「Makers Faire 東京 2017」に参加しました
公開日:
:
最終更新日:2018/11/12
IoT, Maker Faire, 東京, 電子工作 Makers Faire, 東京, 潜入レポート
2017年8月5日・6日と東京ビッグサイトで開催された
「Makers Faire 東京 2017」という展示会に出展者の一員として参加しました。
Maker Faireは、地上最大のDIYの展示発表会で、Makerムーブメントのお祭りです。
10年くらい前にサンフランシスコで始まり、現在世界中で開催されている大イベントです。
DIYといえば日曜大工を思い出すかもしれませんが、IoT、 AI、VRなど最新のIT技術を駆使したセミプロが日本、中国、韓国などから集まっています。
普通のIoT展示会よりも、距離感が近く、面白いです。
なんだか、自分でも作れるんではないかと錯覚してしまい、来年はメイカーとして参加したいと強く思いました。
私は、4月に行われたNASAのビッグデータを活用したハッカソン「Space Apps Japan」チームの一員として参加しました。
私の作品は、LINEのチャットボットなので、メイカーではないですが、NASAハッカソンということで便乗させてもらいました。
とはいえ、自分の作品を展示するなんて初めての経験なので、ワクワク感よりも不安でいっぱいでした。
何度、参加をキャンセルしようと思いましたが、自分のモットーである「迷ったらゴー」の精神でエイヤーで参加しました。
Space Apps Japan は、
世界200都市、日本国内8都市で開催されており、
今回の展示は、東京、大阪、宇部の各予選で作成したプロダクトを展示しました。
会場こそ違えど、同じハッカソンに参加した仲間であること
何かモノを作ることが好きな者どおし、
みなさん、快く迎えていただきました。
参加前の不安は全くの杞憂でした。
こんな機会はそうそうない。
私単独のスキルでは絶対に参加することなんかできない。
そんなイベントに参加させてもらい、我がチームを取りまとめて頂いた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、ザーっと、私が見た展示物をご紹介します。
あまり確認もせず、ザーッと書いてますので、認識相違、内容が違うことがあれば、教えてください。
まずは、我がチーム「Space Apps Japan」
一番、来場者の人気が高かったのはこれ。
「カンパイ・サテライト」
夜空に向かって乾杯し、ちょうどその先を衛星が通過中だったら、グラスが「チーン」と鳴って、その衛星の情報がスマホに届くというもの。
将来的には宇宙飛行士と乾杯ができるようにするそうです。
外国人に大受けでしたし、謎の美人投資家から「世界中の投資家が集まるセレブなピッチイベントに出ないか」と誘われてました。
宇宙の音をVRで体験する
「惑星の音」
傘に地球観測データをマップする
「Red List Watch」
私の作品
太陽光発電の収益を測定するLINEのチャットボット
「SOLAR計算」
あと、途中参戦で、雑誌「マー」
これは、雑誌「ムー」の内容を深層学習させて作成した雑誌です。
Space Apps Japanの象徴とも言える作品です。
なんと、我々の展示に、上海の展示会の方からお誘いが。
では、これから、ザーっと、私が、出展の合間にのぞいたブースの作品を紹介します。
出展者は全部で400組以上なので、全然見れてないですけど。
子供向けの展示もたくさん。
滑り台!
ファブ牧場で、ロボット工作
お勉強
算数の国際大会
誰でもIoT工作ができるという
MESHコーナーが充実してた。
ファイヤー!
MESHラン!
ドローンレース、初めて見た。
VRの展示も多かったなあ。
天下のIBM
ブルーミックス
ワトソンとUnityが連携して作ったスタートレックのゲーム。
ワトソンとラズパイで人工知能ロボットが誰でも作れるらしい。
micro bit のセミナー
農業関係のIoTもたくさんあった
自動水やり機
あぐりログ
アイガモロボット
個人の趣味で作ったとのこと。
事業化考えてなかったけど、実際に山形県からお呼びがかかってる。
趣味の延長線上でロボット作りって、めちゃ憧れるなあ。
IoT家庭菜園
植物工場
出たー、
きゅうり仕分け機
Googleの人工知能ライブラリTensorFlowを使った日本で個人が人工知能を活用した事例としてあまりにも有名。
本物見れて、感激っす。
巨大バルーン
我輩は猫背である。
猫背になると、背負った猫が「にゃー」となく。
猫背の矯正にどうぞ。
猫とロボット社
猫のTシャツ売ってた。
箱を叩くと、何かが出てきた。
トイレットペーパー使いすぎ気づく機
IoTハッカソン、やってみたい。
moood
その場のムードに応じたWEBサイトをみんなで共有
安定のスターウォーズ人気
ストームトゥルーパーとタスケンレーダー
みんな大好きBB-8
CD入れてもレイア姫のフォログラムはでてこない。
後ろのボディーガードみたいな人、怖い。
後ろ姿はカワイイ。
クモ型ロボット
不思議なゲーム。ハマる。
花粉に悩む方々に朗報
会津若松のベンチャー企業の
ラテアートを作るロボット
香港からの出店。
ゴキブリの拡張現実ゲーム。
ウゲー。
ある女性が、気持ちわるー、キャーキャーと、言いながら、ハマってプレイしてた。
ツイッターで5万リツイートされた どんな商品でもゴージャスに登場するマシーン「デルモンテ」
どんな物でもゴージャスに登場させる箱
“デルモンテ”を製作しました。
MFT2017で展示します。 pic.twitter.com/bUh1nOGLuD— 柴田和弥 MFT D-03-03 (@86siba)
まじ欲しい!
ロボットのレスリング
ロボットサッカー
IT、ロボットばかりじゃないよ。
畳で楽器!
ミクさんのギターも!
ライブもあったらしい。
見たかった。
みんな大好き、デイリーポータルZも出展
安定のデイリーポータルクオリティ。
タチコマ!
あのソニーが新製品を、Makers Faireで発表
ドローンも作れる
今注目の深センの企業Seeedも出展。
中国人の女性が天使みたいだった。
これは、名刺を入れると、社長の名刺が自動的に出てくるマシーン。
GIFアニメーションが簡単にできてネットでシェアできるサービス
一部マニアの間で有名な自称ハッカソンアイドルのKulaさんと
ギャルなのに電子工作をするという
IoT界隈で話題のユニット「ギャル電」さん。
2人は別行動だったので、別々の写真を撮ってもらった。
最後に、我々の隣のブース。
普通のサラリーマンが人工衛星を作るというプロジェクト。
メンバー絶賛募集中っす。
今年の秋にはどこかの宇宙ステーションから発射されるらしい。
このプロトタイプは500万円。
サラリーマンになっても夢を追うみなさんに脱帽っす。
巨大バルーン完成!
てなわけで駆け足でお送りしました。
おそらく10分の1も見れてないです。
どの展示も興味深いものばかりで、時間があっというまに過ぎて行きました。
たった2日イベントに参加しただけで偉そうなことは言えませんが、これからは個人のMakerの時代になることは間違いないでしょう。
もう20歳若ければと思います。
今ほど面白い時代はないです。
クリス・アンダーソンが「MAKERS」を貪るように読んで衝撃を受けたのが5年前、
これを読んで衝撃を受けたくせに、行動を起こさなかった自分にドロップキック!
それから5年たった今、
猫も杓子も IoT 、IoTと騒ぐ時代になった。
深センが世界一クールだと言われる時代になった。
これからはMAKERSの時代であることは間違いない。
私も、何か作ってMAKERS東京で出展したい。
そして、海外のMAKERSでも出展したい。
とはいえ、私はもう47歳。
今更、もう遅いかもしれないけど、
また1つ夢ができた。
このフェアの出展に誘っていただき、取りまとめや準備をしていただいたOさんやYさん、
おかげさまで新しい世界に目が開きました。
誠に、ありがとうございました。
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