お勉強がてらブロックチェーンについてワンペーパーでまとめてみた
最近、職場でデジタルに詳しいと勘違いされているTatsuyaです。
(最近流行りの錯覚資産!)
ブロックチェーンも詳しいと思っていただいてます。
確かに、ビットコインは5年前から保有してますが、単に持ってるだけです。
ということで、とてもありがたいことに、ブロックチェーンに詳しい人たちが集まるイベントに会社を代表して行くことになりました。
内心結構ビビってます。
このままでは、ヤバイ!!
知ったかぶりがバレそうで、ヤバイ!!
(いらすと屋にあったブロックチェーンのイラスト)
ということで、勉強・勉強。
で、
アウトプットする方が勉強になると思い、自分なりに、ブロックチェーンを1枚のペーパーにしてみて、恥を忍んで、ブログに晒してみます。
イメージはこんなでしょうか?
下半分のスペースの使い方がもったいないですけど、これがあると無いとでは分かり易さが違うのであえて空間の無駄遣いをしています。
では、説明します。
まず、複数の取引をまとめたものをブロックとし、それをハッシュで暗号化します。
ハッシュとは、16進数、64文字
内容を修正すると、ハッシュも変わります。
例えば、こういった取引のブロックがあるとします。
このサイトでハッシュのシミュレーションができます。
https://anders.com/blockchain/hash.html
達也から太郎への金額を改ざんしてみると、
ハッシュの値が変わりました。
後述しますが、内容を変えるとハッシュの値が変わるという点が、ブロックチェーンの仕組みが成り立つ大きなポイントです。
ブロックチェーンでは、取引の内容に加えて、ナンス(Nouce)と呼ばれる数字を組みあせて、最初の数桁がゼロになるものをこのブロックのハッシュとします。
最近のビットコインの取引をみると、18か19連続でゼロが続いてるハッシュを採用しています。
16進数、64文字のハッシュの最初の十数個がゼロになるナンスを探すことがマイニングです。
この確率って、僕の頭ではすぐに計算できませんが、天文学的数字な確率なのは確かです。
ハッシュから簡単にデータを逆算できないように設計されていますので、全探索・総当り以外の方法で、条件を満たすようなナンスを探すことはできません。
つまり、条件は誰にでも平等です。
いや、平等という言い方は語弊があるかもです。マイニングには、特定のロジックがあるわけでないので、あとは計算機のパワー勝負になります。
では、このサイトでシミュレーションしてみましょう。
https://anders.com/blockchain/block.html
この場合だと、
ナンスは 16712 です。
この 16712 を最初に探し、皆から承認された者が報酬をもらえます。
ビットコインでは、現在報酬は12.5BTC のビットコインです。
つまり、2019年6月22日現在では、1462万円の報酬になります。
(1BTC 117万円)
ヒョエー、
それじゃあ、マイニングやってみようと思いますよね。
そして、以下のように、
ブロックは、前のブロックのハッシュ値を参照します。
ブロックとブロックをハッシュでチェーンのようにつないでるように見えるので、ブロックチェーンという名前になったようです。
このサイトでシミュレーションできます。
https://anders.com/blockchain/blockchain.html
では、このブロックチェーンのどこかを改ざんしてみましょう。
ブロック2のジョンから太郎の取引金額5000円を9000円に改ざんしてみましょう。
ブロック2のハッシュが変わり、
それ以降のブロック全てのハッシュも変わります。
すぐに改ざんしたことがバレますね。
バレないためには、その後の全てのブロックのナンス、ハッシュ修正しないといけません。
世界中の人がこのブロックチェーンを見てるので、そんなことは不可能です。
そんなことをするくらいなら、報酬がもらえるマイニングを選択する。
このような仕組みのことを、Proof of Work と言います。
で、
多分、大体はあってると思いますが、
間違ってたり、ニュアンスが違ってたら、ご教授願います。
ではでは。
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