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なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか

公開日: : 最終更新日:2016/01/09 ,


韓国では、往時にはパチンコ店が1万5000店あったが、2006年に全廃された。
しかし、日本のメディアは誰も報道しないので、私は本書で初めて知った。
韓国ではなぜパチンコ全廃できたかレポートする書だが、そこで浮かび上がる韓国と日本の社会の違いには、改めて愕然とする。
韓国で全廃できたのは、マスコミや政治家が、当たり前のことをしただけのこと。
殺人、強盗などパチンコ依存症による犯罪が起こる。
→マスコミがその原因を追及して糾弾する。
→政治家が動き、パチンコを全廃する法律を施行する。
→警察が動き、パチンコ全廃となる、
彼らが彼らの役割を当たり前に果たしただけ。
だが、日本では当たり前のことができていない。
日本のマスコミ、国会議員は、道徳よりも「カネ」が優先するからだ。
テレビをつければ、パチンコのCMばかり。
不況のせいもあるが異常すぎる。
リーマンショック以前は自粛していたのに、背に腹は代えられないのだろうか。
パチンコ業界が大口スポンサーである限り、まともな報道はいっさい行われないだろう。
私も以前、「Mrサンデー」、「サンデーフロントライン」という報道番組のCMでパチンコをやってたのを見た時、愕然とした。
韓国のテレビプロデューサーは当たり前のようにこう言う。
「パチンコの被害が出れば、その原因を追及して糾弾するのがマスコミの役目ではないですか?」
当たり前なんだけど、日本ではそれができないんだ。
テレビでパチンコを宣伝し、パチンコの経営者が芸能人との6億円の結婚式を挙げて高笑い。それをマスコミで持て囃すなどは、とてもまともな国とは言えない。

そしてマスコミ以上の病巣がある。
カネに群がる国会議員どもだ。
一例をあげると、
パチンコ業界数十社から構成される「パチンコチェーンストア協会」のアドバイザーに、2010年10月現在
民主党34名、自民党11名、公明党3名、無所属2名いる。
国会議員がパチンコを擁護している。アドバイザーという名の用心棒として。
さらに、パチンコ議員たちは、パチンコ業界の規制緩和までも求めている。
拉致問題の解決が遠のいている現在、北朝鮮への送金がなされている現実があるのにもかかわらず、その業界を国会議員が与野党ともに応援している。
意味がわからない。理解に苦しむ。カネは人間を腐らせるのか。彼らはアホなのか。

そして、著者は、韓国人と日本人のメンタリティの問題にまで言及する。
儒教の影響からか、韓国では若者は絶対にシルバーシートに座らない という道徳の例をもちだす。
マスコミ、政治家がカネに群がるのは、道徳の問題であり、
日本人は カネ>道徳
韓国人は 道徳>カネ
といわれても反論できない。
韓国人を民度は低いなどと見下す輩をたまに見かけるが、民度が低いのは一体どっちなのか?
日本人は韓国人を侮蔑的な言葉で見下すが、パチンコを禁止した良識をどうみるのか?

以上、刺激的な題名で、思わず買ってしまった本書だが、
韓国のパチンコ全廃の話から日本人のメンタリティまで言及した本書はとてもおもしろく、一気に読んだ。
マスコミ、政治家は簡単には変えれない。
政治家を選ぶのは我々だし、アホなテレビは見なければいいと言いたいところだが、
パチンコ以上に国民のほとんどがテレビ依存症になっており、巧妙に骨抜きに洗脳されている現状ではそれも難しいのかも。
この国には絶望しか無いのか?
いや違う。
最近の若者はテレビを見なくなっている。
いわゆる「若者のテレビ離れ」
それは、いい予兆なのかもしれない。

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Comment

  1. joshua より:

    実は警察も利権に群がっているという実態(苦笑
    昔、パチンコ業界のお金を流れを透明化するためと称してプリペイドカードが導入され(いわゆるCR機)、そのカードの管理会社に多くの警察OBが天下りました。
    CR機の普及を促進するため、禁じていたはずの連チャン性能をCR機だけには認めるという荒技まで使って。。。
    かつて大蔵省が銀行の生殺与奪を握っていたように、パチンコ業界のそれを警察(とその天下り団体)が握っています。
    警察が泥棒の元締めをやっていたのでは、いつまでたっても泥棒をなくすことなどできません。

  2. ウッキー より:

    パチンコを経営してるのは、韓国、朝鮮人 かなりの金が両国に流れてる!

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