大地の力を我らに
公開日:
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ドキュメンタリー
NHKスペシャル「アフリカンドリーム」第2回
「大地の力を我らに」
アフリカに眠る潤沢な資源は、今までは、西洋諸国が、独占してきた。
しかし、グローバル化の波は、これ以上の西洋諸国の搾取を許さない。
アフリカ諸国は、西洋の搾取からの自立に動き出している。
では、備忘録
■ボツワナ(ダイヤモンド)
・ダイヤモンドはイギリスのデビアス社がほとんど独占してた
・ボツワナはダイヤモンドの産出量世界30%なのに、利益はたったの1.5%
・それは原石を輸出してただけだから。
・ボツワナのダイヤはあと20年で枯渇する
・以上を懸念したボツワナ政府は、デビアスの採掘権の更新期に、大胆な交渉を実行
・デビアスの採掘権更新の条件に、ダイヤ原石の取引所であるDTCをボツワナに移転させた。
(中国、インド企業の影をちらつかせながら交渉、グローバル化の恩恵)
・DTCがボツワナに移転されたことにより、世界中のダイヤ研磨企業がボツワナに
・それらは、若者の雇用はもちろん、夢・希望を生んだ。
・「ダイヤの力でみんなを幸せにする」(研磨工場で働く20代の女性)
■ザンビア(銅)
・外資との軋轢 (インド、中国企業)
■タンザニア(金)
・タンザニア中から「金」を求めてヒトが集まる(ゴールドラッシュのよう)
・あたりかまわず穴を掘るので「野ウサギ」と呼ばれる。
・野ウサギたちは、インターネットで売値を知り、直接市場と取引できる。
・政府も大規模の外資よりも国内小規模事業主(野ウサギたち)を全面支援することに方針転換
かつて、トーマス・フリードマンが「フラット化する世界」で言ったとおり、IT化、グローバル化は、情報を透明にし、強欲な仲買人のいる余地をなくす。
つまり、個人が個人の努力で利益にアクセスすることが可能になる。
それは経済活動を活発化、加速させる。
かつて搾取されてきた彼らが富にアクセスできることで、もっともっと良い公平な世界が実現できるんでしょうね。
「ダイヤの力でみんなを幸せにする」
と言ったボツワナのダイヤ研磨工場に働く20代の女性の瞳を忘れられません。
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