ニコ技深圳観察会に参加しました(WorldSemi、AQS、King Credie、JENESIS)
2019年11月11日、
スイッチサイエンスの高須さん主催のニコ技深圳観察会に参加しました。
今回は深圳のお隣の東莞市の3社、WorldSemi(LED工場)、AQS社(EMS)、King Credie(PCB工場)と深圳市のJENESISに訪問しました。
今回は、実際に見学先のWorldSemi社の製品で何かプロダクトを作ったことのある人が優先的に参加できるツアーでした。参加申込フォームにはプロダクトのTwitterのパーマリンクを張るようになっていました。
そのため、私は何とか食い込もうと必死で光るSDGsバッチとアイアンマンのようなものを作り、なんとか選んでいただきました。
早朝、華強北に集合し、東莞へバスで向かいます。
参加者はみな、ものづくりが大好きで、MakerFaireのために、わざわざ深圳まで来たツワモノばかりです。メイカー界隈では有名な方もチラホラおられました。
最初は、WorldSemi社。
NeoPixelというマイコンで制御できるプログラマブルLEDを作ってます。
工場見学の前の会社説明。
社長自ら回路図を書きながら機能の説明をしたり、新製品について参加者と活発な意見交換をしていました。
工場見学
昼食
道中、5Gのアンテナが、たくさん建っていました。
お次は、AQS社
AQS社は、シリコンバレー本社の世界的なEMSです。
クライアントの要望にあわせて、部品調達やプロトタイプ設計、量産、マーケティングなどの業務を行っています。
手がけた製品は結構有名な製品もありました。
お次は、
KING CREDIE社
プリント基板(PCB)の製造を請け負っている会社です。工場で一連の工程を見学しました。スマホを持ち込むのを忘れてたので肝心の基板製造の工程の写真はないです。
最後は、
JENESIS
日本人の藤岡淳一さんが起業した会社で、主に日本の企業のEMSをメインにしています。その他、日本のハードウェアスタートアップ支援も行っています。
藤岡社長は、この時ちょうど WIRED Audi INNOVATION AWARDS 2019 を受賞された直後でした。また、この日はちょうどDNAの南場会長が視察に来られていました。
藤岡社長については、こちらの本をご参照。
藤岡社長より会社説明。
驚異的な売り上げの増加に目を見張ります。
(2020年度予定の写真撮れなかった)
工場見学
12/6発売予定のポケトークの生産ラインが稼働中でした。
観察会が終わって、懇親会。
その場でJENESISの藤岡社長に挨拶したのですが、まさか私のことを覚えていただいてたことには驚きました。1年半前参加した藤岡社長が審査員だったStartup Weekend 深圳で、ほんの少し発表しただけだったのに。
ほかにも、沖縄の大学生と同席になって、ノリでみんなでカンパして彼をNT札幌で展示してもらうことになったりと、面白い出会いがありました。
ということで、
エンジニアでない私にとっては、とてもディープで頭がショートしそうな1日でしたが、とても実りの多い1日でした。
とりあえず、自分でプリント基板を設計し、発注までやってみようという目標ができました。
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