*

真実の愛とは、永遠に続く辛い人生を共有すること 〜『イット・フォローズ』を観て

 

 

 It follows main 1

 

 

『イット・フォローズ』という映画を観た。

 

題名通り、「それ」がつけてくる。

「それ」は、ゆっくりとつけてくる。

「それ」に捕まったら殺される。

「それ」から逃れるには、誰かとセックスをすること。

そうすれば、「それ」は自分ではなく、セックスした相手をつけるようになる。

しかし、セックスした相手が「それ」に殺されると、自分に戻って来る。

 

こんな設定の映画。

「リング」とか「呪怨」のような日本のホラー映画のような設定で、低予算映画ながらアメリカでスマッシュヒットを飛ばしてると評判だった。

 

 

で、

見終わった感想。

 

イマイチ感が拭えない。

 

 

ホラー映画ではあえてそうするケースは多々あるが、場面に合ってない音楽が耳障り。

展開がダラダラしすぎ。

真剣なのか、ウケを狙ってるのか、中途半端。

主人公に危機感が足りなく、恐怖感が伝わってこない。

えっ、そんな終わり方なのとの残尿感。

 

アイデアは面白かっただけに残念。

 

 

結局「それ」の正体は何だったのだろうか?

「それ」は何の比喩だったのだろうか?

 

私たちは常に「それ」に追われている。

過去にあった「それ」はいつか現実に再燃するかもしれない。

セックスすることは相手を深く愛し、相手の「それ」を引き受けること。

 

安易なセックスに対する警告なのかもしれない。

本当の愛とは、表面だけでなく相手の過去の因縁も何もかも全てを命がけで引き受ける覚悟が必要だということか。

 

と考えると、ラストは主人公たちにとっては、ハッピーエンドだと思う。

永遠に続く辛い人生を共有・共闘できる相手が見つかったのだから。

 

 

 

 

 

 

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

天使の分け前

ケン・ローチ監督の最新作 「天使の分け前」を観ました。 ウイスキーは、樽熟成して味わいが

記事を読む

韓国映画『哭声/コクソン』はルビンの壺だ

        「ルビンの壺」という絵がある。     物事は、見方によって、全く別物に見えるとい

記事を読む

「スター・ウォーズ /フォースの覚醒」を観て、私の童心が覚醒しました。(ネタバレなし)

        「スターウォーズ /フォースの覚醒」を観ました。     私が初めてスターウォーズを

記事を読む

no image

おおかみこどもの雨と雪

話題のアニメ 「おおかみこどもの雨と雪」を見た。 私は映画にいちいち意味を求めるクセがあるけど、 こ

記事を読む

刺激を受け続けると鈍感になる 〜『ホビット 決戦のゆくえ』を観て

    人間、刺激を受け続けると、慣れるものです。 最近の映画は特殊

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ad

レッドハッカソンひろしま2018

      9月29日・30日に広島県・HMCN(Hiroshima

Maker Faire Tokyo に出展したIoTクソゲー「うちわdeファイト」の作り方

       8月4日・5日 Maker Faire Tokyo 20

映画作りのワクワク感に溢れた傑作『カメラを止めるな!』を観て(ネタバレなし)

    僕は、勤務先の送別会や忘年会などの余興で動画を作ることがよくあ

高知をブラタツヤ

    9月1日に「四国クラウドお遍路」というイベントに参加するため、

AWSのコミュニティのイベント「四国クラウドお遍路 2018」に参加しました

    先週9月1日、高知市で開催された「四国クラウドお遍路 2018

→もっと見る

    • 330127総閲覧数:
    • 87今日の閲覧数:
    • 245昨日の閲覧数:
    • 3現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑