スピルバーグの映画『ウエスト・サイド・ストーリー』を観た。
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映画感想文
スピルバーグの『ウエスト・サイド・ストーリー』を観た。
ネタバレのない感想(今さらネタバレというのもないだろうけど)
子供の頃(35年前くらい)にテレビの洋画劇場で最初の映画化作品を見たことあってエンドはなんとなく覚えてたので、フラグがたつたび、志村そっちじゃない的に見てた。おいおいチェーホフの銃が出たよー的に。
不良チームのボスが弱そう、不良なのにみんな育ちが良さそうなのがずっと気になった点以外はとても良かった。
名曲オンパレード。ダンスシーンは、鳥肌もの。
たぶんマイケルのビートイットのPVの元ネタと思われるシーンも堪能。
主人公2人が一目惚れするシーンの演出は神。
移民、人種、狭い世界の中で本当の敵を見ずに日々の争いに憎しみが憎しみを呼ぶ。どこかで分かり合えることができるはずだったのに、ある一点で全てが破綻する。
スパイク・リーの名作「ドゥ・ザ・ライト・シング」的内容だったことに気づく。(スパイク・リーの方が後だけど)
プロードウェイで初公演の1957年にこの内容って当時としては凄くチャレンジングだったんだろうと想像に固くない。
ってか60年経っても世界はこの当時から大きく変わってないことが恐ろしい。
ストーリー的にはいろいろツッコミどころは多いけど、ミュージカルだからで許されるところはあるし、ダンスシーン見るだけでも映画館で観る価値はあると思う。
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