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カンボジアをブラタツヤ[その4:シェムリアップ → プノンペン バスの旅(前編)]

公開日: : 最終更新日:2015/01/02 ブラタツヤ , , , , ,

 

2014年1月2日
今日は、シェムリアップから首都プノンペンへバスで向かいます。
距離にして約300キロ。
バスで6時間の旅。

昨日、ゲットしたバスのチケット

豪華そうだ。
なんたって、名前が VIP BIG BUS ですもの。
ワクワク。

と、朝7:30にホテルにお迎えが来るはずが、なかなか来ず。
やっと8:30にお迎えが来る。
このくらいの遅れは覚悟してたのでいいんだけど、
えっ、
これでプノンペンまで6時間乗るの?
チケットの写真と違うじゃん?
これが、VIP BUS ?

でも、しょうがないので、乗り込む。
妻子連れのカンボジア男性が気さくに話しかけてきた。
彼の名前はアモ(Amot)
この後も僕にいろいろ話かけてくれたナイスガイだ。
彼のおかげで楽しい旅になるとは、この時はまだ知らない。

車はトヨタ、バイクはホンダ!
クオリティ高い、故障しない。最高だ!
韓国、中国は安いけど、すぐ故障する。

こんな感じのベタな話をしてきた。

僕は何もしてないのに、
品質のよい製品を作り世界へ輸出している人たちのおかげで日本人は世界中の人から好かれている。
そのことを決して忘れてはいけないと思う。
彼らへのリスペクトの気持ちを忘れてはいけないと思う。

そこで、アモに
「このバスって、チケットの写真と全然違うよねえ」
って話すと、大爆笑される。
「これはピックアップだよ」
あー、そうなんだ、よかった。
そうこうするうちに、バスステーションに到着。

これがプノンペンまでのバス。

うわー、超おんぼろ。
これが、VIP BUS ?
窓ガラスにヒビ入ってるし。

大丈夫か?

車内はカンボジア人と白人のバックパッカーばかり。
アンコールワットにあれほどたくさんいた東洋人(日中韓)は、ここには僕以外いない。

8時発のはずなのに、いつまでたっても出発しない。
運転手もまったく悪気もなく、
遅れて申し訳ございませんのようなアナウンスもなく、
乗客もノンビリしたもので、とくに誰も文句いう風でなく。
遅れるのが当り前。
それが、グローバルスタンダードなんだなあと妙に納得する自分がいた。
日本だと、たった1分遅れたくらいで、ピーピー、ガーガー、クレームがうるさいことだろう。
2年前に大型台風が九州に上陸して北九州地方が水害で大変なことになったときの新幹線のアナウンスを思い出した。
「1分遅れて大変申し訳ございません」
これを聞いて震えた。日本人は恐ろしい民族だと。

それよりもエアコンききすぎで寒い。
カンボジアでは、エアコンを寒過ぎるくらいに冷やすことがサービスだと誰かのブログで見たけど、本当だった。
ジャンパー持参で助かった。

 

そうこうするうちに、
約1時間遅れて、やっとこさ9時前に出発。

が、
出発するも異音。
スピード出ず。
のろのろ、
のろのろ運転。

で、
出発して約30分後、

停車。

なにごとかと、アモに聞くと、
「BREAKDOWN…」
マジですか。。。。

その場で修理を始めだした。

どうやら代替のバスは来ないらしい。
ただひたすら直るのを待つだけ。。。
一体、いつになるのだろう。
旅から来る興奮、度胸からか、不思議と不安はなく、
あるのは、「なるようになるさ」という楽観だけ。

こんな感じのところで立ち往生。

それにしても、だれも声を荒げるでなく、事態の成り行きをみてる。
外に出てブラブラしたり、バスの中でヘッドホンで音楽聴いたり、読書したり、スマホいじってたり、寝てたり、
みな、思い思いの時間を過ごしてる。
あたかも物は壊れて当たり前かのように。
同じことが日本で起こるとすごいクレームの嵐なんだろう。
まあ、お金をケチったからしょうがないか。
(シェリムアップからプノンペンまで飛行機で80ドル、バスだと8ドル)

ぼくも外をブラブラしてると、
きれいな白人の女性が話しかけて来た。
ドキドキする。
が、そんなキレイな女性から
「トイレはどこにあるか知ってます?」
との質問。
僕にも分からないので、アモにきくと、無いとの返事。
その返事をきいた女性の
「オーマイガ」
の表情がいたたまれない。
男性はみな立ちション。
多分、この女性も。。。

車内に戻り、席につこうとすると、
白人男性が
「BE CAREFUL」
と叫ぶ。
なんと、車内の通路のド真ん中に、修理するために大きな穴が開いており、
彼が注意してくれなかったら、危うく約2メートル落下するところだった。
ありがとう、見知らぬ白人さん。
あなたは命の恩人だ。
あっ、名前聞くの忘れた。
これを見てたら、教えてください。
(見てる訳ないだろうけど)

どうも、この設定にデジャブを感じると思ったら、
ブラッドピット、役所広司出演の映画『バベル』ではないですか。
あの映画では、ある事件が起きバスがモロッコのへんぴな村で立ち往生した。
そこでの言語の違いによるディスコミュニケーションをよく表した映画だった。
さしずめ、カンボジアで立ち往生する僕は、顔はキモオタだけど、自分ではブラッドピットを演じているつもり。

とかなんとか、どうでもいいことを考えてるうちに、BREAKDOWNからすでに1時間以上経過。
アモに聞くも、直る見込みはなさそうなので、
他の誰かも誘って一緒にタクシーでプノンペンに行かないかと提案。
さっそく、アモはいろいろ知合いに電話する。
シェリムアップのタクシーはプノンペンには行きたがらない。
プノンペンからシェムリアップに向かってるタクシーが1件見つかり、その復路に乗る作戦を考えたが、あと2時間はかかるとのこと。
もうこりゃー、あきらめて2時間待つしかないなあと思ったところ。
バスが立ち往生してから約1時間30分、
11時頃に代わりのバスが来た。

おー、待ってたぜ!

後編に続く。
http://tatsuya1970.com/?p=915

 

 

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