朱肉リーグに参加して ~Saturday Bloody Saturday
公開日:
:
最終更新日:2021/12/25
IoT, ハッカソン・アイデアソン, ヒーローズリーグ, 電子工作 Saturday Bloody Saturday, 朱肉リーグ
今日のブログは、MAヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2019の12日目の記事を兼ねます。
Advent Calendar(アドベントカレンダー)とは、クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーのこと。この風習にならい、エンジニアの間では、近年、12月1日から12月25日までの25日間、あるテーマの元に書かれたコラム記事をそれぞれのブログに毎日公開していくという風習があります。
なお、今回のブログは #ヒーローズリーグ で呟かれたツイートの写真と、MA公式 Flickrの写真を頂戴していますので、ご了承願います。
このブログを書いてるちょうど1週間前のことだった。
僕は、U2という世界的に有名なバンドのライブが始まるのを今か今かと待っていた。
最初の曲 Sunday Bloody Sunday という曲が始まった。
その曲はこういう歌詞から始まる。
I can’t believe news today.
時空を超えて、まさに昨日、信じられないニュースが飛び込んできた。
日本を代表する企業が、日本の文化を守るため、その叡智を結集して、すごいロボットを開発するという素晴らしいニュースが!!
ロボットが契約書をめくって自動で押印 手作業の負担を軽減 デンソーと日立が開発https://t.co/taCp1T2WMn
— ITmedia NEWS (@itmedia_news)
しかし、
実は、我々の方が先行していた。
日本を代表する大企業が発表する4日前に、
ヒーローズリーグという日本最大級の開発者コンテストで、日本のハンコ文化とテクノロジーを融合したプロダクトの熱い戦いが行われていた。
それを知っていたのは、世界でわずか約100人。
その100人が日本のハンコ文化の分岐点の歴史的証人だった。
Incaaaan(インカーン) vs IoTハンコ
名づけて、朱肉リーグ!!
#そんなリーグはありません
赤く染めてやるぜ!
この日は土曜日でしたので、
さしづめ
Saturday bloody Saturday
さて、
先行は、IoTハンコ。
ハンコの文化にIoTを取り入れる!#ヒーローズリーグ pic.twitter.com/HssfOBpyBz
— ヒーローズ・リーグ@授賞式は12/8(日) (@mashupaward)
代理決済できるという印章の特長(全日本印章業協会も推奨)を生かす作品だ。
それも2作品ある。
まずは、部下が上司のはんこを押すと写真付きで上司のLINEに通知されるという作品。
そうはいっても勝手に押されるのは困る上司には、部下が「はんこ借りるボタン」を押すと、上司のLINEに通知があり、上司がLINE上で承認すると、はんこのロックが解除されるという作品。
あの日本最大のテクノロジー展示会CEATECにも展示されただけあって、とても素晴らしい作品だ。
そして、我々の作品「Incaaaan」(インカーン)の出番がやってきた。
(我々と言ってもほとんど相方が実装したけど。。。)
これは、IoTはんこと違って、部下には押させない。
上司が遠隔で押す。
ただ、実際のデモが動かず残念。
実際に動かすことにこだわって、システム構成を説明できなかったのが、一番残念だった。
せっかく相方がバックエンドを凝ってたのに、それを披露できなかった。
それが一番悔いに残ったところ。
あらかじめ動画を流してたので、それで良しとするべきだった。
実際のデモが動かずとも、気にせずに頭を切り替えて次に行けばよかった。
そんなこと言っても後の祭り。
場数の差なのかなって思う。
これが、当日公開できなかったシステム構成図
無駄にたくさんのサービスを使ってる。
ハッカソンで作ったものなので、役割を分担し、各自慣れてるサービス使うと、どうしてもこうなってしまう。
それらをつなげるhttp通信って便利っす。
ちなみに、当日のデモでTwillioが動かなかったのは、本番直前にTwillioのポイントが切れてたことが原因。さすがにこれには気がつかなった。
ヒーローズリーグには魔物が棲んでいる。
結局、IncaaaanもIoTはんこも賞は取れなかった。
でも、最高の場でガチで戦えたことが、とても楽しかった。
これも、運営の方々のご配慮のおかげです。
インカーンとIoTハンコの順番を前後にしてくれたおかげです。
本当にありがとうございました。
最後に
Sunday bloody Sunday の歌詞の中から
We can be as one!
そう、僕たちは、ハンコのおかげで一つになれた。
そう言ってる間に、中国勢が参入してきたというニュースも。
こちらは北京の別の会社ですが、クラウド判子3.0として物理判子をIoT化した商品。すでに大手で使われているっぽい。 pic.twitter.com/Kj5ytla4Ac
— Hideaki Muraya@深セン (@murayahk)
今、はんこ業界が熱いぜ!
ヒーローズリーグのマジなブログは後日書きます。
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