日本初のスマホ専門証券「One Tap BUY」でフェイスブックの株を1万円ほど買ってみた。
日本初のスマホ専業証券の「One Tap Buy」が6月1日から営業を開始します。
私は開始前のモニターとして、利用してみました。
購入できるのは米国株30社
取扱銘柄は
少ない?
いやいや、この選択と集中はさすがと思いました。
あれもこれも揃えるのでは無く、若いデジタルネイティヴ世代が好きそうな有名企業を揃えています。
デジタル層は、多分日本社には興味ないでしょう。
憧れのシリコンバレーの企業、有名CEOの企業の株が簡単に買えるなんて夢のようです。
デジタルネイティブにとって、ハイテク企業の経営者はロックスターみたいなものですので、経営者の顔写真で選べるのも、ツボをよく心得てます。
さて、気になる購入方法ですが、
会社名のとおり、ワンタップと言いたいところですが、さすがにワンタップでは買えません。
とはいえ、ほんの数タップで買えます。
ほらっ
買いたい企業をタップ!
金額を指でなぞり、
注文のパスコードを入力し
「買う」をタップ
購入完了
今までフェイスブックとかアップルとかの米国株を買いたかったけど、普通のネット証券って結構面倒でした。
例えば、あるネット証券でアップルの株を買うとすると、
こんな画面
なんか、
難しそう。。。
面倒臭そう。。。
でも、One Tap Buyの画面
簡単そう。
気軽に買えそう。
それじゃあやってみようと思っても、証券会社って口座開設がすごく面倒なので、二の足を踏むかもしれません。
One Tap BUYはなるべく面倒にならないような工夫をしてます。
印鑑なんか要りません。
書類も不要です。
申し込みは全部スマホで完結します。
確かにたくさん入力するんですけど、1画面入力するごとに、女子ゴルフのアニメーションを挟むので、退屈しません。
むしろ次のストーリーが気になるくらいです。
面倒くさい口座開設手続きの面倒くささを感じさせない仕組み、
さすがだなあと思いました。
口座開設申し込み完了!
所要時間は約15分
あとは、One Tap BUY の審査を待ちます。
無事審査にとおり口座開設できれば、数日後にはOne Tap BUYから自宅宛にパスワードと購入資金の振込先が記載された書類が書留が送られてきます。
後は、その口座へ必要資金を送金するだけ。
さあ、株式投資を始めましょう!
さて、この会社は6月1日にスタートするばかりなので、これからどうなるのか、なんとも言えませんが、既存の証券会社、銀行では真似ができないだろうスマホユーザーのツボを押さえたユーザーインターフェイス、ユーザーエクスペリエンスに、さすがフィンテック企業だと唸りました。
これを、おもちゃみたいなサービスと軽んじるか、
驚異と感じるか、
みなさまはどう感じられたでしょうか?
とにかく、とやかく言う前に体験してみること。
特にフィンテック関連サービスは自分で利用してみないと、肌感覚で理解できないと思います。
One Tap Buy の回し者ではありませぬ。
ではでは。
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