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NT広島2019を開催しました

公開日: : 最終更新日:2019/02/15 電子工作

 

県庁の写真

 

 

2月2日(土)に「NT広島2019」という個人の電子工作を中心とした「ものづくり」のイベントを開催しました。

 

僕は、NT広島運営委員会の一員として、本イベントに関わりました。

最初はうまくまとめてかっこいいことを書こうと思ったのですが、自分の備忘録、後世への記録という建前で自分の文章能力のなさの言い訳にして、ダラダラと綴ることにしました。

 

 

 

NT広島とは?

 

NTとは,NicoTech(ニコテック,ニコニコ技術部)の略で、ニコニコ動画で工作や技術等に関する「製作系」動画を作っている人達のこと。10年前から実際の展示が始まり,全国各地でNTのイベントが生まれ,今回広島で開催することになりました。

NT広島では「(N)なんか(T)つくってみた」の意味も込められており、高い技術でなくても自分が作った作品をお持ちの方は誰でも出展でき,自分で作った物を見せ合い,自分が学んだことをシェアする場所なのです。

 

ウェブサイト: http://j.nicotech.jp/nthiroshima2019

 

 

 

経緯

 

何で、NT広島を開催することになったんだろう。

興味あることを突き進んでいくうちに、いつの間にかNT広島を開催することになっていた。

 

僕は、普通の高校を出て、大学は経済学部、その後は地元の企業に就職し、25年間転職もせず、特に出世もせず今に至る典型的な普通のサラリーマン。IT系については、趣味でiPhoneのアプリなど作ってた程度で、半田ごてを触ったことすらなく、ラズパイ何それ美味しいのって言う程度だった。

 

2年前、46歳の時、僕は25年勤務したその会社から別の組織に出向になり、出向先では、ハッカソンなどのオープンイノベーションを担当することになった。ハッカソンはプライベートで1度経験したことはあったが、今回は仕事としてハッカソンを担当する。ならば、もっとハッカソンを知らなければと、ちょうどその時募集してたNASAのオープンデータを使ったハッカソン「Space Apps Challenge」に参加した。

その「Space Apps Challenge」の参加者の1人が「Maker Faire 東京 2017」に「Space Apps Challenge」として出展しようと呼びかけがあり、すごく悩んだ末、参加を決めた。僕はメイカー展示ではなく、ハッカソンで作ったLINEのチャットボットだったけど。

 

 

 

これが、今に続く原点なのかもしれない。

この時の自分の判断を褒めてあげたい。

あの時MakerFaireに行ってなかったら、今どうだっただろうか?

 

この時Maker Faireなるもの、メイカーの展示イベントと言うものがこの世にあるんだってことを初めて知った。

自分の作ったものを、目の前で、一般の人が触ってくれる、遊んでくれる、感想を教えてくれる。

こんなに面白いことはない。

日本中から、たくさんのクリエイターが集まってくる。

自分の作品をドヤ顔で説明する。みんな生き生きしていた。

25年間、本部の指示をもとに上司から言われる仕事を言われる通りにやることが正義な環境にいた僕には衝撃だった。

大人のこんなに生き生きした目を見ることはなかった。

初めてのメイカーイベントに、僕は今までない高揚感、ワクワク感を感じていた。

 

その延長戦上で、MakerFaire深圳を見に行った。

 

深圳で、現在スイッチサイエンス の高須正和さんの主催するツアー(工場見学、イノベーション施設見学)やMeetupを通じ、メイカーコミュニティへの興味がどんどん深まっていった。

 

 

その流れで、当然のごとく、翌年2018年8月のMakerFaire東京に出展。

出展するために、自分で初めてラズパイを使った電子工作らしきものを作った。人生で初めて半田ごてを握った。

こんな誰でも作れそうなものを展示していいのかとも躊躇したが、別に禁止されてるわけでないんだからと開き直った。

 

 

で、すごく面白かったので、余韻冷めやらぬうちに勢い余って、2018年11月にMakerFaire台北にも出展した。

そこで、先ほどの高須さんに再会し、NT加賀の中心人物五味さんを紹介してもらった。

今まで私はNTというものの存在は知っていたが、このとき初めて脳内には「NT」なるものが現実的なものとして植え付けられた。

それが2018年11月4日のことだった。

 

帰国して、早速、NT広島の実現に向け、広島のITコミュニティに相談。

色々あって、@m_ando_japan さんが理事のNPO法人HMCNが協力してくれることになり、11月9日のFacebookのグループを立ち上げた。

これ以降は、@m_ando_japan さんを中心としてNT広島を進める体制になった。 

(MF台北終了後5日目)

 

 

 

NT加賀では、NTの意味は「ニコテック」以外に「(N)なんか(T)作ってみた」と言う意味も込められている。

その文字どおり、僕はなんか作ってみた結果、MakerFaire東京 → MakerFaire台北 → NT加賀 →NT広島 につながった。

 

 

(写真は、NT広島当日のIoTLTで、なんか作ったらMakerFaireからNT広島まで行ってしまったって発表してるシーン)

20190202 121611 0

 

 

 

 

「アウトプットファースト」なる言葉がある。

 

何か作ったら、まずはオープンの場に出すこと。

ウェブサイトに公開、イベントに出展など。

 

もっと上手くなってから。

もっと完成度高めてから。

 

って言う人が多い。

僕よりも圧倒的にスキルが高いのに多くの人はそう言って先送りにする。

 

おそらくそんなこと言ってたら、一生ずっとそんなことを言い続けると思う。

デビューできる漫画家は下手でもどんどん発表する。

もっと上手くなってからって言ってたら一生漫画が趣味の人のままで終わる。

 

 

おっと、老害の余談はここまで。

 

 

 

 

 

 

日程・会場決定

 

とはいえ、何から手をつけていいかさっぱり分からない。

まずは、NT金沢を運営している金沢大学の秋田先生のマッハ新書を読む。

 

マッハ新書

「NT金沢をやってみた~Make的なイベントのやりかた~」

https://booth.pm/ja/items/839729

 

目から鱗だった。

NT金沢を開催したノウハウが詰まっている。

一番僕の心を楽にしたのが、NT金沢の絶対無くせないコアの一つに「無理なことはしない」って挙げられてたこと。

 

ホームページもチラシもやりたい人がやればいい。別に無くてもいい。

会場準備も出展者に手伝って貰えばいい。

など

 

一気にNT開催への敷居が低くなった。

これからメイカーイベントをやろうと思われてる方は必須。

 

 

まず日程と場所を決める。

当初、3月9日に広島の1番の繁華街紙屋町シャレオの地下広場を仮に抑えたが、会場費用が土日は1日33万円と我々の予算にはとても高額なので、他も同時に探すことにした。

広島市民球場跡地は自治体後援で無料だが、当日の天気の心配がある。

広島駅南口地下広場も自治体後援で無料だが、土日は半年先まで埋まっていた。

とはいえ、33万円は高額。1週間後に資金の目処がつかない場合は、無理して3月にせず、仕切り直しで4月以降にしようということになった。

 

僕はその日から、もしかしたら、キャンセルが出るかもと思い、毎朝広島駅南口地下広場のウェブサイトをチェックすることを日課にした。

11月15日の朝見ると、今まで埋まってた2月に1日だけ2月2日(土)が空欄だった。速攻、電話すると、「さっきキャンセルが出たんですよ」とのこと。すぐに押さえた。

 

2月2日(土)広島駅南口地下広場決定!

 

 

 

 

 

MakerFaire台北で初めてNT加賀の五味さんと会ってからわずか11日目。

我ながらすごいスピード感。

開始まで、79日(約2ヶ月半)

 

めちゃくちゃタイトだけど、今のこの熱量を優先した。

 

 

 

 

準備

 

深圳の高須さんが参加を表明された。

せっかくだから講演もしていただきたい。

前夜祭もしたい。

打ち上げも必要だ。

2日目も小さな会場で展示しよう

とか。

 

「無理をしない」のがモットーだったけど、

せっかくだから、色々やってみよう。

 

MakerFaire台北が終わってたった11日でNT広島の開催決定。

残り2.5ヶ月、正月を挟むので、実質2ヶ月くらい。

 

普通こういうイベントには半年は準備が必要だとか、

スピード感がすごいって言ってるけど、本当に大丈夫なのか。

とか、外野からの声が耳に届くこともあった。

 

でも、熱量持った人間がこのタイミングで揃うことは、なかなか無い。

僕は4月以降は、出向元に戻って、こういった活動にはコミットできなくなる。

だから、スケジュールはタイトだけど今のこの時しかない。

 

逆に、準備に半年もいったい何をするのかと思う。

日程と会場さえ決まれば、そんなにも時間がいるとは到底思えない。

 

 

そして、NT広島運営員会に、こういったイベントに経験豊富な東京のWさんやNT金沢の秋田先生、NT加賀の五味さんなども参画され、順調に準備が進んでいった。

 

12月15日・16日には、NTの運営の参考に、NTの空気を掴むために、NT広島運営委員会から2人、NT加賀に出展した。

 

NT加賀で、NT広島の宣伝をした。

加賀からNTの遺伝子を広島に持ち帰り、モチベーションを新たにした。

 

 

 

 

とはいえ、

準備の間、僕はずっと不安感を感じていた。

 

本当に出展者は集まるだろうか?

会場のレイアウトは大丈夫だろうか?

電源は火を吹かないだろうか?

 

ずっとずっと不安でいっぱいだった。

何度も何度も確認した。

 

出展者はNTの常連の方がたくさん参加してくれた。

逆に会場に全員が入れるか贅沢な心配をしたほど。

レイアウトについては、みんなどうしてるかわからないけど、エクセル方眼紙最強だった。

 エクセル方眼紙

 

 

電源については、僕は全然わからないので、その辺りのことが詳しい人がジョインしてくれて心強かった。

 

あとあと考えると凄くナーバスだった。

すごく細かいことも指摘したり、自分で確認した。

あの時気付いてたのにと言う後悔だけはしたくなかったから、

細かいやつと思われるのはしょうがない。妥協はしないことにした。

 

 

もう1つ、僕がずっと不安だったのが、打ち上げ。

打ち上げは、絶対にクラブパーティと思ってた。

MakerFaire東京の裏で行われるAkiPartyや、MakerFaire深圳でのAkiPartyをイメージしていた。

幸いにも昨年、電子工作をするギャルユニット「ギャル電」さんを呼んでAkiPartyを真似したイベント「GEEK NIGHT」をやったことあるので、なんとかなると思った。

 

今回もギャル電さんのスケジュールを押さえ、DJも見つかり、会場も確保した。

ここで12月27日(あと37日)

前回のGEEK NIGHTはあと27日の段階で会場が決まったので、10日早く決まった。

この時点では、打ち上げについては楽観してた。

 

 

 

 

チラシ・ポスター

 

別に無くても良かったチラシだけど、

スポンサー営業、学校への宣伝にはチラシが必要になったので、

ほとんど使ったことのないイラストレーターで作ってみた。

 

NT広島チラシ0

 

 

いかにも素人が作ったぜ感。

でも無いよりマシ。

 

 

 

やっぱり、これは酷すぎるので、デザイナーのハッカソンアイドルKULAさんに作ってもらった。

  

キャラクターについては、必要、不要、意見が真っ二つだったけど、

半ば僕が強引にキャラクターを入れることにした。

僕は子供や中高大学生に来てもらいたいと思ってた。

アイキャッチとして女の子のキャラは絶対いると思った。

これは相対的に男子の方が多いと言う事実から女の子キャラがいいと思った。

 

デザイナーのKULAさんには、

萌えすぎず萌えなさすぎす、スカートは短く無く、胸は大きすぎなく、露出は控えめになど

まるで校則のような注文をして、ラフスケッチを描いてもらった。

それから、そのラフスケッチを、僕がFBで知っている高校生、大学生10人に、メッセンジャーで送り、意見をもらい、KULAさんにフィードバック。

 

そして、完成!!

感動ものでした。

僕が描いたわけでは無いけど、人生で初めて僕のイメージを反映したキャラクターがここに。

 

「電子工作が大好きな広島の女子大生。いつも工具箱とテスターを持ち歩いてる。好きな色は広島なのでもちろん赤。自作のLEDを使ったアクセがさりげなく自慢」

 

 Chara

 

 

で、チラシも完成。

 

電子工作らしく、ブレッドボード、コンデンサー、LEDなど散りばめて、素晴らしいのができた。

KULAさんありがとうございました!!

 

最終チラシのコピー

 

 

チラシ、ポスターをラスクルに最速で注文し、届いた。

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やっぱ、チラシ。ポスターがあるとテンション上がる。

 

この時点で1月16日(あと17日)

 

 

 

これ以降、仕事中も家に帰ってもずっとこの娘と一緒。飲みまで一緒に来るほど。

昔ラブプラスというゲームで萌えキャラと一緒に旅行するオタを見てキモいと思ったけど、今ならその気持ちが分かるような気がする。

「俺の嫁」では無いけど、「俺のムスメ」みたいに思ってきた僕はこの時は結構ヤバかった。

 

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GEEK NIGHTのVJ

 

NT広島の打ち上げのパーティーであるGEEK NIGHT

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DJや出し物は揃ってきたが、2週間前になってもVJが見つからない。

しょうがない。Make の精神「無いなら作れ」をように「いないんなら自分がやるしかない」

 

VJの経験なし。EDMもほとんど知らない48歳のオッサン。

前回のGEEK NIGHTのVJだった @akihiromorinaka さんはTouchDesignerと言うソフトを使われてたので、何の疑問もなくTouchDesignerを使うことにした。とはいえ、TouchDesignerもほとんど触ったことない。

(別にTouchDesignerでなくても良かったと知ったのはあと)

 

@akihiromorinaka さんに僕のVJしてるデモを見せたら、「2週間あれば全然OK」って言われ、オススメのゲーミングパソコンを教えてもらい、即アマゾンでポチる。

 

このためだけに16万円もするゲーミングPCを購入するとは、アホというか狂ってる。でもいつかは買いたいと思ってたので、キッカケにはなった。

お金を払ってVJを雇うと言う選択肢もあっただろう。

でもNT広島というイベントのイメージ、AkiPartyのイメージを説明するコミュニケーションコストを今から払う気はないし、今頼んだら対等な関係で無くなる。NT広島、GEEK NIGHT、メイカーイベントのパーティの感覚を知っている僕がするのが適切だとその時は本気で思った。

それに、VJやれる機会なんて一生ないだろう。本気でVJを目指してる人でさえ、そう簡単にVJなんかやらせてもらえない。それが、あとちょっと頑張れば、半分身内のイベントと言いながらもVJができるなんて、やらない選択肢はない。

 

「また今度」は無い。

「もっと練習して上手くなってから」は無い。

 

さっきも似たようなこと言ったけど、本当にそう。

もう1度言う。

「また今度」は無い。

 

 

1月20日(NT広島まであと13日)にPCが届き、フリー素材をダウンロードしまくる。DJに選曲リストを教えてもらい、48歳のオッサンのくせに慣れないEDMを毎日聴きまくる。(おかげでEDMが好きになった)

この頃、僕を心配してくれたNT広島のメンバーが、TouchDesignerなどの映像の専門家に相談してくれてた。

その中の人は「VJは気合だ」「なんとかなる」って意見が多かった。

それも心強かった。

 

通常の仕事と並行し、NT広島の準備、VJの練習、TouchDesigerの勉強。

最後の1週間は地獄だった。

 

 

 

 

前夜

 

まずは、高須さんの講演「コピーする深センから,コピーされる深センへ 」

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これは、深センというキーワードで、一般のビジネスマン層を集めることを目的としていた。最後にメイカームーブメント、NT広島の宣伝に繋げる。

流石の熱量の講演は、大盛況のうちに終わり、前夜祭へ。

 

 

MakerFaire台北の前夜祭を意識した。

ハッカースペースでダラダラするイメージ。

何時に始まって何時に終わるようなものはなく、各自飲食物を持ち寄るポットラック形式でゆるく交流を楽しんだ。

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ちょっと、VJを披露しようかとしたら、うまくモニターに表示できなかった。

この時はもうショックの頂点だった。

 

(翌日、MicrosoftのMVPに聞いたら、速攻直って安堵したけど)

 

 

 

 

当日

 

朝早く起き、自分の出展物を調整(MakerFaire台北と同じもの)

当日ステージで開催の「IoTLT in NT広島」のスライド作り。

ギャル電の「意識低いプレゼン」も作成しようと思ったが、もう頭が回らないので、前回と同じものにした。同じもの見た人10人もいないだろうから。それに前回と同じと言うことで意識が低いと言う言い訳に使えそうだし。

 

 

そして、会場へ準備に向かう。

当日は、ほとんど役立たずだった。

皆、自主的に机を並べ、各自、気がついたことをやり、自律的に動いていた。

僕は、適当に自分のブースと会場をウロウロしてた。

言葉にならない心配事が頭を支配して、他の出展者の作品をあまり見れなかった。

 

2

 

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NT広島の展示物や雰囲気は、いろいろな方がブログに書いてくれてるので、そちらの方で。

 

NT広島!エモい!ぶっ飛んでなんぼ!楽しいは正義!

https://blog.r3it.com/nthiroshima20190202-b6a638c4abd2

 

『NT広島2019』で福山大学の学生も大活躍!

https://www.fukuyama-u.com/blog/11144/

 

【シスフレ日記Vol.43】NT広島に行ってきました~!

https://www.systemfriend.co.jp/node/1094

 

【トゥゲッター】NT広島2019

 https://togetter.com/li/1315312 

 

 

僕が出向中のこの2年間で知り合った人の多くが集結しているのも、感慨深かった。

レッドハッカソン、MashupAwards、MakerFaireなど

もう、これ以上、素敵なことはない。

 

MakerFaireで会ったギャル電さん、

深センで会った高須さん

まさかこの人たちを招いて、広島で一緒の写真を撮れるとは、夢のようだった。

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老若男女、たくさんの人が興味深く足を止めて見てくれてる。

こういうことに興味がある人だけではなく、普通の通行人が足を止めて見る。

テクノロジーの敷居が低くなる。

その光景を見ることが、無常の喜びだった。

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とはいえ、NTのルーツであるニコニコ技術部は、そもそも技術的に尖った人たちの集まりだった。

だから、これが正当なNTと言えるのかと言う宗教論争はあると思う。

NTの名を借りた別物だ。NTの名を冠しなければ、ここまでレベルの高い出展者が全国から集まらなかっただろうという意見もあるだろう。

これに対して僕はわからない。

ただ1つ言えるのは、ただNTの名前を借りただけではない。行きがかり上であったにせよ、実際にNT台北(MakerFaire台北に出展する日本人グループのこと)に始まってNT加賀に出展し広島に持ち帰った。仏教がインドから中国を経て日本独自の解釈で伝わってきたようにNTが広島に伝播したって割り切ればいいのかなとも思う。

 

 

 

同じ会社の人も数人来た。

当初は、「個人の趣味のイベント」とタカをくくってた人たちも、実際に見ると、NTの凄さを分かってもらえたようだ。

イノベーションを起こす人って、スライドがクールだったり、ピッチイベントに出るような言葉たくみなスマートな意識の高い人たちではなく、自分で何かを作れる人なんだと思う。世界を代表する企業の多くのトップはエンジニアが多い。技術者ファーストの社会を作れば、イノベーションとかよく分からない言葉を撒くコンサルとかアクセラレーターは不要になると個人的に思う。

また、STEAM教育っていうけど、大人が上から目線で「プログラミングを教える」んじゃない。ものづくりを身近にし、作ったものをドヤ顔で発表できる場所さえあればいい。全国でもっと、NTのようなイベントを開催してほしい。僕が冒頭で自分の略歴を披露したのは、僕みたいなテクノロジーとはあまり縁のない普通のおっさんでも、場を提供することはできるのだと伝えたいからだ。

 

てなことを、頭に整理しきれないけど、色々頭を駆け巡った。

 

そして、ギャル電さんのいうように興味のあることに、手を動かして、野生のPDCAを回すことなんだと。

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そろそろ、終了時間が近づいてきたが、終了を待たずに、打ち上げのパーティであるGEEK NIGHTの会場へ準備に向かう。

 

 

 

GEEK NIGHT

 

フライヤー

 

 

光り物を持ってる人は1000円引きという条件だったから、

狙い通り、ピカピカしてる人でいっぱいになった。

 

Akipartyの主催者である高須さんに、参加してもらったことが最高の喜びだった。

2年前初めて高須さんのAkipartyの記事を見た時に、まさか御本人にきてもらうなんて微塵も思ってなかった。

人生って面白い。

 

 

 

 

 

 

じゃくとさんのアニソンのDJでアイスブレイク

 

じゃくとさんは会場のPeaceCafeの店長でもあり、GEEK NIGHT開催について、とてもお世話になった。

ありがとうございました。

 

やまざき★はるきさんのライブコーディングはすごかった。

 

 

 

そして、ギャル電さんの「意識低いプレゼン」の安定感。

 

 

そして、最後のDJタイム

僕はVJで参戦。

 

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ついて行くのがやっと。

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じゃくとさんのVJらぴさん(隣)もフォローしてくれた。

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ウェーイ。

立ち上がってMIDIを操作。

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「良かった」「VJやってたんだ。知らなかった」って口々に言われた。

 

ほとんどは、映像を音楽に合わせて転換してただけで、パフォーマンスでごまかしてた。(立ち上がってMIDIをギターっぽく操作したりジャンプしたり、WEBカメラで会場を移したり)

会場のVJが結構助けてくれたし。

 

後日、ある人がFacebookで「俺たちのNTのカルチャー」って評してくれたのを見て、僕の拘りは間違ってなかったと安堵した。

 

 

ということで、必要に迫られたら、なんとかなるもんだなと、変な自信がついた。

 

チラシも当初自分で作ったから、イラレの使い方の基本はわかった。

NT広島の準備のおかげで、必要に迫られてTouchDesigerとイラレの「Hello World」ができた。

 

今回はたまたまだったかもしれない。

VJ舐めるな、クリエイターをなめるなって思われるでしょうけど、この状況ではこれしかなかった。

武勇伝のようになったけど、本当はVJをブッキングできなかった自分のケツを自分で拭いただけに過ぎない。

でも、そんなことは頭ではわかってるけど、やった感、突き抜けた感がある。

見える風景が違って見えてきた。

 

 

 

 

 

 

NT広島mini

 

翌日は、広島市中区紙屋町のイノベーション施設で、全部で7ブースの小規模の展示をした。

こじんまりとオサレな雰囲気がいい。

 IMG 7110

 

IMG 7112

 

でも、当日は小雨もあり、寒くて、人通りも少なかく、来店客が少なかった。

集客もNT広島本体、GEEK NIGHTほどできていなかった。

それでも繁華街の道路に面したところで展示するのでなんとかなるだろうのとの甘い考えを持っていたが、それは通じなかった。

 

 

NT広島miniは課題が多く残った。

出展された皆さん、申し訳ございませんでした。

 

そんな中、ギャル電さんが遊びにきてくれたのは嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、本当の本当の最後 16時になった。

 

 

 

 

3日間に渡ったNT広島関連イベントが全て終了。

 

NT広島運営委員会の皆さん、お疲れ様でした。

出展者、来場者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

この日帰宅した途端、今まで溜まっていた疲労が一気に襲いかかってきた。

ずっと気が張ってたんだろう。

 

やっと楽になれた安堵感からか、

 

 

1日寝込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、NT広島に触発されて新たな動きが。

 

 

 

 

 

 

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