「レッドハッカソン オンライン 2020」に参加しました
公開日:
:
最終更新日:2020/12/26
ニューノーマル, ハッカソン・アイデアソン オンライン 2020, レッドハッカソン
5月23日・24日「レッドハッカソン オンライン 2020」に参加しました。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/innovation-event/redhack2020online.html
レッドハッカソンとは、広島県が主催する広島最大規模のハッカソンです。
私は2016年に初めて参加して以来、縁あって毎年何かの形で関わらせてもらってます。
2017年・2018年は司会をさせてもらい、2019年は参加者として優勝しました。
そして、2020年
新型コロナ感染症が猛威をふるい、全国に緊急事態宣言が発令され、外出自粛の状況になりました。ハッカソンなんてもってのほかの状況です。
そんななか、レッドハッカソンがオンライン開催として募集を始めたと聞き、どうやってオンラインでハッカソンをやるのだろうかという興味、今後イベントはリアルからオンラインが主流になるだろうから自分のための勉強という理由から参加を決めました。
広島県が主催するハッカソンなので、運営の方たちは細かいところまで準備をキッチリされており、オンラインハッカソンへの強い熱量を感じました。
それも安易にオンラインの特性を活かしたものではなく、今までリアルでやってきたレッドハッカソンをそのままオンラインでできないかという挑戦を感じました。
それが最もあらわれていたのが、チームビルディングでした。
チームビルディングは、チーム参加にするか、事前に運営側でチーム分けをするのが運営にとっては一番簡単です。
個人的な経験として、ハッカソンの運営側としては、チームビルディングが一番大変です。
チームビルディングが終われば、あとは最悪何もしなくてもコトは進みます。
それを、今までのレッドハッカソンと同じく、参加者全員が自分のアイデアを発表し、参加者全員で投票し、上位数人のアイデアをもとにチームビルディングするという方法をオンラインで再現することに果敢に挑戦されていました。
これは、とても大変そうでした。
ここは色々と課題がありそうです。多くのノウハウ、知見がたまったのではないでしょうか。
ハッカソンらしく、チームビルディングをスムーズにするサービスをハッカソンの成果物として発表したチームがいたことが驚きでした。
あったらいいと思うものは自分で作る。
これぞハッカー精神なのでしょう。
自分のチームについて
自分のチームは、東京の凄腕の方2名と昨年のヒーローズリーグの3冠王のペンタさんという凄いメンバーでした。
足手まといにならないようにしなければ・・・
作ったものは、無観客でプロ野球を楽しむサービスです。
クラッピーという拍手するおもちゃやLINEを使うことで、遠隔の球場で拍手したりジェット風船を飛ばしたりできます。
私は、LINEのチャットボットの実装を担当しました。
発表の時は、LINEのチャットボットでジェット風船を膨らますところをリアルタイムでデモをしました。
下の動画のように、審査員にLINE上の「風船」ボタンをタッチしてもらうと、遠隔にある球場のジェット風船が膨らみます。(ここはペンタさんが実装)
一応、足手まといにはなってないようで、ホッとしました。
他のチーム
優勝チームは、「ガヤ人形」
2日間、レッドハッカソンにオンラインで参加していました。思いがけず賞までいただいて、楽しかったし嬉しかったです!
イベント会場を遠隔で賑やかす「ガヤ人形」ができました😆 pic.twitter.com/2OOpnxt9X1— Tantan / Webデザイン修行中 (@shamojiko)
勉強会やセミナーでオンライン参加者が遠隔から歓声や拍手を鳴らせるアプリです。
完成度の高さ、アプリ・スライドのデザインの素晴らしさで、文句なしの優勝でした。
このチームのリーダーの方は、昨年のレッドハッカソンでも素晴らしいデザインで勝負され、エンジニア中心になりがりなハッカソンにデザインという風を巻き込み、デザインの力、デザインの重要性を再認識させてくれました。
優勝チームの作品のように、「アプリからコマンドを送り、遠隔にいるデバイスに何かさせる」というプロダクトが多かったです。
あと、みんなすごかったのですが、私は参加者全員の投票で決めるオーディエンス賞には以下の作品に投票しました。
オンラインで顔の表情で勝負するゲーム「顔バト」
これは面白い。審査員とのバトルができなかったのが残念。 #レッドハッカソン pic.twitter.com/SMeb7vDtOf
— たつや (@tatsuya1970)
本番でデモがうまく行かなかったのが残念でした。
しかしなんと、後日、角川アスキー総合研究所の遠藤諭さんより、審査員特別賞を送られてました。
おめでとうございます!!
Web会議ゲーム市場(!)といをものを作りだしてください!! https://t.co/DHoQCAcoBc— 遠藤諭 / 角川アスキー総研 / 元月刊アスキー編集長🍛🎮💻🛀🏻🍻 (@hortense667)
我々のチームは残念ながら何も賞を取らなかったです(涙)
気づきメモ
プロダクト
LINEのチャットボットが多く使われていた印象です。
iPhoneだろうが、Androidだろうが、日本中の老若男女だれもが持ってる最強アプリだから、誰でも使えます。
それに、遠隔にいる審査員や他の参加者にQRコードで実際にプロダクトを触ってもらえる。
ニューノーマルの時代は、LINEチャットボットは、さらにその存在をますます大きくするような気がします。
サービス
運営や全員が揃うときはZoomをメインに、
各チームで作業をするときは roundz をメインという布陣でした。
この組み合わせは、まったくストレスなかったです。
もし自分がするイベントでも、Zoomが基本になるのかなと思います。
私のチームの間では、
ミーティングはroundz、
テキストですむ連絡事項やデータの受け渡しは、Facebookのグループとメッセンジャーを使ってました。
他のチームをきくと、結構Discordを使ってたような印象でした。Discord最強って言ってた人がいたような。
私はまだDiscordをまともに使ったことないので、何かの機会で使ってみたいです。
以上、
多くのことを肌感覚に吸収できて実りが多かったハッカソンでした。
お疲れ様でした!
#レッドハッカソン pic.twitter.com/SbsTkTZL8k— たつや (@tatsuya1970)
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