*

TatsuyaのベストBOOK 2012

公開日: : 最終更新日:2014/08/10 ,

今回は、
もともと書評ブログのつもりで始めたTatsuya’s blogらしく、
恒例の今年のベストBOOKを発表します。
じゃじゃーん!
発表します!!


2012年のベストBOOK!
『MAKERS ―21世紀の産業革命が始まる』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4629225

2012年は日本の製造業の苦境がはっきりと表れた年でした。
先進国でのモノづくりにとっては絶望の環境の中、新たな希望を本書は示しています。
ビットの世界のオープン化に続き、今度はアトムの世界、すなわち製造業もオープン化するという新たな希望です。
これからは大規模工場で大量生産するのではなく、製造業は個人単位に収斂されていくという世界の流れを私たちに教えてくれます。
今は80年代のパソコン黎明期と同じ空気が製造業に起こっています。
3Dプリンター、3Dスキャナーなどを使えば誰もが製造業者になれる時代、これからの社会はより個人のクリエイティビティが求められます。
そんな希望の未来にワクワクしながら一気に読みました。
本書や、「フリー」、「シェア」、「フラット化する世界」などのように現在世界を俯瞰的に見た上で、新たなムーブメントに着目し未来がどうなるのかを教えてくれる本が大好きです。

次点は、
私たちの「働き方」がどう変わっていくのか大胆に予測した
『ワーク・シフト』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4551777

今から10年くらいで、私たちは一気に新興国の人間との競争にさらされたうえに、機械ができる仕事は機械に置き換えられる流れが加速するでしょう。
今のまま漫然と未来を過ごせば大変なことになります。
従来の常識をシフトさせること、3つのワークシフトを教えてくれます。


つぎに、私のブログで
アクセスがもっとも多かった本は、
『動員の革命 〜ソーシャルメディアは何を変えたのか』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4293801

ソーシャルメディアの歴史を、アラブの春やオキュパイストリートにみられる動員という観点から記述した本。
今さらソーシャルメディアとは何ぞやと聞くのは恥ずかしい人でも、本書を読めばバリバリのソーシャルな人になれると思う。
著者の津田大介さんにTwitterで私の書評のことを送ったら、津田大介さんがTwitterで紹介していただいたおかげで、一気にアクセスが増えました。
https://twitter.com/tsuda/status/197261288005570560


私のブログで
facebookの「いいね!」が一番ついた本は、
『アジアで稼ぐ「アジア人材」になれ!』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4351210

最近、私の周りが急速にグローバル化してきました。
会社で一番の友人がタイへ赴任、後輩夫婦がマレーシアに移住を計画中など、
そういう私もフィリピンに留学に行ってからというもの、日本以外のアジアをとても身近に感じています。
ここ数年でアジアシフトは急速にすすむのは間違いないでしょう。
そのために今から準備しとかなければ。。。


最後に、私のブログから
アマゾンのアフリエイトで一番売れた本は、
『DUO 3.0』

これは、私の妻の英語の勉強法を紹介したブログ
「37歳でTOEICテスト405点だった主婦が4ヶ月で610点に至るまで」
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4402784
から、たくさんの方がご購入いただきました。
ありがとうございました。
ちなみに今のスコアはもっとアップして745点になりました。
そういう私は730点で足踏み状態。。。


今年も、本からいろんな知見をもらいました。
「MAKERS」や「ワーク・シフト」からは今後の人生のヒントをもらいました。
そうは言っても、正確には数えてないですが、多分100冊くらいしか読んでないと思うので、もっともっと本を読まなければいけません。
英語の本も、もっとたくさん読みたいし。
あー、時間が足りない。
もっともっと時間がほしいです。
そして、最大の課題は、
そろそろ、本から得た知見を自分の人生に落とし込み、実行しなければいけないということ。
私は、今は単なる頭でっかちの評論家に過ぎません。
さて、来年こそは。。。


【ご参考:過去のベストBOOK】
2011年
『スティーブ・ジョブズ』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=4079069



2010年

『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=3393659


2009年
『ブラック・スワン』
http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=2643417

ad

    この記事が気に入りましたら、ぜひTwitter、facebookボタンをお願いします。
    ブログを書くモチベーションになります。よろしくお願いします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事が良かったらビットコインで寄付をお願いします。
ビットコイン投げ銭ウィジェット



関連記事

チーズはどこへ消えた?

毎朝、新聞やニュースを見てると、 この世の中はもの凄いスピードで変化しているにもかかわらず、 私

記事を読む

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

  もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだ

記事を読む

デフレの正体

いまさらながら、『デフレの正体』を読んだ。 去年の本なのに、最近facebookの友達が同時に2人

記事を読む

リーン・スタートアップ

私はベンチャー企業の成功物語が好きだ。 スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、本田宗一郎、ジェフ・ベゾ

記事を読む

ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階

全世界の経営者の必読書の第3弾登場! 『ビジョナリー・カンパニー』 では、偉大な会社になるた

記事を読む

ad

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ad

生成AIで作ったキャラクターをLive2Dで加工しUnityで動かす(まばたき、話す)

  ChatGPT(DALL-E3)で作ったキャラクターをもとに、Ch

24時間のトランジットならビザなしで中国に入国できる(上海浦東空港での体験)

中国での入国を伴うトランジットについて、私は事前にググりまくって情報を

『東京都同情塔』を読んで

ChatGPTを活用して作ったという芥川賞受賞作「東京都同情塔」を読了

『ボーはおそれている』を観て

    3月1日の映画の日はミッドサマーの監督の最新作を鑑賞(ミッド

生成AIを使ったテレビニュース風の動画の作り方(HeyGen + Canva)

  イベントの宣伝用にこんな動画を作りました。   誰でも簡単に作れ

→もっと見る

    • 1676630総閲覧数:
    • 112今日の閲覧数:
    • 201昨日の閲覧数:
    • 1現在オンライン中の人数:
    • 2014年4月29日カウント開始日:
PAGE TOP ↑