夢をつかむ イチロー262のメッセージ
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本
イチロー選手9年連続200本安打おめでとうございます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090914-00000004-rbb-ent
今までも数々のすごい記録を打ち立ててきましたが、
高いレベルを9年も続けるということで、本記録は今までの記録以上に価値があるものだと思います。
ということで、今回は、イチロー選手に関する本を紹介します。
「夢をつかむ イチロー262のメッセージ」
イチロー選手の2001年から2004年の発言の中からセレクトされたものです。
もちろん262とは2004年の最多安打の数字です。
他の多くのアスリートと違い、イチロー選手の発言は、スマートで洗練されており、別次元のようです。
そして、極限の高みで活躍しているからこそ、ひとつひとつの言葉には大変な重みがあります。
その珠玉の言葉の中から、一部を抜粋します。
・第3者の評価を意識した生き方はしたくありません。
自分が納得した生き方をしたいです。
・考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことになります。
・決して、人が求める理想を求めません。
人が笑ってほしいときに笑いません。
自分が笑いたいから笑います。
・人と違うことをやるというのが、僕の基本ですから。
・勝ちを待っていてはなかなかきません。
つかみに行かないといけません。
・満足の規準は、少なくとも、誰かに勝ったときではありません。
自分が定めたものを達成したときに、出てくるものです。
・「できなくてもしょうがない」は、終わってから思うことであって、
途中にそれを思ったら、絶対に達成できません。
・自分のしたことに人が評価をくだす、それは自由ですけれども、
それによって、自分を惑わされたくないのです。
・監督がメディアに選手の愚痴をいいはじめると、
チームはあっけなく崩れるものなのです。
監督、コーチと選手たちとの信頼関係が一気に失われちゃうのです。
・これ以上やっても抜きんでることはできません。
だから勉強を捨てました。
・いまは、ぼくが、首位打者について話しても、誰も笑わなくなりました。
たいへん気持ちのいいことです。
・成功とはとてもあいまいなものです。
他人が思う成功を追いかける必要はありません。
・世の中の常識を少しでも変えるということは、
人間としての生き甲斐でもありますから。
・キライなことをやれといわれてやれる能力は、あとでかならず生きてきます。
・メジャーリーガーのすごいところは、
1度「あ、すごい選手だ」と認めたら、
2500本もヒットを打ってる選手でも、ききに来ます。
それが偉大な点ですね。
・「成績は出ているから今の自分でいい」
という評価を自分でしてしまったら、今の自分はありません。
イチロー選手は、
「ヒット」というブルーオーシャンを開拓することで、
唯一無比の存在という自らのブランディングに成功しました。
どれだけ他者と差別化することが、ビジネスにおいても、とても重要で、とても難しいことです。
そういった悩めるビジネスマン、経営者にも、イチロー選手のスタンスは参考になるのではないかと思います。
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Comment
俺の好きなイチローの言葉。
■高いところにいくには、下から積み上げていかなくてはなりません
■プロは、自分のためにプレーする
自分でやってみないと意味が理解できない言葉だね。
俺はまだ、この言葉の本当の意味が理解できません。
でも3年前よりは、少し理解できる気がしています。
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