チュニジアのジャスミン革命 〜FacebookとWikileaksが世界を変える
昨日の私のTwitterのTLは、映画「ソーシャルネットワーク」のことと「チュニジアの政変」について多くのコメントが流れてました。
映画「ソーシャルネットワーク」とチュニジアのことは無関係ではありません。つながってます。
それは、私のフォロワーさんが紹介してたNew York Timesのこの記事を読めばわかります。
私は、この歴史的な事件に、いてもたってもおられずこのブログを書いた次第です。
http://www.nytimes.com/2011/01/15/world/africa/15tunis.html?_r=2&hpw
チュニジアでは、民衆デモの拡大により、政府が転覆しました。
チュニジアの国の花にちなんで「ジャスミン革命」と言われてます。
チュニジアってどんな国がぜんぜんピント来なかったけど、23年もの長い間、独裁政権により国民が虐げられてたんですね。
さて、この政変で特筆すべきは、
民衆がFacebookやTwitter等のソーシャルメディアを使って大きな民衆運動に発展していき、ついに政府を転覆させたというところ。
人類史上初のインターネット革命と呼んでもいいのではないかと思う。
1ヶ月前に失業の若者の焼身自殺がキッカケとなり、
チュニジア大統領一族の私腹を肥やした様子が暴露された文書がウィキリークスによって公開され、
怒りが頂点に達した国民は、FacebookやTwitterにより団結し、大きな反政府運動に発展していった。
という流れ。
デモに使われたTwitterのハッシュタグは #sidibouzid
これは、青年が焼身自殺した町の名前。
近隣のアラブ諸国からも #sidibouzid に書き込まれて行く。
“Every Arab leader is watching Tunisia in fear. Every Arab citizen is watching Tunisia in hope & solidarity,”
(エジプトで書かれた Twitter ハッシュタグ#sidibouzid でのつぶやき)
チュニジアの政変は、近隣のアラブ諸国の独裁国家にも大きな影響を与えていくことでしょう。
“What happened here is going to affect the whole Arab world,”
(33歳医者)
Tunisia’s protests could embolden the swelling numbers of young people around the Arab world to emulate the so-called Jasmine Revolution.
インターネット社会では悪事は隠せない。
インターネットは民衆を団結させる。
そして、インターネットで世界を変えることができる。
よりよい方向へ。
ウィキリークスを批判してるメディアよ。
これでもウィキリークスは悪なのか?
ソーシャルメディアを避けている人々よ。
これでも人生に必要ないのことなのか?
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