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生き方

公開日: : 最終更新日:2017/10/01

ついに、JALが破綻しました。
官と癒着しためちゃくちゃな経営には、破綻して当然、同情の入り込む余地は無い。
そんななかで、新しいCEOに京セラの稲盛和夫名誉会長が選ばれた。
わざわざ私が申し上げるでもなく、稲盛さんはあの京セラを世界企業に育てた日本を代表する経営者。
既得権のうごめく航空業界で、いろいろな横やりが入り、苦難の道のりでしょうが、経営の神とも呼ばれた手腕で、見事JALを再建していただきたいものです。
「ゆうちょ」の西川さんのように、既得権者に翻弄されないことを祈ります。

ところで、稲盛さんってどういう人物なんだろう?
そういうあなたには、稲盛氏の代表作「生き方」をお薦めします。
これは、全ての社会人必読の書。
また、小学校の道徳に時間にも読まれてもよいほどの分かりやすさ。


稲盛氏の主張はとてもシンプル。
成功の条件は、心を磨くことであり、そのためには
・利他に徹すること
・1日1日一生懸命生きること
・努力を惜しまず働くこと。 (仕事こそが最高の精進)
そして、夢をかなえたければ、強烈に思い続けることが重要だと述べられている。
なぜこういう境地にいたったのか、
私の知り合いの理系の方も言ってたが、研究を続ければ続けるほど、宇宙全体をつかさどっている「何か偉大なもの(サムシング・グレート)」の存在を意識せざるを得なくなるそうです。
だからこそ、謙虚に、自らの心を高めることの重要性をこれほど訴えておられ、その主張に重みがあるのだと思います。
では、私がマーカーを引いた箇所を抜粋。

寝ても覚めても強烈に思い続けることが大切。
もうこれ以上のものはないと確信できるまで努力を惜しまない。
人事を尽くし、あとはもう天命を待つしかないところまで力を出し尽くす。
平凡を非凡にかえるには、毎日の積み重ね。今日1日1日を懸命に生きること。
迷ったら、原理原則、本来あるべき道を選ぶこと。
【人生の方程式】
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
※もっとも重要なのは「考え方」
リーダーに求められるのは「才」よりも「徳」
「徳高き者には高き位を、功績多き者には報奨を」
 (西郷隆盛)
心を磨くにはどうしたらよいか?
6つの精進
①だれにも負けない努力をする
②謙虚にして驕らず
③反省ある日々を送る
④生きていることに感謝する
⑤善行、利他行を積む
⑥感性的な悩みをしない
働く喜びは、この世に生きる最上の喜び
心を高める一番基本的かつ重要な要件は、「精進」= 努力を惜しまず一生懸命働くこと。
日々の労働の中にこそ、心を磨き、高め、少しでも悟りに近づく道が存在している。
利他に徹すること。(忘己利他)
「足るを知る」こと
知足の心がもたらす感謝と謙虚さをベースにした、他人を思いやる利他の行いが重要。

夢は強烈に思い続けることという点は、マーフィーの法則に共通するし、原理原則を行動の基本にする点は、「7つの習慣」にも共通する。
昨今は空前の自己啓発本ブーム。
ちまたにあふれる自己啓発本は胡散臭いのが多いが、稲盛さんのような本物の言葉の重みは別格です。

【関連エントリー】
Tatsuya’s blog (備忘録): 7つの習慣(プロローグ)
Tatsuya’s blog (備忘録): やればできる
Tatsuya’s blog (備忘録): 自助論
Tatsuya’s blog (備忘録): マーフィー 眠りながら成功する
Tatsuya’s blog (備忘録): 公益資本主義

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Comment

  1. joshua より:

    うちの会社はまだまだ小さいけど、これから人員を増やすにあたって「組織はどうあるべきか?」を考える機会が多いですね。
    ということで最近、稲盛さんのアメーバ理論にとても関心があります。

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