「シン・ウルトラマン」を観て
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映画感想文

90年代・2000年代を席巻したタランティーノ監督の映画が好きだった。
その一方で、自分の好きなもののパロディ、オマージュ、リミックスばかりなものが、オリジナル映画って言えるのかなと疑問もあった。
タランティーノほど露骨じゃないけど、スピルバーグも自分が子供のことに好きだったことを少し形を変えて再生産し続けている。また映画に限らずあらゆるものが、先人たちが作った車輪を少しづつ変えて再生産し続けている。こうやって文明や文化は徐々に徐々に変化している。
エヴァンゲリオンで大成功した庵野監督も、タランティーノやスピルバーグと同じく、子供の頃好きだったものを再生産するようになってきた。
ゴジラを現代の霞ヶ関ドラマとして甦らした「シン・ゴジラ」は大傑作だった。
そして、今回のシン・ウルトラマンだ。
うーん。
それなりに楽しめたけど、とくに後々印象に残ることはなかった。
シン・ゴジラのような、災害へのスペクタクルや教訓はなく、今の時代になぜウルトラマン?というのが伝わらなかった。
ウルトラマンのオマージュやパロディを見つけて楽しむ鑑賞が正解な気がする。
昔ウルトラマンを好きだった人たちが、ウルトラマンを作った。
その趣味に付き合わされた感。
シン仮面ライダーはどうなるのだろう。
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