*

41歳のオッサンが見た「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の感想

今夜の金曜ロードショーはエヴァンゲリオン。
私は
顔はオタクっぽいので、バリバリのエヴァ信者と思われるかもしれないけど、実際エヴァンゲリオンのことは、全然知りません。
今夜はなぜエヴァがこれほどまでにカリスマな人気なのかを探ってみようと思い鑑賞しました。

さあ、今、見終わったけど、感想を表現するのが難しい。
とても、難解、難しい。
これからの発言は、エヴァンゲリオンのことをまったく知らない普通の41歳のリーマンおやじが見た感想です。
それもテレビで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を1回みただけ。
感じたままを述べるので、カルトなファンが見たら失礼な表現があるかもしれませんし、「こいつ分かってないなあ」と思われるでしょうが、ご容赦願います。
まあ普通のオッサンからの視点というジェネレーションギャップを感じていただければ幸いです。

さて、まず
これって壮大な自己啓発アニメではないかと思いました。
「年収を100倍アップさせるエヴァンゲリオンの乗り方」
「もし普通の中学生がエヴァンゲリオンに乗ったら」
って感じかな。

自分では何も動かないくせに、ウジウジ悩んで問題から逃げてる人。
だれかが見てくれてる。だれかが助けてくれる。
自分は悪くない。あいつのせいだ。
自分は犠牲者だ。
・・・・・
そんなヤツは一生そうしてろ。
勝手に悲劇の主人公を演じてろ!
誰も助けてはくれない。
そして一生ヒトのせいにして死んで行く。。。

自分の願望は、あらゆる犠牲を払い、
自分の力で実現させるものだ。
他人から与えられるものではない。
(碇ゲンドウ)

そのとおり、夢をかなえる一番の方法は行動あるのみ。
スマイルズの「自助論」にこうある。
「天は自ら助くる者を助く」
と。

そして、ラスト近くのこのセリフがとてもいい。

行きなさい!シンジ君!!
誰かの為じゃない、あなた自身の願いの為に!
(葛城ミサト)

スティーブ・ジョブズもこういったではないか。
「Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice.

And most important, have the courage to follow your heart and intuition. 」

誰かのためって言うのは、かっこいいと思われるけど、実際は言い訳にすぎない。
できないときの言い訳にすぎない。
「妻子がいるからしょうがない」
って言い訳に使ってないか?
自分の願いも叶えることができないで、
自分を成長させることができないで、
誰が他の誰かを幸せにできるものだろうか?

そして、最後に主人公は、自らを開放し、感情を爆発させ、壁を越える。
そう、えてして私たちは自ら自分自身に根拠のない限界を設定してる。
そのリミッターを超えることで、新たな人生が見えてくるはずなのに。

自分の生まれた意味、生きる意味、仕事する意味、、、
悩むのは勝手。
でもウジウジ悩まないで行動あるのみ。
自分の願望、欲望に忠実であるべき。

このウジウジした主人公が共感を呼ぶんだと思う。
どこにでもいそうな14歳の少年。
この設定が絶妙なんでしょうね。

以上、エヴァンゲリオンをたった1回みただけで、偉そうに語りました。
大変失礼いたしました。
ではでは。

PS。
それにしても、「使徒」の造形には、自分が人生で感じたことの無い感覚を刺激されました。
あの姿カタチ、攻撃の表現の仕方。。。
そして、いろいろなところで使われる赤い字のフォント。
このセンスって、なんと表現したら良いか。
月並みにいうと、これもクールジャパンなんだろうな。

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

『アナと雪の女王2』を観て

  『アナと雪の女王2』を観た。 前作は、長らくディズニーが女性に植え付けてきたステレオタ

記事を読む

no image

アベンジャーズ

今ではまったくおもかげがないですが、私は高校生まではバスケットボールをしてました。 なので、1992

記事を読む

歩いても歩いても

世間は盆休みモードで、田舎に帰省している人も多いことでしょう。 盆休みの雰囲気を感じる中、 ふと、以

記事を読む

必見のオープニング

昨日の映画のエンドロールネタに続き、 今日は映画のオープニングネタ Twitterで 「必見の

記事を読む

映画『スティーブ・ジョブズ』にドラマを期待してはいけない。映画的表現・技巧・演技を楽しむ映画なのだから。

    スティーブ・ジョブズ THE MOVIE を観た。   監督が「スラムドック・ミリオネア」の

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

2024年Tatsuya’s Blog 年間アクセスランキング

    2024年最後のブログは、毎年恒例の 「Tatsuya’s

Tatsuyaの2024年劇場映画ベスト3

      今年を振り返る自己満足企画「個人的映画ベスト3」です。今

トム・ヨークのライブに行ってきたよ

  11月19日、広島文化学園にRadioheadのボーカルのトム・ヨ

プラ鉄への道

  この記事は 3D都市モデル Project PLATEAU Adv

映画「シビル・ウォー」観た。

  映画「シビル・ウォー」観た。 ポスターのようなハリウッドスペクタ

→もっと見る

    • 1904597総閲覧数:
    • 112今日の閲覧数:
    • 262昨日の閲覧数:
    • 0現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑