TOEICテスト455点の中年オッサンが 785点に至るまで
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最終更新日:2015/10/12
英語学習 785点, TOEIC455点, TOEICテスト455点, 中年オッサン
5月26日に受験したTOEICの結果をご報告します。
785点でした。
昨年の7月から70点のアップでした。
800点まであと僅か。
いつものとおり、READINGが課題です。
3年前は455点でしたので、やっと、ここまで来たということで、感慨深いです。
そうはいっても、こんなことに3年もかけたのかと、思われる方もいるかもしれませんが、何もしないよりマシと自分に言い聞かせてます。
1.これまでの経緯
今までのTOEICの点数を時系列にグラフにしてみました。
なんか、マニアのように受験してますね。
もはや趣味の領域に入りました。
2011年1月最初に受けたTOEICが455点
7月から本格的に1日3時間の勉強を開始。
それから1年3ヶ月で、念願のBクラス入り、730点。
そこまでの道のり、学習方法は、こちらのトゥゲッターにまとめてます。
5万ビューの人気記事
「40歳でTOEICテスト455点だったオッサンが約1年で730点に至るまで」
http://togetter.com/li/226061
700点突破までは順調でした。
が、これからが、伸び悩みました。
1年間、700点前後を行ったり来たり。
700点からが、なかなか伸びないとよく聞きますが、私の場合もその袋小路にハマりました。
ただ、今になって冷静に考えると、当り前です。
400点台から700点台へ急に伸びるのは当り前です。
そもそも今まで勉強をしてなかったのですから。
730点とってからの自分は、どこか安心したのか、以前のような切迫感はなく、オンライン英会話で日常的に英語を話したり、英語の雑誌をそこそこ読めてたので、英語がある程度出来ると勘違いしていました。
昨年の7月にフィリピンに1週間の英語留学に行ってから、なお、その勘違いが助長しました。
たしかに、英語を話すこと、読むことに抵抗感があまりなくなりましたが、実際は、英語に「慣れていただけ」で、英語能力自体はまったく伸びていなかったのです。
2.精神と時の部屋(サウスピークとユーカル)
そんなこんなで、昨年の9月に、ええ加減進歩が見られないので、しばらくTOEICを受けるのは辞めることにしました。
それとともに、往復の通勤電車約2時間のiPodによる英語の聞き流し以外、英語の勉強はほとんどしなくなりました。
それから約半年がすぎ、そんな私を再び目を覚まさせてくれたのが、私に英語学習を始めたキッカケを与えてくれた『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』の著者HAL_Jさんの新たな活動です。
HAL_Jさんは最近、フィリピンのセブ島で日本人向けの英語学校「サウスピーク」をスタートされました。
サウスピークのHP
http://souspeak.com
よくHALさんはTwitterやfacebook、ブログで、サウスピークでの学習を漫画ドラゴンボールの出てくる修行場「精神と時の部屋」に例えておられ、私はその言葉にピンと来ました。
そうだ、私も「精神と時の部屋」で集中して修行しよう。
ちょうどゴールデンウィークに何の予定もなかったので、フィリピンには行けないけど、私もサウスピークで勉強している若者と同じように「精神と時の部屋」にこもってTOEICの勉強をしようと決めました。
ゴールデンウィークの全部と試験日までの土曜日、日曜日、合計12日間を、
広島の「精神と時の部屋」といわれる「ユーカル(U-CAL)」で勉強しました。
ちなみに、この名前は「Youは受かる」というのが語源らしいです。
大人の自学空間「U-CAL」
http://www.u-cal.jp
土・日・祝日コースで、1ヶ月9800円
と決して安くないですが、そもそもこれほど大金を払ってでも勉強したいという人しか来ないので、みな勉強オーラ全開で、とても刺激になりますし、図書館と違って喋る人は皆無、完全に集中できます。
それに元をとらなきゃ、と必至になりました。
これに限った話ではないですが、それなりのサービス、環境を求めるには、お金を出さないと行けないんですよね。
(ご参考)ユーカルのついての私の過去ブログ
「勤務先の大先輩が起業されたお店におジャマしました」
http://tatsuya1970.com/?p=597
3.学習方法
今までTOEICのためだけの勉強はツマラナイので、やってなかったですが、
今回はTOEICオンリーの勉強をしました。
以下の2つの問題集だけを使いました。
◯精神と時の部屋では、
TOEICの公式問題集Vol3、4、5
◯通勤電車では、
1日1分レッスン!新TOEIC TEST千本ノック!
の1〜4
これらを繰り返し繰り返ししました。
■公式問題集
一気にするのは疲れるので、各パートごとに学習しました。
Listeningパートはこんな感じで。
Part1とPart2で一区切り → 答え合わせ →復習
Part3で一区切り → 答え合わせ →復習
Part4で一区切り → 答え合わせ →復習
Readingパートはこんな感じ
Part5,6を 25分以内で → 答え合わせ →復習
Part7を 25分以内で → 答え合わせ →復習
Part8を 20分以内で → 答え合わせ →復習
こんな感じで公式問題集3冊を2週しました。
2週目は、問題を少し覚えてるからか、9割近く正解できるようになりました。
いろいろなブログや本によると、
TOEIC対策は、公式問題集が最高の教材なので、繰り返し暗記するくらいやり込む方がいいと、よく言われてるので、問題を覚えてるのに本当に効果的なのかなあと少し疑問に思いながら、他の教材には手を広げませんでした。
■1日1分レッスン!新TOEIC TEST千本ノック!
PART5が苦手なので、これで集中的に学習しました。
1冊を9割以上正解できるまで、繰り返し繰り返ししました。
ユーカルと違い、電車の中という雑音が多い環境でするのも、集中力を高めるのにいい特訓になりました。
4.これからどうしよう?
以上、私の学習方法などを紹介しました。
たった785点ごときで、エラそうかもしれませんが、参考になっていただければ幸いです。
さて、これからの私ですが、仕事は英語とはまったく無縁なので、これ以上英語を勉強して、一体何になるんだろうと葛藤しているのが正直なところです。
20代のうちは、TOEICの点数は日本企業の中では武器になるかもしれませんが、40代ともなると(業種によりますが)今さら英語ができようができまいが関係ないです。今までの仕事の積み重ねです。
まあ、だからといって休日ゴロゴロして何もしないよりマシですし、仕事にはまったく影響はないですけど、英語を勉強することによって視野は広がったことが一番の収穫なんですけどね。
そうはいっても、英語の試験のための勉強から、英語を実践的に使い、その延長線上で、英語能力が伸びることができないか模索してます。
たとえば、英語を使ってアメリカの大学のオンライン講座を受講する等、
「英語を」勉強するのではなく、
「英語で」勉強することを検討したいです。
リンダ・グラットンの『ワークシフト』で言われるように、
これからは死ぬまで働き続けないといけない時代が来るでしょう。
まだ何十年も働き続けることを考えると、第2のキャリアのために「英語で何か学ぶということ」をそろそろ検討しないといけないような気もします。
ではでは。
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