野村萬斎が満載の映画「花戦さ」を観て

野村萬斎祭りという感じの、野村萬斎が満載な映画「花戦さ」を観た
映画「のぼうの城」の主人公と同一人物のような得体の知れないキャラがぴったりハマってる。
「池坊」
日本人でこの名前を聞いたことがない人はいないでしょう。
生け花のことに全く興味がなくても、必ずやその名を聞いたことあるでしょう。
その初代である池坊専好が、天下統一後ダークサイドに突き進む豊臣秀吉に、生け花で戦いを挑むというお話。
エンドクレジットから分かるように、池坊グループ全面バックアップの、生け花好きならたまらない映画にちがいない。
生け花のことをさっぱり知らない私でも、映画に登場する生け花の凄さ、素晴らしさは感じとれる。
そして、生け花は、人間の多様性の素晴らしさも気づかしてくれる。
さて、宣材の通り、コミカルな映画なんだと思うと、後半に一気に暗くなるので要注意。
スターウォーズの「ローグワン」のように、これでもかと主要登場人物が殺されていく。
侘び寂びなどようわからん、白か黒か(映画では黒か金か)はっきりさせたい秀吉に対し、多様性を訴える千利休は、最後には秀吉の心を変えることはできず、死罪となる。
その千利休に多様性を教えた池坊専好は、秀吉に「花」で決戦を挑む。
クライマックスの池坊専好(野村萬斎)VS 秀吉(市川猿之助)の演技合戦には息をのむ。
狂言 vs 歌舞伎 が生け花を舞台に、日本の伝統芸能のプライドをかけた最上の演技合戦が拝見できる。
兎にも角にも、
野村萬斎が満載、
最後の痛快さに、万歳で終わる。
そんな映画です。
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