*

エッフェル塔

公開日: : 最終更新日:2015/03/31

パリと言えば?

多分ほとんどの人が、「エッフェル塔」って答えることでしょう。

私もパリに旅行に行った時、
タクシーからエッフェル塔が見えて初めて「パリに来たんだ」と感動しまたし、パリの街のどこからでも見えるエッフェル塔を見るたびに、「自分は今パリにいるんだ」という幸福感と安心感、そしてパリの街との一体感を感じたものです。
しかし、今やパリの象徴であるエッフェル塔ですが、建設当時はパリ市民から大ブーイングだったそうです。

歴史ある美しいパリの街を見下ろす何の役にも立たない不格好な鉄の塊・・・

作家のモーパッサンは、エッフェル塔のレストランでよく食事をしました。
だってここは、私がパリで塔を見ないですむ唯一の場所だからさと言いながら・・・

 

それから時が流れ、今やパリ市民はもちろん世界中の人びとがエッフェル塔に魅了されています。

それはなぜなんでしょうか?

本書は、フランスの思想家ロラン・バルトが、「エッフェル塔」を読み解きます。

エッフェル塔 (ちくま学芸文庫)
ロラン バルト 伊藤 俊治
筑摩書房
売り上げランキング: 81,496

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

 

文学に疎い私にはとても難解な内容でした。

ただ、私が本書で一番共感できたのは、最後に述べられてるように、人間の想像力と自由の偉大さです。

そこの箇所をそのまま引用します。

エッフェル塔をとおして、人々はその偉大な想像の機能を行使する。
そしてこの機能こそ、人間の自由そのものである。
なぜなら、どんな暗い歴史も、人間からこの機能を奪うことは決してできなかったのだから。

 

エッフェル塔は、宗教とも芸術ともかかわりがなく、何の役にもたたない存在。
にも関わらず、塔を登れば、憧れの街パリを征服することができる。
エッフェル塔はそれ自体なんの意味を持たない存在なので、人間は想像を駆使し、自由になれる。

だからこそ、宗教・文化・国籍を超えて、世界中の人々を魅了してやまないのでしょうね。

 

私とエッフェル塔

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

遺体  ― 震災、津波の果てに

昨晩はフィリピンで大地震があり、一時期津波警報も出ましたが、すぐに解除にいたりました。 HPを見る限

記事を読む

no image

日本の富裕層

わが国も格差が広がりつつあります。 今までは庶民も富裕者もいっしょくたに相手にしてきた会社も多いと

記事を読む

『謎の独立国家ソマリランド』を読んで

  『謎の独立国家ソマリランド』という本を読んだ。     ソマリランド共和国は、アフリカのソマリ

記事を読む

no image

目立つ力

突然ですが 「カツマー」という言葉ご存知ですか? モバイル、自転車、ビジネス書の3種の神器を操り、

記事を読む

no image

7つの習慣 (第1の習慣:主体性を発揮する)

前回から始まったスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の個人的備忘録シリーズです。 前回の日記

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

【Dropbox】別のPCで一部のフォルダだけを同期する方法

  毎回忘れるのでメモ   別のPCで Dropbox のアプリを開く

Googleアナリティクスで分析するウェブサイトの追加方法

  毎回ちょっと悩むので、手順をここに残す。   Googleアナリス

PLATEAUで作ったClusterワールドが重すぎたので、262MB→140MBに軽量化した話

以前、PLATEAU のデータをclusterにアップする方法をブログ

UnityにGLB/GLTFファイルをインポートする方法

  Unityで `.glb` や `.gltf` 形式の3Dモデルを

【PLATEAU】同じFBXの中の別建物に別のテクスチャを貼る方法

  前回のこの記事の続きになります。 PLATEAUの建物データにBl

→もっと見る

PAGE TOP ↑