映画『TENET テネット』は理屈で観てはいけない。考えるな、感じろ!
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映画感想文 TENET テネット, 映画, 理屈
僕が理系を諦めたのは高校1年生の物理の授業だった。
頭脳がついていかなかった。
今はすごく後悔してる。
この世の中の法則を知らずに50歳になった。
子供のころ、こう思ったことがある。
数学、物理、なんとかの法則って、大人になったら使わないから、勉強しても意味がない。無駄だ。
たしかに、大人になって周りを見ると、使わない人がほとんど。
でも、それがあるから僕たちは豊かな文明を享受できている。
多分、それらを使う人は、使わない人よりも何万倍も世界が広く見えていると思う。

10月にクリストファー・ノーランの『テネット』を観た。
冒頭の劇場での眠らせた観客の間で飛び交う銃撃戦。
こんなの観たことない。
白昼堂々と線路と線路の間で行われる拷問シーン。
こんなの観たことない。
で、やっとタイトルバック。
ここまででも結構疲れた。
それからも息つく暇もなく、謎のミッションが始まる。
逆行する銃弾からエントロピーという言葉が出てきて、そろそろ物理が苦手な僕の頭脳はついていけなくなる。
逆行する時間の中でのアクション、とくに『マトリックス・リローデッド』なりのカーチェイスは凄いのだが、逆行する時間の中でなぜそういう挙動になるのか、いちいち考えるので、脳が追いついていかない。
物事に探究心をもってきて人生を歩んだ人には、僕とは違って映画の世界がよく深く見えて楽しいのだろうと思った。
僕は、途中から理屈を追うのをやめて、その世界観に浸ることにした。
ブルース・リーじゃないけど、
「考えるな。感じろ。」
それからは集中できて、理屈は分からないが、そういう世界なんだと思い込めば楽しめた。
ノーラン監督は、『インターステラー』で高次元の世界やブラックホール、『インセプション』で夢の世界を視覚化したように、『テネット』で誰も観たことのない時間が逆行する世界を観せてくれた。
時間が逆行する世界を体験できる。
これがこの映画の醍醐味。
P.S.
それにしても、テネットの女優さん、めちゃ背が高くて、9等身くらいあったチョー美人だった。
P.S.
クリストファー・ノーラン作品の感想
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