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ヒックとドラゴン

公開日: : 映画感想文

「周りと違うSTRANGEな少年が、動物との冒険とともに成長していく物語」
というハリウッド娯楽映画によくあるストーリーを軸に
父親との葛藤やウブな恋、友情があったりと、良くできた映画です。
なんといっても、ドラゴンの飛行シーン!
「アバター」の翼竜の飛行シーンで度肝を抜かれたが、
この映画のスピーディでスリリングな飛翔感は、アバターのそれを遥かに凌ぎます。
クライマックスのアクションは、ただただ凄いというしかない。
少年時代に持ってたはずの「夢」がいっぱい詰まってる。
ドリームワークスよ、文字通り「夢」を作ってくれて、ありがとう。
年甲斐もなく、ワクワクできたよ。
公式サイト
http://www.hic-dragon.jp/

さて、この映画から学んだ教訓
■その1
ソリューションは従来の発想にしがみついてはいけないってこと。
バイキングのリーダーの使命は「国民が安心して暮らせる社会」にすること。
たまに食料を強奪に来るドラゴンが社会不安の材料だ。
その目的を達成するたけには、「ドラゴンをせん滅すること」しかない。
そのために、「ドラゴンを殺して一人前」というイデオロギーのもと、戦士を育て、ドラゴンと戦っている。
しかし、それは解決にならない。殺しあいの無限ループでしかない。
そして、「ドラゴンをせん滅する」という手段がいつの間にか目的になってしまっている。
しかし、ヒックのようにまったく違った視点からものを見て、行動することによって、この国が抱えている問題を根本的に解決でき、平和が訪れた。

■その2
相手は自分の鏡ということ。(「鏡の法則」みたい)
相手を憎めば、相手も自分を憎む。
相手を愛せば、相手も自分を愛す。
憎んでる相手も、実際は善良な市民だったりする。
よくわからんイデオロギーがそれを困難にさせている。
(ここでは「バイキングはドラゴンを倒して一人前」という考え方)
それと、過去からの憎しみの連鎖がそれを困難にさせている。
(ここでは「ドラゴンにたくさんの仲間が殺された」という事実)
そんな当たり前だけど、人類の永遠の課題をヒックは教えてくれる。

PS,
残念なのが、日本ではまったく売れてないこと。
まったく新しいキャラクターなので、浸透させるのが難しかったこと。
「アリエッティ」や「トイストーリー」という強力なライバルがいたこと。
身近ではないバイキングという題材
などいろいろ考えられるが、
オードリーを全面に使ったCM展開がいけんかったとおもう。
私の脳は、オードリーを見た一瞬で「面白くなさそう」という判断を下した。
といっても、アメリカでも公開当時はそれほど売れてなかったのが、口コミで大ヒットになったから、まだわからないかも。
そういう私も、まったく観るつもりがなかったけど、私のTwitterのTL上での評判が大変良かったので観に行ったんですけどね。

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