*

全ての女性と、引っ込み思案の方に捧げる。〜FacebookのNo2シェリル・サンドバーグの 「Lean In」を読んで

 

 

 

人生3冊目の洋書を読了しました。

 

今さらですが、去年のベストセラー

Facebookのナンバー2

シェリル・サンドバーグの「Lean In

 

今まで読んだ洋書は1度は邦訳版を読んだことがあるものばかりでしたが、今回はいきなり原書に挑戦しました。

たかだかTOEIC 700点台に私にとっては、やや難しいレベルの英語で、苦労しました。

 

 

 

 

 

先日、ある自治体の「働く女性を応援する会」が結成されたというニュースを見て、愕然としました。

そのメンバーのほとんどがドブネズミ色のスーツを着た60代前後と思われる男性ばかりでした。

私の偏見かもしれませんが、おおむね、どの企業もそんなもんでしょう。

「オヤジが可哀想な女性を応援する」という上から目線の構図。

東京都議会ヤジ問題のように、差別意識の高いオッサンが上から目線で「女性の活用」と言ってるようでは、男女平等指数世界105位の地位は今後も揺らぐことはないのでしょう。

 

 

といえど、ダイバーシティが発展してると思われているアメリカはどうなのでしょうか?

実は、アメリカもそうでもないみたいです。

そんな社会のなかで、Facebookのナンバー2で、バリバリ活躍されている世界最強の女性シェリル・サンドバーグからの、働く女性への応援歌がこの本です。

 

 

とはいえ、この本は女性ばかりでなく、そっくりそのまま、僕のように、他人の目を気にして遠慮してしまったり、自己主張が少ない男性にも当てはまる内容でした。

 

 

 

シェリルの言いたいことは全て題名に込められています。

 

Lean in !

前のめりになれ!

 

 

ほかにも

 

Sit The Table

テーブルにつけ!

 

 

なぜか女性は会議のテーブルに座ろうとしません。

能力のある女性も控えめに後ろの方で見てます。

シェリルはそんな女性達に Sit the table と焚き付けます。

 

 

 

 

では、以下、本書の気になった箇所をKindleでハイライトをつけたところをみながら、シェリルのメッセージのおさらいをします。

 

 

A truly equal world would be one where women ran half our countries and companies and men ran half our homes. I believe that this would be a better world.

 

本当に平等な世界って男も女も半分ずつ会社と家庭にいる世界のこと。そのほうが良い世界になると信じる。

 

The gender stereotypes introduced in childhood are reinforced throughout our lives

 

ジェンダーのステレオタイプは子供のことから日常生活で強化されます。

 

 

シェリルは、そもそも幼少のころから女性に対する偏見、ステレオタイプが植え付けられ、それが一生涯つきまとうものだと言及します。

 

 

たとえば、


When a girl tries to lead, she is often labeled bossy. Boys are seldom called bossy because a boy taking the role of a boss does not surprise or offend.

 

女の子がリーダーシップを発揮しようとすると、BOSSY(生意気)と言われる。

男の子はそんなことは言われない。褒められる。

 

companies are trying to “trick the girls into buying the pink stuff instead of stuff that boys want to buy,

 

企業は、女の子にはピンクのものを売ろうとする。

 

Men generally earn more than women, so people expect women to earn less. And they do.

 

男性は女性よりも稼ぎ、女性は稼がないことを望むようになる。

 

Compounding the problem is a social-psychological phenomenon called “stereotype threat.

 

こういった「ステレオタイプ脅迫観念」と呼ばれる。

 

 

 

ディズニーは長らくこういった「女性はピンクだ」とか「女性はお姫様が好き」いったステレオタイプを植え付けてきました。

しかし、長年続いたこういったステレタオイプに挑戦した「アナと雪の女王」を世に出し、大ヒットさせたのは、ディズニーの時代を見る目の確かさを物語ってます。

 

 

 

 

さて、続けます。

 

If we want a world with greater equality, we need to acknowledge that women are less likely to keep their hands up. We need institutions and individuals to notice and correct for this behavior by encouraging, promoting, and championing more women. And women have to learn to keep their hands up, because when they lower them, even managers with the best intentions might not notice.

 

平等にしたいなら、手を上げなさいってこと

 

I also know that in order to continue to grow and challenge myself, I have to believe in my own abilities.

 

自分自身の能力を信じなさいってこと

 

OKAY, so all a woman has to do is ignore society’s expectations, be ambitious, sit at the table, work hard, and then it’s smooth sailing all the way. 

全ての女性がすることは、社会の期待は無視すること。

野望を持ち、テーブルに付くこと、ハードに働くこと、

 

 

“If you’re offered a seat on a rocket ship, you don’t ask what seat. You just get on.”

 

ロケットに乗員できることを誘われたら、席のことを聞くな。乗リ込むだけだ。

(彼女がGoogleに誘われたときに、エリック・シュミットに言われた言葉)

 

 

まさに、Lean inな言葉のオンパレードです。

控えめな性格の私も、とても元気づけられます。

 

 

 


Tiara
Tiara / DeeganMarie


Tiara Syndome

Woman expect that if they keep doing their job well someone will notice them and place a tiara on their head

 

ティアラ・シンドロームというのがあります。

女性は、がんばっている自分を、誰かが見てくれていて、いつかティアラをかぶせてくれると期待する傾向にあるようです。

 

決して、そんなことはありません。

そんなことを言うのは無責任な上司の言葉です。

ティアラは自分でつかむものです。

どこかで素敵な王子様があなたのことを見てくれるわけはないのです。

 

 

 

でも、私には能力もないし、まだ時期早尚だと思うし。。。

そんなこと言ってたら一生飼い殺しになります。

シェリルは言います。

 

 

Women need to shift from thinking “I’m not ready to do that” to thinking “I want to do that—and I’ll learn by doing it.”

 

女性は

「それをするにはまだ準備ができてない」という考え方から

「私はそれがしたい。それをすることで学べるんだ」

という考え方にシフトする必要がある。

 


“The most common way people give up their power is by thinking they don’t have any.

”Do not wait for power to be offered. Like that tiara, it might never materialize. And anyway, who wears a tiara on a jungle gym?

 

多くの人々は自分に力がないとあきらめる。

でも、力がつくまで待ってはいけない。

ティアラのように、それは決して実現しない。

とにかく、誰がこの※ジャングルジムでティアラをかぶるか?

 

シェリルはキャリアをハシゴのような一方通行のものではなく、ジャングルジムのようなものだと言う。

働き方が多様化した現代にとてもピッタリくる表現だと思います。

 

 

 

 

そして、煽ります。煽って、煽って、煽りまくります。

 

Don’t put on the brakes. Accelerate. Keep a foot on the gas pedal until a decision must be made. 

ブレーキを踏むな。アクセルを踏め。踏みっぱなしにしろ。決まるまで。

 

シェリルは一例を出して女性が男性に比べて控えめな実態を述べます。

彼氏もいないのに、もし妊娠したらそんな責任のあることはできないといって、重要なポストを拒む女性の例を出し、

決まってもないことで、自分の可能性を自分で潰すな、アクセルを全開にしろと煽ります。

 


“Going nowhere fast” / Nathan E Photography

 

 

シェリルは宣言します。

 

What am I going to do today as Facebook’s female COO?, but that’s often how I’m referred to by others. When people talk about a female pilot, a female engineer, or a female race car driver, the word “female” implies a bit of surprise. Men in the professional world are rarely seen through this same gender lens. A Google search for “Facebook’s male CEO” returns this message: “No results found.”

 

私はフェイスブックの女性COOと呼ばれます。

女性パイロット、女性エンジニア、女性レースドライバー。

男性はめったに性別のレンズを通してみられません。

Googleで「Facebook 男性 CEO」と検索すると、「No results found.」って出ます。

 

 

Now I proudly call myself a feminist.


今、私は自分のことを「フェミニスト」と自信をもって呼びます。

 

It is time to cheer on girls and women who want to sit at the table, seek challenges, and lean in to their careers.

 

今こそ

「テーブルにつくこと」

「チャレンジすること」

「キャリアに前のめりになること」

こういう女性を応援するときなのです。

 

 

In the future, there will be no female leaders. There will just be leaders.


将来には「女性リーダー」は無くなることでしょう。

そこには「リーダー」だけがいるのです。

 

 

 

 

ダイバーシティをすすめている部署の方、

女性の部下がいるオッサンたち、

 

すべてのビジネスパーソンが読むべき本だと思います。

 

 

 

最後に、この本を読む前に、TEDのプレゼンをオススメします。

 

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