仕事は楽しいかね?
公開日:
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本
今日は、日曜日の夜にピッタリのタイトルの本
『仕事は楽しいかね?』
をご紹介します。
仕事は楽しいかね?
こうきかれて、どう答えますか?
今の私は、とてもギクッとしてしまいます。
そうはいっても、
私はとても恵まれています。
会社から毎月お給料をいただき、中流と言われる生活をさせてもらっています。
マズローのいう安全要求は十分すぎるほど満ち足りています。
一方で世界では有名大学を出ても就職できない若者がたくさん溢れているところ、
贅沢なことはいえないですけど、
楽しいかどうかと問われると、答えに窮します。
日曜日の夜は、サザエさん症候群に陥ってしまう自分がいます。
いつから楽しめなくなったんだろう。
贅沢な悩みなんですけど、
毎日が何かの罰ではないかと感じることがあります。
たまにドストエフスキーのこんな言葉が頭をよぎります。
「最も残酷な刑罰は徹底的に無意味で無益な労働をさせることだ」
しかし、それは心持ちしだい。工夫次第。
本書に登場する先生はこういいます。
「人生とは、くだらないことが1つまた1つと続いていくものでない。
1つのくだらないことが何度も繰り返されていくのだよ。」
自分で変えない限り、停滞が永遠に繰り返されるのです。
だから、変わらなきゃ。
でも、変わるってとても難しい。
変わるためにどうしたらいいか。
本書の中で言われるたった1つの目標はこれ。
明日は今日と違う自分になる
ということだけ。
そのためには、
どんどん試してみること。
試してみることに失敗はない。
スティーブ・ウォズニアックは、
みんなに自慢げに見せびらかしたいためにパーソナルコンピュータを作った。
ビルゲイツだってそうだ。
遊び感覚でいろいろやってるうちに、いつのまにかああなってる。
遊び感覚で色々やって、成り行きを見守る。
そしたら、何かが変わる。
偶然が味方するかもしれない。
偶然は発明の母という。
「適切な時」とか、「完璧な機会」なんてものはない。
この場でただちに始めるということが大事なのだ。
だから、
考えつくだけの、あらゆることをしろ。
素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからない。
そうは言っても、
私なんて、しがない会社員です。
みんな、そう言う。
他人には時間がある。
他人にはお金もある。
他人にはコネもある。
だれだって、後からだったら、何だって言える。
イノベーションというものは簡単そうに見えるもの。
後から見れば。
ゴールドラッシュの時代に、
売れ残ったテント用の帆布を使って何をすべきか考えたからこそ、
リーバイスのジーンズが生まれた。
身の回りにはたくさんのイノベーションの種がある。
ただ見逃してるだけ。
変化することは難しいが、
試してみることは簡単だ。
今日は昨日と違う自分になる。
そう思えば、仕事は楽しくなるかもしれない。
Let’s TRY !
Just Do It !
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