プロフェッショナルの条件
世界中の経営者・ビジネスマンの師匠 P.F.ドラッカー の入門書。
(過去の著作10点と論文1点からエッセンスを抜粋)
以下、私が本書から学んだことをメモ書き。
これからは知識社会になり、組織に依存しない知識労働者が増えてゆく。
これからの組織は情報型組織となる。(オーケストラのようなフラットな組織)
情報型組織で成果を挙げるには、「権限」に焦点を合わせるのではなく、「貢献」を重視しなければならない。
つまり、「自分はどのような貢献ができるか」を自問することで、
限定された部門に対してでなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。
知識社会では絶えず自己改革・成長が必要で、自らの強みを知ることが重要である。
知識社会では時間を浪費するヒマはなく、
古いものを整理し、優先順位を決定しなければいけない、優先順位の決め方は、
①未来を選ぶこと
②機会に焦点を当てること
③自らの方向性にあったものを選ぶこと
リーダーには、カリスマ性も資質もいらない。
リーダーの要件
①リーダーシップを仕事と見ること(例:マッカーサー、カエサル)
②リーダーシップを地位や特権ではなく責任を見ること。(例:ジョージ・マーシャル、トルーマン)
③信頼が得られること。
④賢さに支えられるものではなく、一貫性に支えられるもの。
成果をあげるためには、人の強みを生かさなければならない。
人の弱みを最小限に抑えるよりも、人の強みを最大限に発揮させなければならない。
組織は、個人の強みだけを生かし、弱みを意味のないものにできる。
その他、意思決定のこと、人生のマネジメントなど
興味深い内容が盛りだくさんです。
これから訪れる知識社会においての心構えがギッシリ詰まってます。
背筋を伸ばして、心して読もう。
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