映画『レヴェナント: 蘇えりし者』のディカプリオの迫真の演技に人生にサバイブすることを教わる
レオナルド・ディカプリオが初めてオスカーをとった話題の映画「レヴェナント」を観た。
観終わった第一感想。
寒い
そして、
痛い、
身体中が打撲にあったような感覚。
怪我してないのに、足をひこづる自分がいた。
そうな疲労困憊な壮絶な映画だった。
時はアメリカの西部開拓時代、
息子を殺され、自分も生き埋めにされかけた主人公が、復讐のために、厳しい大自然の中をサバイバルする。
という内容だ。
アカデミー賞主演男優賞のレオナルド・ディカプリオの迫真の演技、
アカデミー賞監督賞を2年連続受賞アレヘンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、
アカデミー撮影賞を3年連続受賞のエマニェエル・ルベツキの圧倒的な素晴らしい大自然の映像。
音楽は坂本龍一だし、
ストーリーは復讐のためにサバイバルするという単純さ。
そんな単純な内容に2時間37分もいるのかという思うが、世界的超プロが集結した素晴らしい技量によって、長時間ということを感じさせず、いつの間にかディカプリオとともにサバイバルを体験する。
敵は大自然とインディアン、
画面を覆う緊迫感は半端ない。
自然は決して容赦はしない。
自然も人間も、弱い者には決して容赦しない厳しい世界。
何度も死にそうになるが、凄まじい生命力で生き延びる。
主人公が、息子へかける言葉。
現代の我々にも痛切に問いかける。
As long as you can still grab a breath, you fight. You breathe… keep breathing.
息をしている限り、戦え。
息をしろ、息をし続けろ。
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