*

竜馬がゆく (七)

公開日: :


今日は、「竜馬が行く」7巻の紹介。
薩長同盟を締結し、あとは倒幕へまっしぐら。
しかし、武力による倒幕では、内戦は免れず、清国のように欧米の餌食になってしまう。
そこで竜馬は「大政奉還」という奇手を案出した。
武力行使したい薩長をなだめつつ、土佐藩を味方に「大政奉還」を進めていく。
竜馬の物語のキーパーソン後藤象二郎がついに本格的に登場し、岩崎弥太郎も合流。
中岡慎太郎の活躍も目覚ましく、ついに土佐藩が幕末の表舞台に登場し、情勢が一気に加速していきます。
そして、明治維新の礎ともいえる「船中八策」に至る。
といった巻です。

7巻で心に残ったエピソード
●勝海舟が厳島神社に短刀を奉納したエピソード
身分を明かさず、粗末な身なりなので、厳島神社の神官にうさん臭く思われて、なかなか短刀を受け取ってもらえず、金をあげたらやっと受け取ってもらったという勝海舟らしいエピソード。
●大浦のお慶のエピソード
彼女が25、6の頃(ペリー来航の前)、日本茶の輸出を計画し、市場調査のために上海へ密航し、会えるだけの商人に会い、日本茶をばらまいた。
(当時、密航が見つかればハリツケの極刑)
3年後にその日本茶のサンプルを手に入れたイギリス人から巨額な注文が入り、巨万の富を築いた。
●岩崎弥太郎のエピソード
弥太郎が郷士としては破格の大出世したことに、上士の福岡藤次が「うれしいだろう」と声をかけたが、
「岩崎は地球の上におりますので、へんぺんたる役についたことは、さほどの快事ではございませぬ」
と無愛想に答えた
●そして、竜馬の言葉
「彼らはもう300年その世禄で食ってきた。これ以上なおも食い続けようとするのはおそるべき欲だ。それにしがみつこうとするやつには歴史の天罰がくだる」
そのまま、今の日本の既得権益にどっぷり浸かった政治家、利権業者にあてはまる。
●最後に、高杉晋作、辞世の句
「面白き、こともなき世を、おもしろく」
この句はいろいろな意味に捉えられるが、私は、
「このまま普通に生きれば、平穏な日々を過ごせるが、おもしろく生きていこうではないか」
と解釈し、人生の指針の1つとしようと思う。

(参考)
「竜馬がゆく」の過去のブログ記事はこちら
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?search=21722&mode_find=word&keyword=竜馬がゆく

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

no image

キャズム

昨日はiPhone4Sではしゃいでた私。 そういう今やバカ売れのiPhoneだけど、日本では当初相当

記事を読む

あまり面白くない普通の恋愛話が延々と続くんだけど、ラスト2行にヤラれた! ~小説『イニシエーション・ラブ』を読んで(ネタバレ無し)

    (ネタバレ無しです)   久しぶりに小説を読みました。 ちょっと前に映画にもなって話題になっ

記事を読む

no image

モバイルクラウド

イギリスの産業革命のときは、誰もこれが産業革命だなんて気づかなかった。 まるで毎日会ってる人が、太っ

記事を読む

no image

超三流主義

著者の金子哲雄さんは、 たかじんの「そこまで言って委員会」で、初めて見て衝撃を受けました。 ぱっと

記事を読む

リンゴが教えてくれたこと

・・・・ こんな凄い人がいるんだ。 圧倒されました。 絶対不可能と言われたリンゴの無農薬栽

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

2025年Tatsuya’s Blog 年間アクセスランキング

2025年最後のブログは、毎年恒例の 「Tatsuya’s blog

Tatsuyaの2025年劇場映画ベスト3

  今年を振り返る自己満足企画「個人的映画ベスト3」です。 2010

『羅小黒戦記2』を観た

2025年12月28日 今はネットでいつでもたくさん映画を観ることがで

アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ』を観た。

2025年12月28日アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ

『ズートピア2』を観た。

『ズートピア2』を観た。前作と同じく道徳の押し付けではなく楽しみながら

→もっと見る

PAGE TOP ↑