*

最強のふたり

公開日: : 最終更新日:2017/05/21 映画感想文 ,

このブログでは、いつも難しそうな本の話題ばかり書いてますけど、実は私は結構マンガ好きだったりします。
好きな漫画をあげると、バスケ少年だった私にとっては、やっぱり『スラムダンク』ですね。
その『スラムダンク』の井上雄彦先生の車椅子バスケの話『リアル』も超オススメです。
車イスの人をまったく遠慮なく健常者と同じ扱いをする主人公の姿に最初ビックリしますが、「車イスはお前の個性、能力」だという主人公にダイバーシティの何たるかを考えさせられるマンガです。


今日見たフランス映画『最強のふたり』もそんな映画です。
クビから下が完全に麻痺した大富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者の友情を描く実話を基にしたヒューマン・コメディーです。

あまり軽はずみなことは言えないかもしれませんが、
(というか、こういった障碍者が特別だという意識がいけないんだろうけど。。。)
障碍者の人に対しては、どうしても、かわいそうとか哀れみの感情を持ってしまいます。
しかし、この映画の介護人は、ズケズケとプライバシーにまで土足で入ってきます。
おいおいそこまでしてもいいのかと思うシーンが多々あったけど、健常者と変わらない普通の関係だったからこそ、主人公は彼に心を開き、終生の友情を結ぶ関係になったのでしょう。
この映画の登場人物のように、障碍というものを個性と感じられる社会こそが、我々の目指すべき理想の社会なんでしょうね。

PS.
パリが舞台の映画なんですけど、
やっぱりパリはいいですねえ。
こんな地味な映画でも、みんなオシャレに見えます。
パリの雰囲気を感じるだけでも、オススメです。
また、パリに行きたくなりました。

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

白いリボン

2009年のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。 うーん、なんというか。 ひとことでいうと、 「不穏

記事を読む

映画作りのワクワク感に溢れた傑作『カメラを止めるな!』を観て(ネタバレなし)

    僕は、勤務先の送別会や忘年会などの余興で動画を作ることがよくある。 普通のサラリーマンにして

記事を読む

映画『この世界の片隅に』を観て

    こうの史代原作の漫画を映画化した「この世界の片隅に」を観ました。 原作漫画の大ファンです

記事を読む

アンヴィル!

メタリカ、アンスラックス、元ガンズのスラッシュ等のミュージシャンからはリスペクトされるのに、なぜか3

記事を読む

戦場でワルツを

この映画はなんて表現したらよいのだろう。 アニメーション? ポップアート? ドキュメンタリー?

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

2025年Tatsuya’s Blog 年間アクセスランキング

2025年最後のブログは、毎年恒例の 「Tatsuya’s blog

Tatsuyaの2025年劇場映画ベスト3

  今年を振り返る自己満足企画「個人的映画ベスト3」です。 2010

『羅小黒戦記2』を観た

2025年12月28日 今はネットでいつでもたくさん映画を観ることがで

アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ』を観た。

2025年12月28日アリ・アスター監督の新作『エディントンへようこそ

『ズートピア2』を観た。

『ズートピア2』を観た。前作と同じく道徳の押し付けではなく楽しみながら

→もっと見る

PAGE TOP ↑