N88-BASICで「Go To キャンペーン」
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プログラミング Go To キャンペーン, N88-BASIC
いよいよ、7月22日から「Go To キャンペーン」が始まります。
「Go To キャンペーン」は、コロナ禍で打撃を受けた日本の国内観光需要喚起を促すための政府主導の一大キャンペーンです。
7月23日からの4連休で多くの人たちが国内旅行をすることでしょう。
さて、Go To という言葉は、80年代にBASICを触ったことのある身としてはとても懐かしい響きがします。
ノスタルジックに、BASICでGOTOを使ってみたくなりました。
使用ソフト
N88互換BASIC for Windows95
https://www.vector.co.jp/soft/win95/prog/se055956.html
なんと、2020年の現代においても、N88-BASICが使えるソフトがあるんですね。
Windows 10でも動作します。
試行錯誤
GO TO キャンペーンを実施することで、どれだけ日本中に新型コロナウイルスが拡散されるかシミュレーションしてみます。
感染者が倍々に増えていくとすると・・・
10 n=1
20 PRINT “感染者数”,n
30 n=n*2
40 GOTO 20
これだと、無限ループになるので良ろしくない。
では、地球の人口を考慮します。
10 n=1
20 PRINT “感染者数”, n
30 n=n*2
40 IF n< 8000000000 GOTO 20
50 END
濃厚接触は15分と言われるので、
15分ごとに倍々になるとします。
10 i=1
20 n=1
30 PRINT (i-1)*15;”分後”,”感染者数”,n
40 i=i+1
50 n=n*2
60 IF n<8000000000 THEN GOTO 30
70 PRINT (i-1)*15;”分後”,”感染者数”,n
80 PRINT “END”
90 END
1人の感染者が、旅行先で2人と15分間濃厚接触し2人とも感染
その感染者が同様に2人に・・・
そしてその感染者が同様に2人に・・・
(実行画面)
405分後(約7時間後)に、日本国民全員が感染し、
495分後(約8時間後)には、全人類が感染します。
まさに、かつて藤子不二雄がドラえもんの道具「バイバイン」で警告していたことが起こるかもしれません。
おそるべし、GOTOキャンペーン!
私の4連休は、おとなしく STAY HOME します。
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