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グラミン銀行を知っていますか

公開日: : 最終更新日:2017/08/20 マイクロクレジット, , 銀行


マイクロクレジットの入門書。
マイクロクレジットと呼ばれる貧困層への融資により、
創始者ムハマド・ユヌス氏と共にノーベル平和賞を受賞したバングラディッシュのグラミン銀行。
貧困層への無担保の融資なのに、貸付金の返済率は99.01%という驚異の数字。
その哲学・仕組みが、具体的事例をまじえ記載。
マイクロクレジットとは?
以下本書より抜粋

マイクロクレジットとは、
貧しい人びとを対象に、フォーマルな少額融資を行い、彼らの生活が成り立つように促す仕組みである。その目的は貧困を緩和することである。
これまで需要はあったにもかかわらず、貧しい人びとは融資の対象とみなされず、まともに相手にされてこなかった。マイクロクレジットはそういう人びとにこそ融資するのである。
【グラミン銀行の哲学】(一部抜粋)
・クレジットは基本的な人権である。
・人はだれでも、機会さえ与えられれば、よりよい生活をしようとする能力と意欲を持っている。
貧困は外から規定され、人工的・社会的につくり出されたものである。
・貧しい人びとが信用に値しないのではなく、既存の銀行が人びとに値しないのである。

バングラディッシュの女性は、強烈な男尊女卑の社会のなか、
若いうちに結婚させられ、家庭以外の世界を知らずに、自立できずにいる。
離婚や夫と死別すれば、瞬く間に最貧困層になってしまう。
マイクロクレジットは、そういった女性のための銀行であり、
融資を受けた女性が自立していく様子は感動的である。
程度こそ違うが、日本の女性をとりまく環境にも重なる。
募金などの寄付では、貧困は解決しない。
融資を受けるということで、ひとりの人間として社会的責任を持ち、
仕事を通じて自立し、貧困から脱出できるのだ。

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Comment

  1. joshua より:

    マイクロクレジットって、どうやって収支が成立してるのか以前から不思議だったんだよね。
    それと、この仕組みが社会にどういう影響を及ぼしたのかも。
    メディアで取り上げられるのは、マイクロクレジットの高い志とかそういった部分ばかり。もちろんそれはすごく大事なことなんだけど、それに加えて、この制度が継続できる仕組みを理解できなければ片手落ちだと思うんだよね。
    今度読んでみようかなー。

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