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【44歳中年サラリーマン、初めてのインドひとり旅】1日目:上海はキャッチ天国

9月6日(土)広島空港9:20発中国東方航空294便に搭乗。

僕の1週間のプチ冒険が始まる。

まずは、上海へ。

2014 09 06 10 05 17

2時間後天候により若干遅れ、現地時間10時頃上海に到着。

デリー行きが 21:05

トランジットに11時間もあるので、上海市内に出る。

上海で駐在員として働いている元上司とランチをするために。

5年ぶりの上海だ。

前回は万博開催直前。

(前回のブログ記事)

http://tatsuya1970.com/?p=49

さっそく、リニアモーターカーで、市内へ。

中国語分からなくても、「磁浮」っていうそのままの単語なので、すぐ分かる。

 2014 09 06 10 57 23

5年前来た時は時速431キロを記録したリニアだが、今回は301キロどまり。

上海在住の元上司曰く、最近は300キロまでしか出さないとのこと。

 301キロ

リニアから地下鉄2号線に乗り換え約30分、娄山关路駅近辺の中華料理屋でランチ。

海外に知人がいるって、いいですねえ。

その後、街をブラブラすることに。

上海一の繁華街、人民広場から南京東路を経て、外灘へ向かう。

私は、バックパックを背負い、ショルダーバックを前にかけ、一眼レフをぶらさげるという、見るからに日本人旅行者という身なり。

そのせいか、前回妻と同伴のときはまったくキャッチに声をかけられることはなかったのだが、今回はたくさんのキャッチに声をかけられるはめに。

そのなかから、結構趣向をこらした手口の3組を、今後上海に来る人のために、ご紹介しよう。

(1)ハルピンから来た大学生兄妹と名乗る2人組

地下鉄2号線で人民広場駅を降りると、1人の若い兄ちゃんが写真を撮ってくれと頼んできたので、撮ってあげた。ついでに僕も撮ってもらった。

 2014 09 06 15 18 03

すると、

「最初あなたは中国人かと思いました。日本人なんですね。私はハルビンから観光にきました。福岡にいたこともあり、日本が大好きです。今から私たちは中国茶のとても有名なお店に行くのですが、ご一緒しませんか。」

と言うと、妹と名乗る女も表れ、フレンドリーな雰囲気になる。

ヒマなのでついていくことにした。

道中ずっと、2人は、私にいろいろなことを日本語で質問攻め。

「いつになった着くんだ」と言うも、「もう少しもう少し」とはぐらかせ、こちらに思考をさせないかのように日本語でまくしたてる。

絶対怪しいと思うも、好奇心からもう少し付き合うことに。

ひとけが少なくなり、外見がオンボロなお店に到着。

そろそろヤバいなあと思い、

「やっぱり止めた」

と言って、その場を立ち去る。

あの中に入ったら、いったいどうなってたんだろう?

(2)天津から来た初老のオッサン観光客

自称ハルビンからきた兄妹をふりきって、一路外灘に向う。

南京東路の歩行者天国。

ここは日本で言うと銀座みたいなところ。

 2014 09 06 15 49 18

Appleもあるし、

 2014 09 06 17 10 19

フォーエバー21の看板がカッコいー

 IMG 1755

そうこうするうちに、

私が密かにダンコタワーと呼ぶ「上海東方明珠塔」が見えた。

 IMG 1750

かっちょいー

と、そのとき初老の男性が中国語で話しかけてきた。

「我是日本人」と答えると、

「中国人かと思いました。日本人なんですね」

これまた流暢な日本語で話しかけてきた。

「私は天津から観光で上海に来ました。今から私も外灘にいくところなんです」

方向が一緒なので、そのまま外灘までご一緒。

写真撮ってもらった。

 2014 09 06 16 20 07

そして、僕は「ひとりで、たくさん写真を撮りたいので」といい、オッサンと分かれる。

パシャパシャ。

 IMG 1711IMG 1708

 IMG 1706

 2014 09 06 16 26 29

そろそろ、空港に戻ろうかと思い、地下鉄の南京東路の駅に向かっていると、さっきのオジサンが「偶然ですね。また会いましたね。」とニコニコして近寄ってくる。

で、いろいろ話してると、だんだん雲行きが怪しくなってきた。

「飛行機の時間まで、カラオケでもしないか。キレイな女性がいるぞ。」

この時点で「またかよ。このオッサン」と失望し、「バイバーイ」と言って、オッサンを振り切る。

あのまま付いていったらどうなってただろう?

(その3)上海在住、日本語を勉強している女子大生

オッサンを振り切り、地下鉄の駅を探すも、なかなか見つからない。

すると、今度は、若い素朴な感じの可愛い女性が中国語で声をかけてきた。

この娘も「日本人ですか。中国人かと思いました」

おいおい、またかよ。

地下鉄の駅はどこか聞くも、

「私は日本語を勉強してます。よかったら、勉強のためにも、お茶しませんか?」

「はー、」(ためいき)

女を漁りにきてるニッポンジンと思われてる自分が情けなくなってきた。

たしかに、どうひいき目に見ても、女を漁りに来たニッポンジンとしか見えないんですけどね。

ニッポンジンのみなさん、騙されてはいけませんよ。

普通、中年のヒデブなオッサンに、可愛い娘が声をかけるなんて100%ありえませんからね。

「いや、俺はお前と違って渋い中年だから違う」

って思うのも勝手ですけどね。

もちろん、この娘も振り切って、地下鉄に乗り込む。

このブログだけ読んでたら、こんな見え見えの手口に騙される訳ないだろうと思われるでしょう。

しかし、

旅行初日で警戒心が完全ではないときでもあるし、

地元民と少しは交流したいと思ってるし、

そんな心の隙をついてきます。

ある人が教えてくれた格言?を思い出した。

海外で、向こうから日本語で近寄ってくるヤツには気をつけろ!

インド中の詐欺師が集まるという悪名高いデリーを前に、いい予行演習になりました。

 To Be Continued.

「2日目早朝その1:いざ、ニューデリー駅へ」へ続く

 http://tatsuya1970.com/?p=4096

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