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リーダーシップの旅

公開日: : 最終更新日:2018/02/01 ,

リーダーシップって何だろう?
皆を叱咤激励し、ぐいぐい引っ張っていくイメージが浮かぶ。
体育会系のキャプテン、
私はスラムダンクの赤木キャプテンが浮かぶなあ。
経営者では、
ソフトバンクの孫正義氏、ユニクロの柳井氏、日産のゴーン氏、
その他、橋下大阪市長、織田信長、豊臣秀吉。。。
なんとまあ、
すごい人物ばかり。
リーダーシップは、生まれながらの資質であり、僕なんか絶対なれるわけない。
と思ってしまう。
しかし、この「すごいリーダー」という幻想がリーダーシップを一般人から遠ざけている元凶である。
リーダーは誰でもなれる。
別に体育会系じゃなくても、草食系でもなれるもの。
今日は、リーダーシップとは何かを考えるために、本書を取り上げる。

私たちは森の中の村の住民だ。
村のはずれに不気味な沼がどこまで広がっている。
言い伝えでは、この沼に入ってはいけない。生きて帰ったものはいない。と聞かされて育ってきた。
しかし、この村にいてもいいことはない。
それよりも沼の向こうには希望があるような気がする。
そこで一歩沼に足を踏み入れる。
沼をどんどん進む。
ふと後ろを見ると、数名の人がついてきている。
彼がリーダーになった瞬間だ。
リーダーはなろうと思ってなるものではなく、
このように、自分の「内なる声」に従い、実行した結果、追随していく者が増えた経験を通じ、
結果としてリーダーになっているものだ。
それをイメージするには、最近NHKの番組で日本でも一般的になったTEDのこの動画が分かりやすい。

しかし、私たちはしばしばリーダーシップとマネジメントを混同する。
私たちは、リーダーシップとは
「フォロワーを束ね、ベクトルを合わせ、求められる方向に導くこと」だと勘違いしてしまう。
それはマネジメントだ。
我が国ですぐれたリーダーが生まれづらいのはリーダーシップとマネジメントを混同してるからだ。
組織内ではリーダーが生まれづらい。
入社時に志を持っていても、偉くならないと誰もついてこない。
だから、信頼されるために不本意な仕事でも一生懸命する。
そうするうちに、いつの間にか周りに同化する。
そうして偉くなると、今度は人を管理する立場になる。
マネージャーを長い間するうちに、現実に妥協するようになる。
わざわざ大変な目をしてまでリーダーになる必要を感じなくなる。
リーダーとは、言葉通り、リードする人。
みなが見えないものが見え、それに向かって突っ走って行く。
いつの間にか後ろを見ると、たくさんの人がついてきている。
これがリーダーだ。
キング牧師は優れたリーダーだが、最初からリーダーではなかった。
最初は、黒人を乗車拒否するバスへのボイコットを呼びかけただけ。
それにみんなが賛同し、ワシントンでの何十万人もの人を集め「I have a dream」と演説するまでになった。
ガンジーもしかり。

では、どうしたらリーダーシップの旅への1歩を踏み出せるのだろうか。
結局、自分が本当にしたいことは何かということ。
といっても非現実な自分探しのことではない。
今すぐ脱サラしろという意味ではない。
人生の局面、局面で、内省し、自分の内なる声に耳を傾けることだ。
自分の内面からわき上がるものこそが意志を盤石にする。
それが今いる現状にどうマッチできるかを考えることが必要だ。

そして、フォロワーを得る為には、
結局のところ、全ては人間的魅力に尽きる。
戦略的思考とかコミュニケーションスキルとか磨く前に、魅力的な人間であること。
リーダーシップとは、これに尽きる。
四書五経の1つ『大学』によると
「徳を身につけること」
成功した人はよく
「偶然に助けてもらった」
「ひょんなことから」
「たまたま」
「人に紹介されて」
という言葉で成功を理由を述べる。
これは決して偶然ではなく、その人たちが徳を積んできたからだ。
徳を積んでいけば、必ず本人に返ってくる。

利他とは究極の利己である。

人生は短い。
忙しい、忙しいと言ってる間に、人生の貴重な時間は過ぎて行く。
忙しいから絵が描けないのではない。
絵が描けないから忙しいのだ。

自分の内なる声に忠実で生きよう。
スティーブ・ジョブズも同じことを言ってる。

Your time is limited,
so don’t waste it living someone else’s life.
Don’t be trapped by dogma – which is living with the results of other people’s thinking.
Don’t let the noise of others’ opinions drown out your own inner voice.
And most important, have the courage to follow your heart and intuition.
They somehow already know what you truly want to become.
Everything else is secondary.

最後に、本書でもたぶたび引用されている僕の好きな小説「アルケミスト」より

「本当に何かを望んだとき、宇宙のすべてが協力して、夢の実現を助けてくれる」

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