『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観て(ネタバレあり)
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アニメーション, エヴァンゲリオン, 映画感想文 シン・エヴァンゲリオン劇場版
僕は現在50歳だが、よく精神年齢は子供だと言われる。
中二病という言葉があるけど、僕の精神的な時間は中学生のころから止まっていると思う。
2度と戻りたいとは思わないけど、今の自分はどこかあの頃に縛られてる。
基本的に、内向的な少年だった。
今のことばでいうと「陰キャ」な少年だったかもしれない。
小学生高学年の頃には、日本で初めてのパーソナルコンピュータPC-8001を触っていた。
思春期になると、
僕は必死で陽キャになろうと努力した。
バスケ部に入ったり、青春を楽しもうとした。
PCはやめた。
そのころは、腐ったみかんで有名な初代金八先生の時代の数年後、
「夜の校舎 窓ガラス 壊してまわった」という歌詞が共感を得る時代だった。
ただ、自分にはそういうのはまったく共感をえなかった。
ただ、陽キャを演じながら、陽キャの部分にも陰キャの部分にも馴染めなかった。
世界は広いってことは、50歳になった今だから言えるけど、当時は家庭と学校が全てだった。今思えば、その逃げ場がない脆い氷の上に存在している自分に対して不安と鬱屈とした思いがあったような気がする。
ただ、それ以降はそれなりに、普通の人生を歩み、普通のサラリーマンとして一応社会には馴染んでいる。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観た。

この世の苦しみのほとんどの原因は人間関係だ。
僕も心にATフィールドを持って傷つかないように防御して人生を過ごしてきた。
こんな辛い気持ちを持つのをやめて全人類が1つの生命体になることを望んだ碇ゲンドウの気持ちがよくわかる。
碇ゲンドウが電車の中で自分の人生を独白するシーンは、まさに自分の人生に重なった。
しかし、シンジくんはそれを拒否した。
苦しくても辛くても人生を生きる道を選んだ。
ラストの宇部新川駅のシーン、
アニメから実写に変わって終わる。
永遠の14歳だったシンジくんが解放される素晴らしいラストシーン。
中学生のころから僕を縛っていた何かから解放されたような気がした。
次のステージへ行こう。
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