自助論
「天は自ら助くる者を助く」
本書はこの格言で始まり、
これでもかこれでもかと
さまざまな分野で活躍した有名、無名の人々のエピソードや言葉を引用しながら
徹底して、「勤勉」、「克己」 の重要性を説く。
本書は1858年にイギリスで出版され、
明治維新直後に『西国立志編』として日本に紹介され、
福澤諭吉の『学問のすゝめ』と並んで明治の青年たちに広く親しまれ、
当時の日本で総計100万部も売れたとも言われる。
そして現在まで世界中で親しまれている名書である。
名言だらけだが、その中から私が元気をもらえた言葉をチョイス。
・天は自ら助くる者を助く
・毎日1時間でいいから、無為に過ごしている時間を何か有益な目的のために向けてみるがいい。
そうすれば、平凡な能力しかない人間でも必ず学問の1つくらいはマスターできるようになる。
そしてどんな無知な人間でさえ、10年もしないうちにみちがえるほど博識の大人物に変わっていくはずだ。
・神に頼るとはなんたることだ。自らの力で自らを助けたまえ。(ベートーベン)
・ひとたび目標が定まったら、あとは勝利か死のいずれしかない。そう断じる決意が大切なのだ。
旺盛な活力と不屈の決意さえあれば、この世に不可能なことは1つもない。
逆に、それを備えていなければ、どんなに才能や境遇やチャンスに恵まれていようと、
2本足で歩く動物の域を出ず、真の人間にはなれないだろう。
(バクストン)
・世界を動かそうと思ったら、まず自分自身を動かせ。 (ソクラテス)
・真の栄光は
黙々と克己に努めてこそ与えられる
いかなる征服者もそれなくしては
ただの奴隷と何1つ変わらない
・さびついてしまうよりボロボロにすり切れたほうがましだ。 (カンバーランド王教)
そして極めつけは、
「休息なんて、あの世に行けば誰でもできるではないか」
(アルノー)
た たしかにそのとおり・・・・・・。
おみそれしました。
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