話ですね。
勘違いしてほしくないのは、
私がこういう評価をしてるということではありませんし、全員が全員こういうわけではないです。
ただ、よほど卓越した成果を上げない限り、悪い評価を覆すのは大変だということです。
あなたの事を正当に評価し、あなたの評価を上げるためにがんばってくれる上司が、たまたまあなたの上司になるという偶然にかけるよりも、最初の1年くらいは、少なくとも「能ナシ」、「扱いづらい」というレッテルをはられないように過ごしたほうが賢明だという話です。
さらに、もっと恐ろしいのが、周りの人間から「能ナシ」という目で見られるということです。
1度「能ナシ」の評価がつくと、自然と周りはあなたを「能ナシ」扱いします。
そして毎日そういう扱いを受けていると、本当は「能ナシ」でないのに、自信を失い、本当に「能ナシ」になってしまいます。
これが一番恐いことです。
2.テレビを捨てて、本を読みましょう
そうはいっても「魂まで売れ」と言ってるのではありません。
社会人になると、人間関係が会社だけになってしまいがちです。
あなたの上司、同僚が、視野が広い人ならよいのですが、えてして組織の論理が先行し、世の中の動き、常識が見えなくなりがちです。
上司というのは過去それなりに実績をあげてきたから昇級してるのですが、だからこそ過去の成功体験に引きづられがちです。変化のスピードが早い現代社会では上司のいうことが全て正しいとは限りません。
となると自分なりに情報武装は必要です。
それには、本が最適です。
本は視野を広げます。
世の中の流れを教えてくれます。
本を読む時間が無いというかもしれませんが、
テレビを見なければ、時間はたくさん捻出できるはずです。
以上、私の過去の反省から、新社会人の方へのアドバイスを終わります。
新社会人のみなさんの、ご健闘を祈ります。
ではでは。
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