「劇団ノーミーツ」の「それでも笑えれば」を観た
2020年12月27日
打ち合わせから本番まで1回も会わずに活動するフルリモート劇団「劇団ノーミーツ」の「それでも笑えれば」を観た。
https://no.meets.ltd/soredemo/
分かりやすく例えると、「カメラを止めるな」をリアルタイム、フルリモートで演劇してる感じ。(例えになってないようなw)
お酒を飲みながらゴロゴロしてスマホ片手にツイートしながら見れるのもオンライン演劇のいいところ。
あと普通の演劇と違うのは写真OKなところ。
前作「むこうのくに」はSF仕立てで、リアルタイムでいろんなギミックを使い、その技術の凄さに注目が集まった。
一方で、今回は、前回とは打って変わってお笑い芸人の人生模様を描く地味な内容で、ほぼ他人のZOOMを2時間ずっと見させられる。
技術で驚かせるのではなく、まさに俳優の演技勝負だった。
凄い技術はあくまでも演劇を引き立てるもので、目立たないところに凄い技術を使っているようだった。
俳優の演技、物語の面白さに合わせ、オンラインならではの演出の工夫(途中で視聴者に物語のイベントを選択させて、それに合わせて話が変わる構成など)や「リアルタイムでこれ一体どうやってるんだ」っていう視点で見ていると2時間があっという間だった。
フルリモートでこれほど凄い演劇ができるのだから、なにかと言い訳つけてリモートワークできないって言ってるサラリーマンなんて、どれほど甘えてるんだって思ったよ。
P.S.
テーマ曲の羊文学の「砂漠のきみへ」のギターソロが心にしみて、思わずを iTunesで買ってしまった。
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