ビットコインのデビットカードを利用してみた。
わが国でもフィンテックブームによって、ビットコインが注目されています。
しかし、使える店が少ないので、まだまだ、マニアの域を出ていないのが実態です。
そんな折、ビットコインのデビットカードがあると知り、早速作ってみました。
イギリスの E-coin というサイトで、世界中の誰でも作ることができます。(本人確認不要)
費用は、郵送費こみで0.03BTCくらい(約1800円)
通貨は米ドル、ユーロ、ポンドの3種類
カードブランドはマスター
僕は米ドルのカードを注文。
英語サイトだけど、中学生程度の読解力があれば大丈夫。
注文方法はいたって簡単。
手数料支払方法は、日本ではなぜかPaypalは使えず、ビットコインを送金。
4月3日にサイトで注文し、届いたのは6月8日。
2ヶ月くらいかかるので、気長に待ちましょう。
カードが届くと、早速、サイトにアクセス。
なお、e-coinは近々wirexというブランドに生まれ変わるので、wirexのカードが届きます。
Verification(認証)、
ピンパッドの登録(ATMを使わない場合は不要)
これでデビットカードが使える状態になりました。
このままではお金がないので、まずはビットコインをデビットカードに送ります。
「View Address」を押すと、15分間(多分)だけ有効な入金用ビットコインアドレスが発行されるので、ここへビットコインを送金します。
送金が完了するとメールに通知がある親切設計。
このままじゃ、まだカードにお金はありません。
チャージするには
LOAD CARD
Enter Amount
で、デビットカードにUSドルを入金
チャージ成功!
さて、本当に使えるのでしょうか?
近所のコンビニに行って、ドキドキしながら、レジにデビットカードを差し出すと、店員さんも特に
変わった様子もなく、あっけなく、普通に使えました。
これが履歴。
為替レートは 1USドル 108.03円(為替手数料は1円50銭から2円程度っぽい)
そして、セブンイレブンのATMから日本円で現金もおろせました。
ただし、現金引き出しの手数料は6ドルもするので、注意。
この仕組みはすごい。
いろいろなことが考えられます。
例えば、留学中の子供への仕送り。
銀行の外国送金手数料は最低2500円くらいする。
それなら、デビットカードに入金すればいい。
海外出張、海外旅行は、このカード1つでオーケー。
クレジットカードはスキミングが怖いし、所詮借金。
デビットカードにビットコインをチャージすればいい。
マスター加盟店ならどこでも使えるし。
アプリもあります。
アプリ名はWirex
残高、履歴の確認、チャージ、カードの発行が可能。
Wirexは今後銀行を必要としない金融サービスを拡充するらしく、その動向に注目です。
日本国内では、今の所、便利さを感じないけど、こういう使い方もあるんだということで、 ビットコインのデビットカードに要チェックです。
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Comment
ご相談があります。
携帯を新しくしました。
そうしたら、初期化されてしまってAuthenticatorのアプリでもう一度バーコードをスキャンか手入力をしないといけなくなりました。
ですが、e-coinにログインできませんので、2要素認証ができないのですが、どうすればいいのか分かりますでしょうか?
申し訳ございません。
分かりません。