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ジャンゴ 繋がれざる者

公開日: : 最終更新日:2018/09/15 映画感想文 ,

久しぶりのタランティーノ映画
「ジャンゴ」を観た。


今回も相変わらずの血のりたっぷりのタラノンティーノ節炸裂!
とはいってもタランティーノにしては残酷な演出は控えめ。
10年くらい前の「キルビル」では、女性が悪い男を殺しまくり、
前作では、ユダヤ人がナチスを殺しまくり、
そして、今回は元奴隷の黒人が白人を殺しまくる。
虐げられる社会的弱者が、社会的強者を殺しまくるところが、タランティーノ映画のスッキリ爽快するところ。

とはいえ、もはやタランティーノは、過去の映画を自分流にアレンジしているだけで、目新しいもの、革新的なもの、サプライズは特に感じなかった。
本作にしても、過去の作品「キルビル」「イングロリアス・バスターズ」の復讐劇という設定そのままに、舞台をアメリカ西部劇に変えただけのよう。
シーン1つ1つが、どこかで観たことあるようなシーンばかり。
そうはいっても、タランティーノの映画に何かを求めること自体、いや、そもそも娯楽映画に何かを求めること自体が無意味なこと。
本作も、奴隷制度、人種差別にもの申すとかいう高尚な映画ではなく、純粋にタランティーノが子どものころに好きだったマカロニウエスタン、ブラックエクスプロージョン映画を、自分が撮りたかっただけに違いない。

以上、批判ばかりしたけど、今までのタランティーノ映画がスゴすぎたからこその批判。
本作も娯楽映画としては、最高の部類に入る傑作。

愛する妻を取り戻すために、立ち上がる元奴隷の黒人ガンマン。
その設定だけでいい。
とにかく、ジャンゴがかっこ良過ぎる。
ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソンの相変わらずの存在感、
極めつけは、アカデミー賞受賞のクリストフ・ヴァルツ。
監督がいい、俳優もいい、
しかし、そんなスゴい俳優を、このようなB級な映画に出演させる。
そこがタランティーノ映画の格別なところ。

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