clusterのアバター等で使われるVRM形式ファイルに「まばたき」を実装する
clusterのアバター等で使われるVRM形式のファイルに「まばたき」を実装します。
2021年3月のこちらブログ記事の続きになります。
※この記事を読んでない人は、この記事の最初から読み始めてください。
前回のブログでは、blenderで「まばたき」アニメーションを作り、それをUnityからVRChatにアップロードするというものでした。
今回は、blender -> Unityまでは前回と同じで、VRChatではなく、VRM化します。
それでは、UnityにまばたきアバターのFBXが表示されてるところから始めます。
UniVRMを以下githubからインストールします。
https://github.com/vrm-c/UniVRM/releases
・UniGLTF_VRMShaders-x.xx.x_XXXX.unitypackage
・UniVRM-x.xx.x_XXXX.unitypackage
この順番で Unity に Import します。
Unityのメニューから
VRM0 > Export UniVRM-x.xx.x
必要事項を入力して「Export」
VRMファイルとPrefabができます。
PrefabをSceneへドラッグ&ドロップします。
(いまあるFBXファイルのアバターは削除してもOK)
PrefabのInspectorの「VRM Blend Shape Proxy」の「BlendShape」をダブルクリック。
こんな画面になります。
まばたきは、Inspector > BlendShapeの「Blink」を押して、Body欄で設定します。
もちろん(今回の話題ではないですが)リップシンクの設定もできます。
ちなみに、ウインクは
Blink_L 、Blink_R
VRMへエクスポート
エクスポートしたいモデルを選択しながら
VRM0 > Export UniVRM-x.xx.x > Export
完成!
結構大変だったけど、自分の #リアルアバター をVRMファイルでも「まばたき」できるようにした。これで #cluster 内でも「まばたき」できるようになった。 pic.twitter.com/OriytlyZ74
— たつや (@tatsuya1970)
(参考サイト)
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