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タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド

公開日: : 最終更新日:2015/02/22 映画感想文

本日は9・11ということで、
広島市中区大手町のカフェ・パコで
第80回米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した衝撃作
「タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド」
の上映会がありました。
(アムネスティ主催)

内容をざっと言うと、
2002年12月アフガニスタンのタクシー運転手ディラウォルさんは
いつものようにお客を乗せていたところ、テロ容疑者として拘束され、
アメリカに引き渡された後、裁判も無く、拘束施設での拷問により、5日後に死亡した。
普通のマジメな一般人ディラウォルさん、
なぜそのディラウォルさんが想像を絶する拷問を受け、死ななければならなかったのか?
関係者の証言から恐るべき事実が明らかになる。
米軍の捕虜に対する拷問・虐待は、一部の「腐ったリンゴ」の仕業でなく、
ブッシュ大統領をトップとした組織的な指揮系統に基づいて行われていたのだ。
もちろん直接ブッシュが拷問しろと言ってるのではなく、
組織的にそうなるのが不可避な体制だったからだ。
挙句の果てには、
「フセインはアルカイダと9・11に関係している」という拷問の末の証言を
イラク進行の口実に使うなど、めちゃくちゃだ。
めちゃくちゃな世の中だ。
これは、アフリカの独裁国家での話ではない。
スターリンでもポルポトでもない。
911後ブッシュのもとでおかしくなった自称正義の国アメリカの仕業なのだ。
なぜ、ここまで人間は非人道的になれるのか?
これが人間の本性なのか?
あまりにもヒドすぎる・・・。
しかし人ごとではない。
だれもが、ディラウォルさんを拷問する可能性はあるのだ。
ディラウォルさんを拷問した人がこう言った。
「なぜ、だれも拷問を止めなかったかって?
言うのは簡単だが、その場にいたら誰も止めることはできない。」
話はずれるが、いじめの問題にも通じる。

ただし、アメリカも前進している。
オバマ大統領は就任直後にキューバのグアンタナモ収容所を1年以内に閉鎖すると言ってる。
まだまだ課題は多いが、1日も早く無実の人たちが解放されてほしいと願う。
そして彼らへの賠償や前政権の責任者への追及を推し進めていってほしいものだ。
私たちにも微力ながらできることがある。
アムネスティのサイトからオバマ大統領へメールを送ることだ。
http://www.amnesty.or.jp/modules/bmsurvey/survey.php?name=webaction02_Obama_100days

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