*

2010年マイベストBOOK

公開日: :

2010年もあと僅か。
今年もいろいろ本を読みました。
読みたい本はたくさんあるけど、なかなか読む時間がとれないのが、悩みの種です。
なので、他人にとっては無為な待ち時間(病院、散髪、銀行など)は、私にとっては読書のゴールデンタイム。
待ち時間は長ければ長いほどウェルカムです。
でも、今年は毎日3時間英語の勉強をすることにしたため、読書量が極端に少なくなりました。
(とはいっても、洋書を1冊だけ読みました)
和書から洋書へシフトすれば、勉強と読書の両立ができるのでしょうが、、、
来年の課題です。

さて、去年はタレブの「ブラックスワン」が選ばれた恒例の私的年間ベストの発表です。
じゃじゃーーーん!
発表します。
私的年間ベストBOOKは、
橘玲氏の
『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』
ブログ記事はこちら
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=3232655

内容はさほど目新しくはないのだが、
橘流にいろいろな本のエッセンスを再構築し、幸福な人生の方法に「ロングテール」を掲げたところに目から鱗。
誰でもがんばれば夢は叶うという幻想をシャットダウンしてくれる。
がんばっても、できないものはできない。そういう残酷な現実を受け止めなさい。
じゃあどうすればよいのか?
答えは、以下の2点だけ。
・伽藍を捨ててバザールへ向かえ!
・恐竜の尻尾の中に頭を探せ!
本書とクリス・アンダーソンの「フリー」で悩んだが、
「フリー」や「ロングテール」の内容を、日本の自己啓発難民の救済に再構築した橘氏の構成力が、私の心に響き、私の人生観に影響を与えた点で、本書を選びました。
次点『フリー』
ブログ記事はこちら
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2722293

また、私のブログでアクセスが一番多かった本は、
日本中に大ブームを起こした「もしドラ」こと
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
でした。
ブログ記事はこちら
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2803586

女子マネージャーと経営者マネージャーのだじゃれから始まったこのブーム。
萌えブームと相まって、ジャケ買いならぬ表紙買いも誘発。
ドラッカーに興味はあるが敷居の高さに躊躇していた若者に大ヒット。

最後に、私のブログからアマゾンのアフリエイトで一番売れたのは
『老いてゆくアジア』

私のブログで一番アクセスの多い記事「人口ボーナス」で紹介してます。
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2510397
ブログの記事自体は、日経ヴェリタスの記事を個人的備忘録としてメモしただけなのですが、
「人口ボーナス」という言葉が有名になる前にエントリーしたため検索上位に来るようになり、
その記事の中でこの本を紹介しているため、売れたのだと思います。
やっぱ、当たり前だけど、アフリエイトはどれだけアクセスできるかに掛かってるんですね。
皆が注目していないときに記事を書けば、検索上位にくる可能性が高いはずだから、日頃から感度を高めることの重要性を改めて実感しました。

さあ、来年もたくさん本を読むぞ。
そして、洋書にも挑戦!

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体

若者の車離れ など 若者の●●離れと言われて久しい。 従来ならば、消費を牽引するはずの若年層が

記事を読む

ノマド化する時代

私が住んでる広島という地方の田舎都市にも、この前、H&Mがやってきました。 みんな待ち通しかったの

記事を読む

no image

1Q84 BOOK3

ネタバレ注意! 物語の結末に触れてますので、本書を読んでない人は「閉じる」ボタンを。 話題の1Q8

記事を読む

no image

竜馬がゆく (七)

今日は、「竜馬が行く」7巻の紹介。 薩長同盟を締結し、あとは倒幕へまっしぐら。 しかし、武力による

記事を読む

『ビットコインはどのようにして動いているのか?』を読んで、ブロックチェーンの仕組みを大雑把にまとめてみた

最近「フィンテック」なる言葉をよく聞くようになりました。 金融(Finance)と技術(Techn

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

24時間のトランジットならビザなしで中国に入国できる(上海浦東空港での体験)

中国での入国を伴うトランジットについて、私は事前にググりまくって情報を

『東京都同情塔』を読んで

ChatGPTを活用して作ったという芥川賞受賞作「東京都同情塔」を読了

『ボーはおそれている』を観て

    3月1日の映画の日はミッドサマーの監督の最新作を鑑賞(ミッド

生成AIを使ったテレビニュース風の動画の作り方(HeyGen + Canva)

  イベントの宣伝用にこんな動画を作りました。   誰でも簡単に作れ

タランティーノの第1回監督作品「レザボア・ドッグス」を観たよ

  只今タランティーノの第1回監督作品「レザボア・ドッグス」がデジタ

→もっと見る

    • 1668366総閲覧数:
    • 1773今日の閲覧数:
    • 2303昨日の閲覧数:
    • 5現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑