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45歳の非エンジニアのオッサンだけど、TECH::CAMPというプログラミングキャンプの1週間コース(イナズマコース)に参加しました。(その1:参加した理由)

 

 

私が勤める会社は1年に1回、1週間連続した休暇の取得が義務付けられています。

 

若い頃は、無計画で1週間無駄に過ごすことが多かったのですが、東日本大震災で東北にボランティアに行って以来、時間は有限で貴重なものという意識が見栄え、以来、まとまった休暇は海外に行って見聞を広めたり、新しいことにチャレンジしたりして、何か成長できることに費やすことを心がけています。

 

 

ちなみにここ数年の1週間休暇の様子です。

 

2011年11月 南三陸町へ瓦礫撤去のボランティア&東北観光

http://tatsuya1970.com/?p=578

 

2012年7月 フィリピンセブ島での英語合宿

http://tatsuya1970.com/?p=698

 

2013年8月 東南アジア3カ国の友人を訪ねる旅

http://tatsuya1970.com/?p=863

 

2014年9月 インドひとり旅

http://tatsuya1970.com/?p=4096

 

意外に1週間もあれば、いろいろなことができます。

 

 

さて、

今回選んだテーマは、

プログラミングをマスターすること

 

 

世界的な民泊サービスAirbnbで見つけたシェアハウスを寝ぐらにして、

2月21日(日)~2月27日(土)の7日間 東京の渋谷にあるTECH:CAMPというところに通い、Webアプリケーションを開発できるスキルを学びました。

 

TECH::CAMP https://tech-camp.in

 

言語は Ruby on Rails

 

通常1ヶ月のコースを1週間に凝縮したコース

その名も イナズマコース

朝11時から夜21時まで(夜23時まで居残り可)を7日間続けるハードなコースでした。

 

それにしても、

なぜ、中年のおっさんが、今更プログラミング?

なぜ、仕事と全く関係ないし、エンジニアでもないくせに、プログラミング?

 

 

という疑問がわくかもしれません。

 

私も自分の決断が揺らぐときもありました。

何でせっかくの休暇を勉強に潰すのか?

そんなときは、以下の先人の言葉を思い出し、自分に言い聞かせていました。

二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことををやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ。

(ヘンリー・フォード)

 

世の中の人は何とも云えばいへ わがなすことはわれのみぞ知る

(坂本龍馬)

 

 

 

確かに一般的・常識的な感覚では、この年でプログラミングの勉強をすることはおかしいかもしれませんが、時代の流れを冷静に見ると、この方面に興味を持つことは珍しくも何ともなく、普通のことだと思います。

近年は急速にIT化が進み、今までITと無縁だった業種もITを無視できない状況、いやITが経営の重要なピースになっています。

ITをただ業務効率化だけに利用するとか、業者に任せとけばいいじゃん、コンサルに聞けばいいじゃん という発想では、ダメなんだろうと思います。

 

日本ではプログラマーの待遇や立場は良いとはいえません。

日本のIT企業の8割は受託開発で、企業の下請けというイメージが強く、優秀なエンジニアに企業の下請けばかりやらせてるため、競争力がそぎ落とされたと言う人もいます。

指示する人の方が、実際にプログラムする人より給料が高いという状況のため、いつの間にか、ITでは大きくアメリカなどに差をつけられました。

 

今、世界を牽引しているのは、IT企業です。

Google 、 Facebook、 Amazon、 テスラモーターズ

これらの企業のトップはプログラミングができます。

実際に自分が作ったサービスをここまで大きくしました。

 

オバマ大統領もすごく勧めてます。

「みんな、ゲームをやる側じゃなくて、作る側になろう!」

って呼びかけてます。

 

 

 

Code.orgという団体のこの動画をみてください。

ビルゲイツ、マークザッカーバーグなどがプログラミングの重要性を語ってます。

大阪弁バージョンなので、すんなり入ってくるし、面白いです。

 

 

あと、TECH::CAMP卒業生でフィンテック企業「ウェルスナビ」を設立された方についてのブログも参考になります。

この方も非エンジニアですが、「ITで企業するのにプログラミングは必須条件」との思いからTECH::CAMPの門を叩いたそうです。

 

「マッキンゼーの支社長にもプログラミングをやるべきと言われた」 10兆円のリスクマネジメントを経験したFinTech起業家が非エンジニアから5週間で生み出したサービス

http//blog.tech-camp.in/?p=273

 

 

 

これらの動画、ブログを見たら、プログラミングをやりたくなったでしょう。

 

 

 

と、意識高い系みたいな偉そうな話になりましたが、私の本当の目的は、個人的に作りたいサービスがあるからです。

 

 

私は趣味でiPhoneアプリを作っており、今まで9本リリースしました。

 

私のアプリはこちら

http://tatsuya1970.main.jp

 

私のアプリは、そのアプリ単体で終わっており、その後の展開がありません。

単体のプロダクトではなく、サービスをつくりたい。

多くの人に広がっていくような、継続的に利用してもらうような、そんなSNS的なものをつくりたい。

と思うようになりました。

具体的なサービスのアイデアが数件思いつき、それを形にすべくPHPとかMySQLを独学してましたが、平日の深夜までの仕事、週末は平日の疲れを癒すための廃人状態なので、開発にとれる時間はなく、いつかやろうと思いつつも、そのまま放置していました。

 

そんな折に、プログラミングを1週間でマスターできるというところがあると知り、今年の1週間休暇は集中的にプログラミングに費やそうと参加した次第なのです。

 

 

 

私は、プログラマーになろうとは思っていません。

自分がやりたいことを実現するには、プログラミングが必要だから学ぶのです。

 

インターネットは素晴らしいです。

誰もが、すぐに全世界にサービスやプロダクトを公開できるからです。

インドに優秀なプログラマーが多い理由も、貧困やカーストを脱出する唯一の術だからと言われています。

 

 

真偽のほどはわかりませんが、

映画「ソーシャルネットワーク」によると、

Facebookのアイデアを思いついたのはウィンクルボス兄弟という人だったのですが、

開発を依頼されたマーク・ザッカーバーグが、そのまま自分のものにしたというストーリでした。

 

つまり、アイデアだけあってもダメっていうことなんです。

 

アイデアはあるんだけど。。。。

どうしたらいい?

 

でも、自分じゃなにもできないから、そこで立ち止まってしまう

 

僕もアイデアはいろいろ浮かぶのですが、プログラミングができないから、自分には無理とあきらめ、アイデアはアイデアのままで終わることが多いです。

 

でも、プロトタイプくらい自分で作ることができれば、世界は広がります。

リーンスタートアップ方式で、徐々に開発し、公開し、技術面、デザイン面で自分の限界を感じたら、その後はプロを探せばいい。

今は全世界の優秀なエンジニアをネットで探すことができるし、Githubなどを利用してネット上で共同開発ができる時代です。

 

作ったものを、中間の搾取業者を通さず、直接ネットに公開できる。

コストはほとんどかからない。

ダメならすぐ直せばいいし、違うサービスをつくればいい。

日本のラノベが原作のトム・クルーズ主演映画「ALL YOU NEED IS KILL」のように何度も死ぬことができ、死ぬたびにパワーアップできる。

 

このように、ちょっと妄想が入ってるかもしれませんが、プログラミングができると、世界がいっきに広がるのです。

 

 

 

 

と、ダラダラと綴りましたが、

こんな感じの思いで、プログラミングを勉強することにしたのです。

 

 

それでは、肝心のプログラミングキャンプについては、次回に綴ります。

 

 

【次回】

45歳の非エンジニアのオッサンだけど、TECH::CAMPというプログラミングキャンプの1週間コース(イナズマコース)に参加しました。(その2:プログラミングキャンプの内容について)

http://tatsuya1970.com/?p=7092

 

 

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